最近よくやるようになったのが、手作りのチャパティー(インドの平たいナーン=Naanのようなパン)。
カレーには欠かせないのがライスかナーンブレッド。日本のカレーなら間違いなくライスなんだけど、インドカレーの時はどうしてもライスじゃ重いので、ナーンかチャパティー(もっと平べったいラップのような感じ)のほうが食べ易い。
もちろんスーパーに行けばナーンは必ず売っている。オーヴンで4ー5分暖めるだけで食べられるのだけれど、でもこれが形以外は「いったいどうしてこんになも普通のレストランやTake awayのナーンと違うんだ??!!」と叫びたくなるくらい美味しく無い代物なのだ。違うメーカーのものや、大手スーパーのオリジナルものを試しても、絶対にあのしっとり、もっちりというパンの食感が全く無い。
で、探してみると、これがどうやら結構簡単に作れるらしいということで、初めて作って以来もう二度とスーパーでナーンを買うことは無くなった。小麦粉と水だけで簡単にできてしまう。ちょっと塩を入れたりコリアンダーを混ぜたりとバラエティーも付けられる。ただ、ちょっとだけ頑張る必要があるのが、「こねる」作業だ。英語ではKneed(発音はニード)。10分くらいのコネコネ作業さえ乗り切れば簡単にできる。
小麦粉は英語でFlour=フラワー(flowerと同じ)。パンにお菓子に麺類やパスタにと、いろんな用途に用いられるけれど、この小麦粉の割合や分量というのが結構何処を探しても千差万別だったりする。
インド式のチャパティーにはAttaという粉が使われるそうだけれど、わざわざ探すのも、、と気後れする。パンやパスタに使う日本でいう強力粉はBread Flour あるいはStrong flour。薄力粉はこちらでは多分普通のPlain flourでいいみたいだ。(cake flourなんて説明もあったけど、cake flourなんてパッケージは見かけない、、、)とりあえず家にあるのはSelf-raising flourで、これはあらかじめベーキングパウダーを混ぜてある。ベーキングパウダーは要らないんだけど、とりあえずあるものを使ってみるのが手始めというもの。
結局作ってみたらplainでもself-raisingでも私には違いは解らない、、ということで、以来数回作るうちに、もう分量も適当で、水の量も手触りでなんとかしてしまうようになった。コネコネする時の生地の感触で粉を足して調整する。kneed...kneed...ひたすらkneed。滑らかにさえなればフライパンで焼くと中からプク〜っと膨らんで来る。これがうまく膨らめば成功
このコネコネ作業に慣れて来ると、 他にも試してみたくなる。ということで今回作りましたよ、
餃子!・・・といってもいつもとちがう、手作り餃子の皮で作る餃子!
餃子はうちの彼の大好物でいつも大喜びで食べてくれるけれど、焼く段階で皮が硬くなったり油っぽくなったりすることがある。いつもは日本のスーパーで冷凍されてる市販の皮を買って来るのだけれど、この際自分で作ってみることに・・・
もちもちでパリパリの餃子の皮、、、早速レシピを探すと、これがもう一つとして同じじゃないのね、、、?? 強力粉と薄力粉を混ぜるというのが一般的だけど、この分量が強力粉100%から7:3、5:5、4:6、、、さらには白玉粉を使うなんて人もいて、いったいどれが良いのやら・・・?
第一こっちでいうPlain flourというのも、薄力粉と同等なのか、中力粉に当たるのかも微妙な所なのだ。plainだけでやってみようかとも思ったけれど、せっかくなのでStrong flourと半々にしてみた。 打ち粉は多数意見を参考にしてコーンスターチで。
コネコネ混ぜたら一度まとめてラップして1時間程置く。
丸く伸ばすのが結構難しい、、、でもこれは包んじゃえば解らないので気にしない!!でも伸ばしてるとどんどん大きくなっちゃって、これは特大のジャンボ餃子にするしかないか、、、?
皮が大き過ぎるからなんだかタコ入道みたいなものに、、、?でも焼いちゃえばわかんないよね。
ちょっと見た目悪いけど焼いた方は外がカリカリで皮の厚い所はモチモチ。
中国の人は餃子は普通茹でるんですよね。私の鍼の先生もそう言ってた。で、いくつかを水餃子に。こちらはモチモチで、いつもは焼き餃子大好きな彼が「こっちのほうがいい」と言っていた。市販の皮だと弾力が無くて薄いから、茹でるとなんだかヌルヌルしてる感じだけど、手作りの皮だと食感が出て茹でたほうが美味しいという事なのかな。
それにしても形悪いねえ〜〜〜!まあ今回は皮が大き過ぎたと言う事で、次回はもうちょっと小さくしてみますわ、、、、
このコネコネ、まだまだできそうなのだわ、、、次はなんだろ?そうだ、ピザにしようかな、、