今は彼が仕事探しの真っ最中なので、ネットしたりCVを送ったりでコンピューターを使ってる。ちゃんと決まるまでブログのペースが落ちるかもしれません。
イギリスの大不況は1930年以来とか・・・今回はちょっと厳しいかも。
さて、少し日が長くなってきて5時頃まで薄明るい。なのにあしたから数日間は厳冬になるらしい。ヨーロッパからの寒波がやってきてるそうで、週末は日中の最高気温0度って出てるんですけど・・!!?? また道行く人が総出でニット帽になるんだろうなあ〜〜。でも日中で0度っていうのはなかなか最近無かったよ、、、っていうかここ数年暖冬で、たまに寒い日があっても我慢できない程じゃなかったからね。ああ、考えるのやだなあ〜
彼がMacを使ってる間、久しぶりにテレビなんぞ観てみる。我家のテレビはデジタルだからチャンネル数は160以上あるのだけれど、その中で観るのなんてたかが知れている。結局はリピートとかがすごく多いし、いつもつける度にCMばっかりだったりする。一番良くつけてるのは、フードチャンネルかヒストリー、ナショナル・ジオグラフィック、アニマル・プラネットといった類いの自然科学チャンネルだ。
最近始まった新しいチャンネル、Edenで、アッテンボロー卿(Sir David Attenborough)の番組を観る。自然、動物、植物、気候、いろんな角度から地球を捉えた彼の番組はやっぱり素晴らしい。日本でもNHKとかで放映されているはず・・・何といってもカメラワークが本当に凄い。自然のドラマは人間の作った架空のストーリーなど太刀打ちできないものがある。音楽が重なり、アッテンボロー氏のナレーションが入ると、完全に一つの映画になる。彼の語りは耳に心地よく、何度もソファーでうつらうつらしそうになってしまう。
小学生の頃、フランスのダイバー、ジャック・クストーの海底世界シリーズが好きだったけど、やっぱり最近のドキュメンタリー物はカメラの性能もすごく進歩してるし、編集もCGを足したりしてものすごく高度になってるよね。実際にはかなり遠くから望遠で撮ってるんだろうけど、ホントに貴重なショットが観られるようになった。画面もデジタルになってから本当に鮮明だし。
ペンギンはなんであんな厳冬の吹雪の中で、みんなでぎっちり並んで立ったまま卵を足で暖めるんだろう、、、? オーストラリアのカンガルーは、日中の気温が70度になる中で少しでも体温を下げるために、自分の身体を唾液でなめ、土を掘って低温の地面に身体を付けるなんて事をどうして知ってるのだろう? アフリカのトカゲは、地面に止まらないで空中で飛び交っている羽虫の集団に、なんであんなに巧くジャンプして1匹ずつ食べられるんだろう・・?下手なドラマよりもずっと面白い。
テレビでも本でもイギリスに来てからはフィクションものよりノンフィクション=ドキュメンタリー物が圧倒的に多い。それだけ質の高いものが多いからだ。 英語で読む本はほとんどがノンフィクションものだ。小説は、ハリー・ポッター以外では数冊しか読んでないなあ〜。日本で買ってくる文庫本は小説ばっかりだけど、、、なんでだろ? たまにすごく良い単発ドラマとかもあるんだけどね。年に1−2本・・・??でもやっぱりテレビはフードチャンネルかドキュメンタリーものばっかりだ。
ロッタリーがもし当たったら、即仕事は辞めて世界中旅して回りたい。見て、触れて、感じられるものに沢山出会いたい。彼の仕事なんか見つけなくていいから、もうこのままぜ〜んぶ放り出して旅に出ちゃおうよって言いたいんだけどね、ホントは。でも彼は旅じゃなくて、きっとどっか海沿いの街でのんびり暮らしたいっていうだろうなあ。私は旅じゃなければ、暮らすのは都会でないとダメだからそうなったら別々の道を行くしかないか・・・???