見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

October 2013


雨が降ったり止んだりで、どうも暗〜いと思ったら午後からカラッと晴れて素敵な秋日和になったり、風ビュービューで寒いのかと思うと気温は以外と17度くらいであったかかったり、、、、今年も落ち葉の季節がやって来たね

最近朝のコーヒーがいろんな店で競争になっている

朝、仕事始めには私はやっぱりコーヒー 私のコーヒー歴は11歳の時からだ。 中学生になるとほぼ同時に聞き始めたラジオの深夜放送、別に当時はコーヒーが美味しいなんて思ってもいなかったけど、習慣でラジオ番組開始の前にコーヒー を飲むようになった。もちろんあの頃はインスタントで、もっと美味しいコーヒー(=自分で豆を轢いてドリプで入れる)を飲むようになるのはもっと先の話 だ。日本にいた頃は毎日小さなミルで1杯分をガラガラと轢いて入れていた。そんなコーヒー好きの私がイギリスに来てしまったのだから、最初の頃はコーヒー 欲求不満だった。なにせ私が来た当時のイギリスはコーヒーはまだまだマイナーで、美味しいコーヒーにお目にかかるなんて事は滅多になかったのだから・・・ 高級ホテルのラウンジで頼むコーヒーでさえ当たりハズレがあった位だもの

それがこの10年程の間にイギリスもすっかりコーヒー国になった。統計によると今では紅茶よりもコーヒーのほうが多く飲まれているのだとか・・・・イタ リア系、フランス系、そしてアメリカのスタバがどんどん進出してきて、コーヒーの味もしのぎを削っている。(それでもアイスコーヒーに関しては、スタバの Iced Americano以外はまだまだ飲めないけどね)私の好みではイタリアン。イタリア系のコーヒーショップ=Costaが私の一番のお気に入り。でもこ のCosta、残念なのが、家の近くにはあるんだけど職場回りには無いのよ、、、。今まではコーヒーを買うのは2件だったのが、最近になってもう一軒増えた。個人のカフェで も最近は東欧系のお店はイギリス本来のカフェより珈琲には敏感だ。

私の財布には3種のコーヒー店のカードが入ってる。
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毎朝のコーヒーは今まではスタバかマクドナルドで買っていた。スタバの良い所は私の好み通りにちょっと変えて作ってくれる事。「あなたのお好み通りのコー ヒーを入れます」という宣伝文句どうり、アメリカンのお湯の量やミルクの種類、シロップやトッピング等、こっちの注文に対応してくれる。私はエスプレッソ じゃ濃過ぎて、アメリカーノじゃ水っぽいので、いつもアメリカーノでお湯の量を少なく入れてもらう。ミルクはホットよりも冷たいのをちょっと少なめに。こ れは色で決まる。お姉さん達は私の事を知っているから、毎回私の顔を見ると注文する前に「いつもの?」の一言で作ってくれる

マクドナルドは意外かもしれないけれど、コーヒーマシンで入れてるとはいえ、フレッシュな豆を轢いているので結構美味しいのだ。そしてなんといってもスタバとはお 値段の差が・・・機械でのホワイトコーヒーを注文すると私にはミルクっぽいので、コーヒーはブラックで注文し、小さなミルクを一つ貰って入れている。毎日 同じコーヒーを飲むより日によって気分で変えたほうがマンネリにならないし・・・?マックのコーヒーのほうが味はまろやかで、スタバのほうが濃くて渋い味わい。それにしてもスタバのアメリ カーノが一杯£1-95、マックは£1-19だ。この差は実は大きい

しかも、、、どちらもいわゆるロイヤルティーカードというものがあって、そう、何回か買うと次の1杯がタダになるというやつだ。
マックは6杯買うと7杯目が無料になる。これって結構早く溜るのよね。週に3回買えば2週間毎に1杯がタダになる。それに対してケチなスタバは15杯も買わないと次の1杯が無料にならない
似たようなロイヤルティースキームでもその差は歴然

単純計算すると、まずマックは1.19x6=£7,14で7杯だから1杯£1.02だ。
それがスタバは1.95x15=£29.25で16杯飲めるという事で、1杯は£1.83!
毎日の事となるとこの差は大きいでしょ!!

そこへ乱入して来たのが大手スーパーのWaitroseMy waitroseというカードがあって、これは割引になったりこれで支払いをしたりはできないのだけれど、毎回の買い物内容をデータにして、ある程度利用 するとそれに見合ったバウチャーをくれるらしい。たいていスーパーのバウチャーって自分は普段買わない物がスペシャルプライスになってたりして使えない事 も多いのだけれど、これは個々のショッパーが何を買ったかを分析して個人に合わせたバウチャーをくれるので使えそうだ。その他に£5以上の買い物をするとその日の新聞が無 料で貰えるというもの結構使える。数種の新聞から選べて、ちょっと高い週末の分厚い新聞でも同じく貰える。そして極めつけは、コーヒー/紅茶のマシンを設 置しているブランチでは、一日に1杯無料で買える貰えるのだ

珈琲/紅茶が一人一日1杯タダ

このWaitrose、職場の目の前にあって、家の近くの大きなブランチにはドリンクのマシンは無いのに、この小さなブランチにはあるのです 自分で入れるマシンだけれど、フレッシュな豆をその場で轢いて入れているので、泡がフワフワと立っていてとても香りが良い。

勝負あったよね!
毎日ちょっとづつのお茶やサンドイッチがどれだけの節約になるか・・・・それでも一応ご近所ビジネスだし、どこもお互いお馴染みだし、い きなり他には行かなくなって毎日毎日きっちりと無料の珈琲を貰いに行くのもなんだかちょっと気恥ずかしい、、ので、まあその時の気分でやっぱり3者3 用に使い分ける事になるんだよね。さて、明日はどのカードを使おうかな・・・


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まとめアップのウェイマス行き、写真のおまけ編で締めくくろうか・・・ ジュラシック・コーストと呼ばれるこの一帯の海岸はユネスコの世界遺産に登録されていて、ジュラ紀に形成された地層からは化石がじゃんじゃん出る。今もその手の研究には引く手あまたで化石採取に訪れる人も多い。この写真の左手はチェシル・ビーチ(Chesil beach)という砂州で、ポートランドから海岸沿いに西へ17マイル続いている。白い砂浜のように見えるけれど、ここは実は玉砂利だ。ゴロゴロとした石はどれも丸く、一つ一つは青っぽかったりグレーだったり、白く光るような色だったり、、それが集まると遠目からは白い砂浜のように見える。ここから17マイル歩く人もいるらしいけど、玉砂利はとても歩き難いので私は苦手。でもこの海の色ときたらもう素晴らしく綺麗だ

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ポートランドは集落地が限られていて、南端のほうはまだこれから、、という感じだった。でも新しく家やフラットを建てていたからこれから増えるのかもしれない。ウェイマスから橋を渡ってすぐのchiswellエリアの家はいわゆるコテージスタイルのテラスハウスが並んでいる。高台から見ると私の好きなLowry(L.S.Lowry)の絵のようだ。可愛かったので近くでも撮ったのだけれど、写真にはうまく収まらない。やっぱり街並は遠目からのほうが断然良い
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ウェイマスの近くにあるとは知っていたのに、こんなに近いとは思わなくて見逃しそうになったのが、Ormingtonという村にあるWhite Horseだ。馬に乗ったジョージ3世の姿を緑の大地に彫りつけたもので、オリジナルは1808年に彫られたものだ。その後修復したもののちょっとオリジナルのラインとは違ってしまっていたのを、オリンピックの前に綺麗に蘇らせたのだそうだ。ウェイマスの街から見えるとは知らなくて帰る前の日にビーチ沿いを歩いていたら、夕日が丁度この白い馬に照り返っていた
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ウェイマスの中心からこの真下のビーチ沿いを歩いて1時間くらいだったから、この上にあると知ってたらもうちょっと頑張って昇ってもよかったかな。でも近くに行っちゃったらきっとこの絵はよく見えないのだろう。夕日が反射しなかったら見逃してた、ラッキー

ビーチやハーバー、マリーナ、、といろんな顔を持つウェイマスの裏側、海とは反対側には野鳥の宝庫とされる自然保護区がある。湖というよりは沼に近い(?)このエリアも1時間程で歩いてまわれる。自然の中をいろんな鳥の声を聞きながら歩くと、道ばたにはラズベリー(木いちご)が沢山生っている。黒に近いような濃紫色のもや赤い色のラズベリーはジャムにすると美味しいんだよね〜〜
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ウェイマス/ポートランドは何処をどう歩いても1時間程で1エリアを回れるのが良い。半日(3時間程)歩いて、午後はバスで回りの街へ行ったりカフェやティールームでお茶したりして、我ながら効率よく過した5日間だった

帰るギリギリまでお天気はまずまず。晴れと曇りが半々な感じだったけれど雨には降られず、気温も17ー8度で歩くには丁度よかった。なんと、帰りのロンドン行きの電車でウェイマスを後にしてものの10分程で雨が降り出し、お天気は下り坂で気温も急激に下がってしまった。晴れ女の私、やっぱり今回もラッキーだった
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昇る朝日も最高だったけれど、沈む夕日もまたドラマチックな景色。風ビュービューな中、頑張ってポートランドの高台までバスで戻って撮って来た夕日。絶対また来たい また来るよ


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ウェイマスでの2日目、朝起きてリビングに行くとまさに陽が昇ろうとしている所(7時半頃)、そのまま観ていると窓の外真っ正面に朝日が昇って来た。この写真はリビングの窓越しに撮ったもの。プライムロケーションとはこの事だ、まさに絶景!!

この日から2日かけてウェイマスのお隣に繋がる島、ポートランド(Portland)を歩こうと、地図や資料を見ながら検討していたのだけれど、距離は短くても、アップダウンがあるし足場も悪いと思うようなスピードでは回れなそうだ。途中をはしょるにはバスに乗るという手があるのだが、どこをバスが通るのかが解らないとルートが決められない。そこで昨日のうちに一度バスでポートランドまで行ってみた。ウェイマスからポートランドまでのバスは一番頻繁で10分毎に出ている。夏のシーズン中は島の先端にある灯台まで行く観光客用バスが出ていたそうだが、10月からはその路線は無くなっている。)地図を持ってバスに乗り込み、島のどこにバス停があるかをチェックして印をつける。ロンドンと違ってバス停1駅の距離が長い。というのは、集落地以外は何にもないので、次の集落までバスは止まらない=止まる意味が無いのだ。

丸一日歩くより、まず東側を半日歩いて翌日に西側を、、と決めてみた。歩いてみるといきなり急勾配が延々と続く。日頃ステップで鍛えておいてよかった!ポートランドは実は良質の石灰石で有名だ。ポートランドで切り出されるライムストーンは輝くような白黄色で、多くの有名な建築物がポートランドストーンで建てられている。セントポール寺院、バッキンガム宮殿(正面側)、国会議事堂、リージェントストリート、国内にとどまらず、国連本部の建物もポートランドの石が使われているそうだ。まだ18世紀の頃、産業革命以前の時代に、切り出した何トンもの石を山から波止場へ運ぶだけでも相当大変だったはず。まさに知恵と人力の賜物だ

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右の小道(昔の商道)を延々と昇ってきたご褒美がこの風景。向こう正面がウェイマスの街で左の白い筋になった海岸がジュラシックコーストでも有名なChesil Beach。実はこの砂州は岸からは離れている。海岸線と平行にこのポートランドから17マイル、ひたすら線のような砂州が続いているのだ。ウェイマスとの間の海はオリンピックのセイリング競技が行われた所。以前は海軍が所有していたそうだが、今はプライベートなセイリングスクールがある。

ちなみに歩いている間、ほとんど人に会わない。時折私のようにハイイングをしている人や犬を散歩させている人とすれ違ったりするものの、すぐにまた一人になってしまう。地図にはないような小さな小径が無数にあって、どこからか現れた人もまた気が付くとどこかへいなくなっている・・・それにしてもここはお犬様天国だ。ビジターか地元の人かの区別は犬を連れているかどうかで解ると言っていい。それでも犬の糞なんてほとんど見なかった。ちゃんと良識ある人達がきちんと躾けた犬を連れているのは気持ちが良い。

高台をさらに歩いて行くと、要塞跡=Verne Citadelに出た。
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ポートランドは南端の島だから昔から要塞が作られ、島を守る役目をしてきた。Portland Catsleはヘンリー8世の時に作られた要塞で、東の玄関口にある。そして島の最高部に作られたVerne Citadelは第2次世界大戦時に訓練の場として使われ、やがて兵士達(英軍のみでなくアメリカからも合流した連合軍)はウェイマスからノルマンディー上陸作戦(D day)に出て行ったのだ

シタデールの後、簡単な地図では解り難いので目につく小径を見ながらどっちへ行こうかとウロウロしていると、近くでガーガーと音がするのに気付いた。ゴミの収集車のような音なのだが切れ目がない。何事があるのかと思って少し高い所に上がってみると、目の前にいきなり採石場が現れた!これぞ有名なポートランドストーンの切り出し場だ。
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それにしても再良質と言われる石灰石は目にしみる位に白い。切り出した部分の地層がはっきりと見られる。ポートランド西側のTout Quarry(タウト採石場)は18世紀に稼働していた旧採石場だ。ここは今では残された石を彫刻に使ってアーティストを育てるいわゆる地域プロジェクトに利用されている。まだ機械の発達していなかった時代に、ここからセントポール寺院やリージェントストリートを造った石が運ばれていったのだ。このタウト採石場の中には60を越える彫刻がさりげなくそのへんの石に刻まれている。私は数個しか見つけられなかったけれど・・・

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高台からまた細い道を下り、茂みの中を一人で歩いているとちょっと不安になったりもする。「ここで足を滑らせて死んだら、当分誰にも見つけてもらえないんじゃないだろうか・・・?」という恐怖がフッと襲って来たりするのだ。もちろん私の場合はあくまでも一人で来たかったからそうしたので、一人で計画して歩き回る醍醐味を充分に味わいたかったのだけれど、たまに人が歩いているとやっぱりほっとする。それにしても無限にルートがある。今度また来た時には違う道を行ってみよう。距離的には近いのだから迷って出られなくなるという事は無い。実際3時間程歩いても距離としては3キロ四方内だ。疲れたら途中から大通りに出てバスに乗ってしまえば良いんだし・・・

今度はうちの彼も一緒に歩きに来よう。もともと彼の方が歩くのが好きだからね、きっとここが気に入るだろうな


行ってきました!ドーゼットへの一人旅!
本当は日々ブログにアップしたかったけれど、一軒だけのインターネットカフェはなんと5時で閉まってしまい、携帯でのアップは入力に時間がかかるし、電波のリセプションが悪くて写真一枚アップするのにもものすごく時間がかかるのでやめてしまった。そこでまとめて数日分をアップ!

今回はパリ行きの代わりに国内を選択。ホテルやB&Bでなく、一人でフラットを借りてしまった。ちょっと高めのB&Bに泊まる値段で、大きなリビングにキングサイズのダブルベット、素敵なキッチンが全部揃ったフラットはビーチ沿いのプロムナードに面していて窓一杯に広がる海!!実際に滞在したフラットはこの写真の右側に並ぶジョージアンスタイルの中の一軒だ
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実は私はこのホリデーを計画するまでWeymouthという街の事を知らなかった イギリスでポピュラーな南海岸といえば、まずコーンウォール地方、そしてトーキー(Torquay)初めイングリッシュリヴィエラと呼ばれるシーサイドリゾートを含むデヴォン地方が有名だけれど、ウェイマスはドーゼット州にある。丁度ジュラシック・コースト(ジュラ紀の形成された地層や多数のアンモナイトや化石で有名)と呼ばれる世界遺産に指定されたエリアのほぼ中央にある小さな街で、いわゆる大型のパッケージホリデータイプのコンクリートのホテルは無く、今でもイギリスらしいちょっとアップマーケットなリゾート地だ。

街は小さいながらもアップマーケットなのもうなづける、というのは、このウェイマスは18世紀末にジョージ3世が14年間毎年夏を過した場所で、その後のヴィクトリア時代にも上流階級の人達で賑わったという。ジョージ3世といえばある時期からちょっとおかしくなってしまったというのが有名で、そのいきさつは舞台の「The madness of George III」、そしてそれが映画化された「英国万歳」で描かれている。ウェイマスの中心にはジョージ3世の像があり、ウェイマスからのバス路線の始発点になっている。

そして自分としてもちょっと迂闊だったのが去年のオリンピックだ。ウェイマスはすぐお隣にあるポートランド島と共にオリンピックのセーリング競技会場になった場所で、今回行ってみて街が綺麗だったのも、おそらくオリンピックに備えてちょっと手を入れたのかもしれない。オリンピックは見ていたけれど、ロンドン市内以外での競技場が何処か、までは把握していなかった・・・ウェイマスとポートランドはセットになっているといっていい。
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小さいながらもいろんな顔を持つWeymouthの街。街の中心は車禁止の2本の通りで、ここにほとんどのお店が並んでいる。ロンドンでも御馴染みの店からインデペンデントなローカルな店まで、散歩がてら見て廻るのは楽しい。一軒だけある小さめのデパートは私の一番好きなDebenhams。そしてショップ街を抜けるとハーバーに出る。このハーバーエリアはとても可愛い。コテージスタイルの小さめの家が色とりどりで、ハーバー沿いにはパブやレストランがずらりと並ぶ。ウェイマス中心地はハーバーを渡る橋の向こうとこちらの2エリアに分かれている。

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ハーバーから街の裏側はマリーナ。ヨットがこれでもか!!というくらいにひしめき合っている。ハーバーからマリーナへ船が通るためにはタウンブリッジを上げないと通過できない。時間になると橋が開いて次々とボートが通る。ロンドンのタワーブリッジとは規模がまるで違うけれど、これもとっても可愛い。マリーナ側からは内陸の景色が広がる。ドーゼットはとてもイギリスらしい田舎街が点在しているエリアで、海側とはまた違ったイギリスの風景が見渡せる。歩いて30分程で一周できてしまう小さな街なのに、白い砂浜のビーチ、漁村っぽいハーバー、ちょっとリッチなマリーナ、そして緑の丘陵景色と、いろんな顔を持つ素敵な街だ

どうして今まで知らなかったんだ・・・!と思う位素敵な発見。それでも夏のシーズン中はかなり混み合うんだろうね。観光地としての写真をみるとビーチは人で溢れて、回りの街やポートランドへのバスサービスももっと多いらしい。そんなシーズンもやっぱり9月まで。丁度街が日常に戻ったような雰囲気の時に来たからとても静か。訪れているのはお年寄りカップルが多いよね。それもリタイヤしてちょっとゆとりのある人達。いわゆる品の悪いリフラフがいない・・・特別にポッシュというわけじゃないけれど、ある程度のレベルの人達だ。だから街に品がある。

地元の人達はもちろん普通に生活しているわけだから、当然バスには学生が乗り、買い物袋を子供のバギーにぶらさげたお母さんが行き来する。外国人は極端にいない、、、黒い人さえも。全くいないわけじゃないけれど5日間で数人しか見かけなかった

4泊5日で沢山歩くつもりで来たので、広いフラットのリビングで地図を広げて検討する。中2日はポートランドを歩こうと思っている。ポートランドは直線で南北6キロ、東西2.4キロの小さな島だけれど、険しい丘陵になっていて、海岸沿いから高台まで歩くルートが無限にある。この島もまた多くの歴史と顔をもっている。すべてを歩くのはきついけど、まあ半日歩くのを2日がかりにするかな



さて、、先月、先々月は本当に何という事もなく過ぎてしまって、ブログの更新もネタが無いままにスローダウンしていた。でもその間にとりあえず達成した事、、、それは7月からちょっと頑張っていたダイエットプランが順調で、3ヶ月で12キロのダウン成功!!

で、自分へのご褒美は半年振りのジェルネイル。

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ネイルはこちらでの生活に於いては贅沢なので最近はやめていたのだけれど、やっぱり気持ちが切り替わる。今回はワインレッド色の逆フレンチと茶/ベージュのマーブルにパープルのストーン。ついでに髪も切って、ちょっと新しい自分をスタートさせる気分。やっぱりね、これからどんどん暗くなっていくわけだし、何かの形で自分を応援してあげないと乗り切れないのよね。

今までにも減量/ダイエットは何度もやっているけれど、今回は初めて「低炭水化物ダイエット」を試してみた。今までも食事は沢山食べるほうでもないし、自分でカロリー計算はある程度把握していたつもりだったけど、やっぱり自己流管理じゃダメなのだという事を思い知った。他の栄養素とのバランスがやっぱり自分じゃ計りきれない。そこで今回は低炭水化物ダイエットの食事置き換えプログラムを試してみた。

事の始めはGroupon(グルーポン)。日本にもあるようだけれど、そう、いわゆるディスカウントバウチャーを購入していろんな事がスペシャル価格で試せるというアレだ。置き換えシェイク/スープ/食事2週間分が何と3分の一の価格で試せるという事で、ダメもとで購入してみた。私は甘い物が好きじゃない。ダイエット用の食事置き換えシェイクというと、こっちにある商品は滅茶苦茶甘い ず〜っと昔に試した時は甘くてとても飲めなかった。シェイク以外の商品は極端に少なくて、味の種類も飽きがきてしまいそうなものばかりなので、今まで一度もまともにはトライした事がなかった。でも今回の商品はまずシェイクが甘過ぎない。味も飲み易いし、スープが6種、ポリッジが2種、パスタやシェパーズパイなんかもあって(もちろんちゃんと作ったディナーとは大違いだけど)一応どれも味は合格点だ。他に何も食べなくても3食分で一日に必要な栄養素がカバーされている。

朝とお昼を置き換え食にして、夜は彼と一緒に夕食を食べるというパターンにした。ただ、夕食のご飯やパスタは私の分は量を半減/無しにして。その分野菜を増やしたりして調節した。驚いたのはこの置き換え食、シェイクやスープだけなのにお腹が空かない!!私は仕事に入ると一切のブレイクは無しでお昼は大抵2〜3時だ。それでも空腹を感じないでいられるというのは驚きだ。かくして辛い思いもする事なく、スルスルと体重が減って行った。もちろんエクササイズは週3ー4回は続けていたけれど・・・

困ってるのは、去年着ていたスカートがもうどれもブカブカで、それも「ちょっとユルい」なんてものじゃなくて、腰骨にかろうじてひっかかってるか・・?という感じなので、ちょっと着られない。サイズ直しに持っていこうと思うのだけれど、もし今直しちゃって後でまたリバウンドしたらどうしよう?? 一度小さくしたものは戻せないよ・・・サイズ直しも値段次第ではむしろ新しい服を安く買えちゃったりするしね〜〜 

ダイエットはした時はいいんだけど、維持するのはまた別問題だからね〜・・・私の場合、今までの人生を振り返ると10年周期でリバウンドしてるような気がする。でも10年後はもうばあさんだからどうでもいいかな、、
とりあえず身体が軽い。腹筋パックも腕回りの細い筋肉も戻ったし、ちょっとまた自分を新しくして冬に備えるとしますか



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