大好きなパリで両親と合流という、本当に楽しみにしていた3日間、元気で会えて嬉しかった! 着いた日にホテルを訪ねて顔だけ見る。2日目が朝から3時頃までフリーだというので、朝迎えに行った。
一人では見学に行かなかったオペラ座を見て、その素晴らしさに圧倒される。
「オペラ座の怪人」でのセットに再現されていた正面階段ではモデルさんが撮影していて、写真をとるのに困った、、 でもここはベルサイユみたいに混み合っていないから、ゆっくりと写真のチャンスも狙える。「宮殿じゃなくて劇場だよ」と何度も呟きながら歩いてしまう。明日のステージのリハーサルをやっていたようで、この日は客席には入れなかった、残念。でもボックス席は覗く事ができたし、写真で見る真っ赤な客席は重厚な雰囲気だ。
2階にあるホールはベルサイユの鏡の間にちょっと似ている。もちろん規模は全く違うけれど。このシャンデリアが凄いよねえ〜、これが全部蝋燭だったのだもの。
ところでパリは厳冬!! 日中でも1℃あるかないかで、おまけに風が強くて外を歩き回れるのはせいぜい15分くらい・・・オペラ座の前にルーヴル宮からテュイルリーをちょっと歩いたけれど、寒くてたまらない!! どうしてルーブルの前にあんなピラミッドを造っちゃったんだろう、、、本当に残念だ。私は美術館としてよりも、あの建物自体がとても好きなのだけれど・・・
オペラ座の後はサクレ・クール寺院へ連れて行く。ここはとても気に入ってくれた様子、特にうちの彼が。教会の中にジッと座って祈っていた。後で「どうしてこの教会の事を知ったの?」と聞くので「超有名だから」と答えると大笑いしていた。(自分の無知さ加減に) モンマルトルの街のカフェでお昼。フランスでよくある2/3コースランチというのは年取った両親には重過ぎるかと思ったけれど、入った所はクレープのメニューが沢山あって、父は子牛のステーキで、母と私達はクレープ。クレープといってもお菓子じゃなくて、中身はハム、チーズ、ほうれん草、ジャガイモ、トマト・・・と盛り沢山。
夜はいよいよ本番。今回パリへ来たのはこの為だ。夜8時からマドレーヌ教会でのミニコンサート。メインはフォーレのレクイエム。日本から参加した人達は100人もいて、狭い寺院の正面にぎっしりと黒のドレスで勢揃い。
そういえば、夜に教会に行くという事は滅多になかった。クリスマスでもない限り・・・厳粛なカンジに一層重みが加わって、それでいて沢山の人が聴きに来ていて、内部はざわざわとインフォーマルな雰囲気でリラックスできた。 すてきなひと時だった。美しい時間・・・
本来は教会なので内部での写真撮影は禁止されている。入り口にもはっきり書かれてるし、そのくらいの常識はありますが、今回の場合はちょっと違う。だってコンサートですもの・・?
終ってからは、結構みんなバシバシフラッシュをたいて写真を取っていたので、私も便乗してしまった。演奏者がみんな捌けた後に正面から一枚。外から見ると、ギリシャの神殿のようだけれど、内部は丸い曲線が生かされた女性的な建物だ。じっくりと見て廻らなかったけれど、まあそれはまた次回にするかな。
本当に楽しくてリラックスできた3日間だったけれどひとつだけホントにホントに悔しい事が・・・!!
2日目に両親と観光して、彼等をホテルまで送る途中、メトロの中で先週手に入れたばかりのスマートフォン携帯を盗られてしまった!!
信じらんないわよ〜〜!たった10日しか経ってないのよ!!
手荷物には気を付けていた。でもそれでもやられた、というのが本当に悔しい〜〜〜。一瞬だった。乗った電車が混んでいたので、歩き回った後の両親をちょっと気遣って手を引いて乗せたのだ。補助席が空いていたので、母をそこへ座らせようと手を貸していた時、変に押された。
確かに混んではいたけれど、ギュウ〜っと身体を押し付けられるような変な圧力だ。これはバッグやポケットからモノを盗む手段だというのはよく解っていたので、ハッとしてバッグを引き寄せた。その女はそのまま私を押しのけるようにして降りて行った。ドアが閉まって発車してからバッグは引き寄せたものの、ポケットから携帯がなくなっているのに気付いてショック! やられたわ〜〜!!
よく見てるよね、、、私が一人だったら絶対に取られなかったと思う。でもちょっと母を気遣っていた一瞬の隙を突いてきたのだ。これは悔しいけれど仕方が無い。仕方ないよ。それまで手に持っていた携帯を電車に乗る時にポケットにいれたので、間違いなくそれを見ていたのだろう。
はっきり言って、私にはこういう屑のような輩に裂いている時間は無い あんなに楽しみにしていた携帯を、初めて日本語が使えて大喜びのスマートフォンを僅か10日で取られたのは凄くショックだったけれど、年取った母が歩き疲れて電車に乗ったのを気遣っていた私の気持ちは、携帯より大切だからね。あの一瞬に隙があったのが私の過ちだというならそれでもいいよ。
そんな事より、早く携帯を買い直して無かった事にしてしまうのが一番。あんなゴミのような連中は(3人組だった)記憶にもとどめない。旅の思い出からは抹消してしまうのが正解だ。
というわけで、早速同じ携帯を注文した。今回はもちろん残念ながら無料というわけにはいかないけれど、、まあ仕方が無い。そうよ、元々携帯はタダだったんだから、私は別に失ったものはないのよね。使ったのも10日だけだから携帯の中身もほとんど大事な物は入ってなかったわけだし。
良い事もある、悪い事もある、、でもそれが旅の楽しみ。
それでもやっぱりパリは大好き。
すてきな3日間でした。
一人では見学に行かなかったオペラ座を見て、その素晴らしさに圧倒される。
「オペラ座の怪人」でのセットに再現されていた正面階段ではモデルさんが撮影していて、写真をとるのに困った、、 でもここはベルサイユみたいに混み合っていないから、ゆっくりと写真のチャンスも狙える。「宮殿じゃなくて劇場だよ」と何度も呟きながら歩いてしまう。明日のステージのリハーサルをやっていたようで、この日は客席には入れなかった、残念。でもボックス席は覗く事ができたし、写真で見る真っ赤な客席は重厚な雰囲気だ。
2階にあるホールはベルサイユの鏡の間にちょっと似ている。もちろん規模は全く違うけれど。このシャンデリアが凄いよねえ〜、これが全部蝋燭だったのだもの。
ところでパリは厳冬!! 日中でも1℃あるかないかで、おまけに風が強くて外を歩き回れるのはせいぜい15分くらい・・・オペラ座の前にルーヴル宮からテュイルリーをちょっと歩いたけれど、寒くてたまらない!! どうしてルーブルの前にあんなピラミッドを造っちゃったんだろう、、、本当に残念だ。私は美術館としてよりも、あの建物自体がとても好きなのだけれど・・・
オペラ座の後はサクレ・クール寺院へ連れて行く。ここはとても気に入ってくれた様子、特にうちの彼が。教会の中にジッと座って祈っていた。後で「どうしてこの教会の事を知ったの?」と聞くので「超有名だから」と答えると大笑いしていた。(自分の無知さ加減に) モンマルトルの街のカフェでお昼。フランスでよくある2/3コースランチというのは年取った両親には重過ぎるかと思ったけれど、入った所はクレープのメニューが沢山あって、父は子牛のステーキで、母と私達はクレープ。クレープといってもお菓子じゃなくて、中身はハム、チーズ、ほうれん草、ジャガイモ、トマト・・・と盛り沢山。
夜はいよいよ本番。今回パリへ来たのはこの為だ。夜8時からマドレーヌ教会でのミニコンサート。メインはフォーレのレクイエム。日本から参加した人達は100人もいて、狭い寺院の正面にぎっしりと黒のドレスで勢揃い。
そういえば、夜に教会に行くという事は滅多になかった。クリスマスでもない限り・・・厳粛なカンジに一層重みが加わって、それでいて沢山の人が聴きに来ていて、内部はざわざわとインフォーマルな雰囲気でリラックスできた。 すてきなひと時だった。美しい時間・・・
本来は教会なので内部での写真撮影は禁止されている。入り口にもはっきり書かれてるし、そのくらいの常識はありますが、今回の場合はちょっと違う。だってコンサートですもの・・?
終ってからは、結構みんなバシバシフラッシュをたいて写真を取っていたので、私も便乗してしまった。演奏者がみんな捌けた後に正面から一枚。外から見ると、ギリシャの神殿のようだけれど、内部は丸い曲線が生かされた女性的な建物だ。じっくりと見て廻らなかったけれど、まあそれはまた次回にするかな。
本当に楽しくてリラックスできた3日間だったけれどひとつだけホントにホントに悔しい事が・・・!!
2日目に両親と観光して、彼等をホテルまで送る途中、メトロの中で先週手に入れたばかりのスマートフォン携帯を盗られてしまった!!
信じらんないわよ〜〜!たった10日しか経ってないのよ!!
手荷物には気を付けていた。でもそれでもやられた、というのが本当に悔しい〜〜〜。一瞬だった。乗った電車が混んでいたので、歩き回った後の両親をちょっと気遣って手を引いて乗せたのだ。補助席が空いていたので、母をそこへ座らせようと手を貸していた時、変に押された。
確かに混んではいたけれど、ギュウ〜っと身体を押し付けられるような変な圧力だ。これはバッグやポケットからモノを盗む手段だというのはよく解っていたので、ハッとしてバッグを引き寄せた。その女はそのまま私を押しのけるようにして降りて行った。ドアが閉まって発車してからバッグは引き寄せたものの、ポケットから携帯がなくなっているのに気付いてショック! やられたわ〜〜!!
よく見てるよね、、、私が一人だったら絶対に取られなかったと思う。でもちょっと母を気遣っていた一瞬の隙を突いてきたのだ。これは悔しいけれど仕方が無い。仕方ないよ。それまで手に持っていた携帯を電車に乗る時にポケットにいれたので、間違いなくそれを見ていたのだろう。
はっきり言って、私にはこういう屑のような輩に裂いている時間は無い あんなに楽しみにしていた携帯を、初めて日本語が使えて大喜びのスマートフォンを僅か10日で取られたのは凄くショックだったけれど、年取った母が歩き疲れて電車に乗ったのを気遣っていた私の気持ちは、携帯より大切だからね。あの一瞬に隙があったのが私の過ちだというならそれでもいいよ。
そんな事より、早く携帯を買い直して無かった事にしてしまうのが一番。あんなゴミのような連中は(3人組だった)記憶にもとどめない。旅の思い出からは抹消してしまうのが正解だ。
というわけで、早速同じ携帯を注文した。今回はもちろん残念ながら無料というわけにはいかないけれど、、まあ仕方が無い。そうよ、元々携帯はタダだったんだから、私は別に失ったものはないのよね。使ったのも10日だけだから携帯の中身もほとんど大事な物は入ってなかったわけだし。
良い事もある、悪い事もある、、でもそれが旅の楽しみ。
それでもやっぱりパリは大好き。
すてきな3日間でした。