この3日間、まさに頭は数字でいっぱい状態!
というのは、ガス・電気の供給会社を変えようと思ってあれこれあれこれいろいろな会社のいろ〜んな課金システムを比べていたのだ・・・これがもう、ややこしいのなんのって、ガス料金の課金システムは使用量が解れば簡単なのだけれど、電気のほうが一筋縄じゃいかない
実は燃料費が5%も値上がりした去年の秋にも、いろんな会社が競って料金パッケージを出して来て、「ガス・電気会社を変えた方がこんなにお得です」という事で別会社への乗り換えがちょっとしたブームになった。「変えようかなあ?」と思ってちょっと見直しはじめたのだけれど、料金の比べ方が複雑で、結局月に£15程度(2500円位)の差ならサプライヤーを変える面倒を考えたら別にいいや、、と思ってしまったのだ。
そして、去年からの契約が終了するにあたって、またも「次はどのパッケージにしますか?」とのメールがきたので、今度はちょっと腰を据えて2年前までの請求書を全部見直した。
電気料金の課金方法に「エコノミー7」というのが人気になったのは90年代だ。夜中の7時間、エリアによって12時から7時だったり、11時半から6時半だったりするのだけれど、とにかく夜中の7時間は1キロワット当たりの料金が昼間の半分程になる。これは家に充電式ヒーターがあったり、夜中に洗濯機・乾燥機を使用したりして、とにかくこの7時間の間に沢山電気を使う人にはお得だ。その他シフトの仕事で夜起きている人なんかも得になる。
我が家の電気メーターは何故か前の人の時からこのエコノミー7になっていて、当時はよくわからないままにそのまま昼レートと夜レートで払っていた。でも2−3年経って、私たちには全然向かないという事で「昼夜無しの均一料金にしたい」と言ってメーターを変えてもらった。
以来9年間、メーターの読み取りは昼と夜の2つの数字になるけれど、実際には合計の出力数をフラットレートで払っていた。・・・・はずだった!!
いや〜〜、今回今までの明細書をひっくり返してびっくりしたわ、、、私もいちいちチェックしてなかったといえばそれまでだけど、なんとフラットレートどころか、昼と夜の使用量が逆になって課金されている。つまり、一日の使用電気料の8割が安い夜中レートで請求されていたのだ・・・・
こっちの落ち度じゃないとは言える。この1−2年はメーターを実際に読みに来る人もいなくて、ずっと自分でメーターを読んで数字を申告していたのだけれど、いったいいつから逆になったのか、古い請求書をひっくり返してみたら、2007年に会社の人がメーターを読みに来た数字が既に昼夜逆になっている。私が自分で読んだメーターの数字は当然「前回の数字の次にふさわしい数」を申告していたので、そのままずっと逆になってしまったらしい。
まいったなあ、、、だって会社を変えるときは当然最終のメーター読みをするわけで、どうやらこれも自分で新旧両方の会社に申告するらしいけど、突っ込まれたら面倒だわ、、、「最初にそっちが読み間違えたからそのまま来ちゃったんでしょう!」というのが私の断固とした主張なのだが、下手をすると「何年も偽りの申告をして料金を正しく支払わなかった」と言ってくるかもしれない。
あ〜あ、、だからイギリス生活っていやなのよ!それでも、このエコノミー7の読み取りが逆だった場合、フラットレートにした場合、これまで通りに知らん顔で続けた場合、といろいろなパターンを計算してみても、やっぱり他会社にしたほうが家計は助かる事になる。ここは面倒だが思い切って変える事にした。
突っ込まれたら言い返すまでよ、、、月に2000円ちょっとでも家計を抑えるほうが大事だしね。本当にイギリスってこういう所がいい加減。何年も経ってから気がついちゃったこっちが気分悪くなるんですもの。
会社スイッチには4−5週間かかるとの事、これからハラハラしちゃうな〜〜