見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

November 2008

 

だんだん疲れが溜まってきたけど、時間が限られている以上無駄にはできない!
私の泊まっているホテルは2つ星のベーシックなホテルだけど、スタッフはとてもフレンドリーだし、部屋はちょっと古いけど毎日チリひとつなく綺麗にしてくれている。今朝、朝食に降りていこうとしたらお姉さんがエレベーターのボタンをひとつひとつ磨いていた。安いホテルでも気持ちがいい。
朝食を取るカフェテリアも小さいけれどとっても綺麗。7時半前なのでまだ3組ほどの人しかいない。ボンジュール!と声をかけあう。朝食で気がついたこと、、、

フランス人はクロワッサンをコーヒーに浸して食べる。

イギリス人はミルクティーにビスケットを浸して食べるけど、フランスはクロワッサンか、、、、毎朝誰かが必ずやってる。でもぐちょぐちょしないかしらね? パンだからコーヒーを吸ったらあっという間に崩れそうだけど、そこはみんな上手にかじっている。コンチネンタルの朝食といっても、パンはクロワッサン、ロール、トーストと好きなものを食べられるし、シリアルも2種類ヨーグルトもチーズある。セルフだからいくつ取ってもいいし、コーヒーも紅茶も飲み放題だ。充分です!

今日は朝からショッピングもどき廻り。もどきいうのは何も買うつもりがないからだ、、、だってそんなつもり元々なかったし、余裕もないし、、、 でもとりあえず、こんな我儘な一人旅を許してくれたうちの彼には何かお土産を、、とは思ってた。朝一番にパリで最初のデパート、ボン.マルシェに直行。その後、サンジェルマン一帯地下鉄5駅分カバーする範囲を歩き回った、、、

このエリアはホントに危険地帯だわ~~   もう、みてるだけで、あっ!あれ可愛い、、あれも欲しい、これも~~~、、、、ってなってしまう。洋服でも小物でもキッチン用具でもホントに可愛いし、特に靴! ロンドンで、こういうのが欲しいなあとイメージを持って探したけど見つからなくて、ちょっと妥協して買ったのだけど、パリの靴屋さんには、私が思ってたとおりの靴がいっぱいある。歩いてる人たちもみんなおしゃれ! イギリス人は休みの土日にはほとんど寝間着に毛がはえたような格好で出かけちゃうけど、パリの人達は休日でも綺麗な格好なのね

ちなみにブランド物やお高い物じゃなくて、庶民の味方みたいな所も見てみたかったので、電車で足を伸ばしてモンマルトル地区のはずれにあるTATIというデパートにも行ってみたははあ~、、さすがですわ。もうバーゲンハンターでごったがえる店内は、国にかかわらずどこも一緒ね。このあたり はやっぱりちょっと貧しい人達の地区のようで、さっきまでの街の空気とはかなり違ってる。下町っぽいっていうのかな、こういう空気ってどこの国でも同じだね。東京なら秋葉原から上野あたりの雰囲気。

さすがに土曜日なので、道もメトロもすごい人。メトロには補助席があって、この補助席を地元の人達はうまく使い分けてる。私が乗った時はまだ混んでなくて、補助席の人達は普通に座っていたのだけど、だんだん混んできて、次が大きな乗り換え駅(サンラザール駅)だというあたりで、補助席の人達がみんな立ち上がった。降りるのだと思って通れるようによけようとしたけど、みんな降りない。電車が混んできたのでスペースを作るために補助席をたたむのだ。もともとそういう為に作られてるのだろうけど、このあたり人々の協調性は日本みたいだ。イギリス人は個人主義なので、混んできたから立とうとまわりに合わせるという協調性に欠ける。いくつか駅を過ぎてまた電車が空いてくるとごく自然にまた座る、、、、

3日半の間に入ったカフェ9件。今日はじめてトイレの入り口ドアがちゃんと分かれてておまけに閉まってるカフェに入った。(昨日の記事を参照)まあ、カフェ自体がかなり古いんだろうけどね

行きたかった場所やエリアは一応クリアしたから、明日はちょっと余裕。日曜はお店もしまってるみたいだし、マルシェにでも行ってみようか、、かなり疲労気味ですが、、、バスも乗り慣れると便利だから、バスで予定してなかったエリアにも行ってみようかな。地下鉄は入り口から入った後延々と歩くことが多い。それだけでかなり歩いてる気がする。バスに飛び乗っちゃったほうが早いのよね、、、一方通行で違う通りを走るバスの停留所さえ見つけられれば、、、、

明日1日かあ~ 早いなあーー

 

きょう はさっぶ~~~い!!   ちょっと歩き廻るにはきつい寒さになってきた、、、、大陸ヨーロッパは雪の予報が出てる。

室内作戦でいこうと 、今日はデパートやパッサージュを見て回る事に。パリでデパートいえば、ギャラリーラファイエット。ここの屋上テラスはパリ一望の穴場かも。遠くエッフェル塔も見えてパリ市内が綺麗に見える。6階のカフェは思いっきり落ち着ける。席がたくさんあるのでゆっくり座れる。窓の外はオペラ座が真後ろから見られるのも面白い

cafe cremeを頼んだら、私がいつも職場近く で飲んでるwhite americanoに近い、すごく濃くておいしいコーヒーだった。カフェではいつもcafe cremeと頼むのだけど、カフェオレだったりカプチーノだったりちょっとずつカフェによって違う

1日2-3件の割でカフェに入るけど、一つとても気になる事が、、、

トイレの入り口のドア が必ず開いてるのよ、、、

中には入り口が一つで中で男性/女性用が左右に分かれてるだけの所も。洗面台は男女シェアなので、化粧を直してるお姉さんの横で男の人が次に入る順番を待ってたりするのだ、、、

入り口から男女に分かれてる所でもドアが開いてて何だか落ち着かない。ふと見ると男性が立って用を足してるのが見えてしまった、、、 もちろんつい立ての中に一歩入って立ってるからモノは見えませんが、肩から上と足が見えてる。 どこもそんな感じなので、フランス人は平気みたい。1度私が入口のドアを閉めたら、次に入ってきた人がまた開け放していた

それにしてもパリのカフェは私の為にあるような場所。私は中学生の頃から喫茶店に入っていた。高校時代からは喫茶店に行かない日はほとんど無いくらいだったし、一人で2ー3時間過ごしていたので、イギリスに来てから"カフェ"が無いのが不満だったのよーー!  パリのカフェをイギリスに持って帰ってイギリス中のパブと取り換えたい!

すっかり慣れたメトロ。メトロで は入る時に切符を通して、出る時は改札は無し、、、キセルが多いんじゃないのかなあ~~?  この出る時 のドアが自動のものは良いんだけど、手で押すドアがすっごく重い ただでさえ鉄のドアがガッチリ立ちはだかっていて、ちょっと押しても動かないと"あれ、、ダメなのかな?"と自信を無くす。もう一度体重をかけてエイっと押すと動くので、そのままグイグイと押し続けると外に出られる。"体当り"がコツです!

今日も夕方のラッシュアワー。パリのドライバーたち はホント、譲りません!
ロンドン生活でいくつか感心している習慣のひとつが、ドライバー達の譲り合いだ。ドライバー同士でも歩行者にでも、ちょっと待ってると必ず誰かがパパッとヘッドランプを点滅させてくれる。これは"お先にどうぞ"という意味だ。(正式なルールじゃないけど、イギリスでは暗黙の了解)

譲られたほうは躊躇せずに"ありがとう"の意思表示をして入れてもらう。それにしてもパリはみんな意地になって譲らない!!  昨日のバスの接触も、双方が前に出過ぎてスペースが無くなったからだしね、、、

このままずっとここで暮らしてもいいかも、、、って思うくらい違和感のないパリ。 フランス語が話せたらいいんだけど、今のところ困ってない。20年前と違って皆親切。助かりますわ

 

パリ2日目。 旅行記はイギリスに戻って写真をアップから ゆっくりと書くとして、こちらにいる間は日々のエピソードを書いていく事にします

今日は朝からホテル近くのモンマルトルへ。ひたすら坂と階段を登る登る、、、、 途中、サクレクール寺院までフニキュラーがあるはずなのだけど、ついそのまま目の前の階段を上がってしまう。でもこの上からのパリの景色は素晴らしい!! 朝9時で人も少なかったし。

モンマルトルをぐるっと廻るバスがあるので、乗ってみた。狭~~い路地を、しかも両側に車が止まってるのに、びっくりするくらいギリギリで曲がっていくこのバスのドライバーになるには、クールな人でなきゃ無理だなあ~~  なんて思ってたら、、、ある角でバスの前をすり抜けようとした車がわずかに車体をこすってしまった!

グワシャという音がして、車内は「ウ.ラ.ラー!」 の合唱、、、 まあ、こんなアクシデントを楽しんでいられるのもホリデー の余裕。歩き廻るにはほとんど違和感のないパリだけど、気をつけなくちゃいけないのが、車は左から来るというここでは当たり前の事。頭に車は左から!! と叩き込む。ところが、パリの街は一方通行がすごく多い。それが大通りでも4車線で一通だったりする。左、左と思ってるといきなりから怒涛のように車が迫ってくるので恐ろしい、、、、

地下鉄は自分でガチャッと開ける手動ドアと、まだ電車が止まってないのにいきなりグワアッーと開いてしまう自動ドアの2種類。自動のほうはドライバーが開けてるんだろうけど、ホームに止まりきらないうちに開いちゃうっていうのは初めて見ましたわ。 これってどうよ、、、??

パリは狭い路地も多い代わり、大通りと名のつく所はホントに広い。シャンゼリゼなんてOxford Streetの3倍くらいの幅がある。 ラッシュアワーで混雑してても、人同士の間にまだ距離があるのでストレスは少ない。地下鉄も。 そうそう、バスの中を見回して気付いたこと  イヤホーンをしてる人がいない、、、??!   ロンドンでは人が10人いたら6ー7人、あるいはそれ以上の人 がiPodや携帯のイヤホーンをしているのに。  なんで? フランス人はミュージックが嫌いなのか、、、歩きながら聴いてはいけないっていうルールるのか  道でも見回してみたけど、ホントに誰もつけてないなあ~~

やっぱり昨日荷物を担いだし、ブーツのままで何時間も歩いたから今日は身体中が痛い、、、 寝酒のワインを買い損なって、全然寝付けなかったし。今日はちゃんとワインも買い込んで夕飯はお総菜を部屋で食べる事にした。ちょっと早く寝よう、、、

 

やってまいりました、パリ!


それにしても早い、、あっという間に来られちゃうのね。ユーロスターのチケットに、最低30分前に来るようにってあったし、一応出入国の手続きがあるからと思って1時間位ゆとりをもって行ったんだけど、そんな必要なかった。3ー40分前で充分だったわ。

まず両替所でショック! レートがあ....!
もうほとんど£1=1ユーロなのよ、、、笑っちゃうね!!
改札と同時にフランス入国許可をもらう出国のチェック無し! さすがイギリス、去るものかまわずなのね。ここで入国を済ませちゃったせいか、ここからはロビーの空気が急にフランスっぽくなる。

ユーロスターはすごく静か。滑るように走る。でもあの座席の柄がよくないわ。グレーと茶色のしましまって趣味悪いんですけど、、、車内もちょっと暗いし。何度かちょこちょことトンネルに出たり入ったりして、ふと気がつくとさっきからずっとトンネルの中、、、 あれ!? あ、そうか、もしかしてもうドーバー越えてるんだ~

40分位トンネルで過ごしてまた地上に。え、、? さっきと同じ? 横の道にSTOPって書いてある。遠くに見える倉庫にもBeer & Wineの文字が、、、外の景色はトンネル前と変わってない感じだし。ここはどこ??
線路と並行した道を、車が右側を走ってるのを見てやっぱりここはフランスだ と安心する。ここからはホント、飛ぶように走った。あっという間にパリに到着。


なんだかとってもファミリアーなんですけど。北駅でユーロスターを降りてホーム降りた瞬間、あれ?ここってKins cross?....イギリスの地方にでも来たみたい。ここからホテル近くまで行くバスがあるはずだけど、一方通行になってて乗り場がわかりにくい。荷物もあるので、地下鉄にした。(地下鉄のほうが階段があるだろうって?!)


地下鉄はほとんどロンドンと変わらない。駅構内が一通になってるシステムとか、壁の汚れ具合やちょっとゴミが落ちてる感じもそっくり。ドアが手動だと聞いていたので乗る時に人がやるのを見ておいた。これが正解。私が降りる時、近くに降りる人がいなくて私が開ける羽目になった

チェックインした後ホテルから中心地にむかって ふらふら歩くと、いつのまにかギャラリー ラファイエットが。そしてすぐオペラ座。なんだ歩けちゃうじゃない、、、と思いながらオペラ~マドレーヌ周辺を一巡する。実はどんどん歩いちゃってるけど、実際には1時間以上歩いてたのだ。さすがにおなか が空いたので、セルフ式になってるヘルシーカフェなるところに入る。

日本語が入力できるっていうネットカフェをチェックしておいたのに、住所を見つけてみたら無くなってた、、、!
シャンゼリゼのVirgin Megastoreで英語のパリガイドが数冊あったので、調べてみる。ネットカフェはいくつか載ってるけど場所がちょっと遠い。とりあえず地下鉄で行きやすい所をトライしてみる。迷うこと20分、ようやくこうして書いております。PC自体日は本語の入力ができないけど、このサイトはとっても便利。ソフトを使わずに日本語変換してくれる。これから海外に行かれる方、このサイトなら日本語環境でなくても入力できますよ~~!  http://ajaxime.chasen.org/

ちょっと歩き疲れた、、、明日はホテルから近いモンマルトルを回ろうかな。 それにしても、これだけ書くのに時間がかかる、、、まあ仕方ないか。


la cage 2la cage 1

ほぼ20年前、ミュージカル「La cage aux Folles=ラ カージュ オ フォール」がロンドンで初演された時、どうしてだか何度も観たくなって、気分転換したい時に何度か、ふらりと当日に半額チケットを買っては観に行っていた。6−7回観ている。オリジナルキャストのサントラ版も何度も聞いていたので、このミュージカルのナンバーはほとんど全部歌える。

初演の時は、ブロードウェイで主演したジョージ・ハーンがアルバンを演じていて、華のあるザザでその歌唱力も絶賛された。全体の創りはどてもブロードウェイっぽいミュージカルで、色とりどりの衣装にタップダンスのステップ、なにもかもが大振りで、当時低迷していたニューヨークから久々のヒットミュージカルが出た!というかんじだった。

ナイトクラブを経営するジョージとそのホモセクシャルなパートナーのアルバン。ジョージには前妻との間に一人息子がいて、その息子がガチガチの保守派政治家の娘と結婚したいと言い出した・・・オカマショーで盛り上がるナイトクラブの息子なんて知れたら大変なので、彼女の家族に会う一日だけ、まともな家庭を見せなくてはいけない。遠い昔に別れた実の母親に一日だけ来てもらって、父とアルバンの関係は絶対に悟られないようにしなくては・・・という事で、話はドタバタと進む。

今回、リバイバルという事でキャストが気になった。「あの時みたいに楽しいだろうか?」という懸念も無かったわけじゃないけど、去年のスタジオ公演が好評でウェストエンドに上がってきたプロダクションなので、悪いはずはないと思ってた。

結果、、、もっと大好きになった!!

やっぱりこのミュージカルは小さい空間でのほうが生きる。初演時の劇場はロンドンでも伝統あるPalladiumだった。この劇場は客席数2300の大劇場で、「ラ・カージュ・オ・フォール」も華やかななダンスシーンが見せ場のミュージカルショーだった。ダンサー達も10人以上いたと思う。今回のPlayhouseという劇場はキャパ数800に満たない小屋だ。私の席はナンバー12でど真ん中だったので、舞台の幅もずっと狭い。それが劇場というより、場末のキャバレーの匂いを出している。

ダンサーは6人。もちろんすべて(一応)男性。クラシックで磨かれた身体の奇麗な事!!足なんて取り替えてもらいたいくらい素敵。衣装も振り付けもキャバレーっぽくて、毒々しいとまではいかないけれど、その方向で演出されてる。舞台空間をぎりぎりまで使ってるので、汗やメイクの匂いまでしてきそうな感じ。

観始めてすぐに、やっぱりこのミュージカルが大好きだったのを思い出した。今回の演出のほうが初演より好きかも。アルバンは最初、「え・・・?!」と思うくらい見栄えのよくないおじさんだ。美男でもないし、スタイルも「ちょっと見たくないかも、、」な感じ。気弱で自分に自信無さげなホモオヤジなのだ。でも、観ているうちにだんだんとても彼が可愛くなっていく・・・どんどん奇麗に見えていく。相方のジョージ役の歌唱力は素晴らしかった。スマートじゃないタイプなので、むしろ場末のナイトクラブのオーナーという雰囲気が出ていて良い。

最初から最後までもう笑いっぱなし! 劇場全体がキャバレーの雰囲気で、観客も大ノリで反応が良い。振り付けも、ダンサー達の身体の美しさが存分に拝める。かなりきわどく目の前で開脚180度なので、客席からは冷やかしの口笛が飛ぶ。笑い転げたと同時に、アルバンのI am what I amでは涙が出てしまった・・・

う〜ん、また観に行きたくなってしまう!!この公演は1月10日までなんだよね〜。まだチケットあるかしら・・・? でも1月10日までには他に3本の芝居を観るしなあ〜〜・・・でもまた観たい、、、行っちゃうかも

さ〜て、明日はパリに出発。ロンドンも数日前から急に気温が下がったけど、パリも似たりよったりみたい。7−8度あれば平気なんだけど、5度以下になるとちょっと歩き回れないからね、、、 パリにも日本語が使えるインターネットカフェもあるようなので、更新できたらパリからアップしてみます。


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ここ数日は彼の作るディナーが続いてる我が家。急に気温が下がって昨日の朝も夜中に降った雪が残ってたので、やっぱり夜はあったかいものが食べたくなる
2日前にアイリッシュスタイルのシチューを作ってくれて、その為に買い込んだ野菜が冷蔵庫にぎっしり・・・・

二人だけだと、どうしても使い切るのが大変。シチューだって軽く5人分はある位沢山作ってしまった彼オトコの料理というか、どうも分量ってものが計算できないらしい。二人なのに500グラムのひき肉を全部使っちゃったりするしね〜〜!(世の主婦よ、信じられます?)結局半分はタッパーに保存して冷凍庫行きになった。

まあ作っていただいて文句は言えません・・・昨夜はひき肉を使う事にして、あと冷蔵庫にある野菜はというと、レッドペッパー(赤ピーマン)、インゲン、そら豆、マッシュルーム、レッドオニオン、グリーンピース、、、そしてこのサボイキャベツ

サボイキャベツ


日本ではあまりポピュラーじゃないかもしれないけれど、この葉っぱがボコボコと皺状になったSavoy Cabbageはシチューのように長時間調理しても荷崩れなくて、甘いまろやかな味わいが暖かみを添える。このシワシワの間に味が染み込んで美味しくなるし。どうしたものかと考えてる彼に、「ラザーニアみたいにひき肉と野菜をキャベツで層にしたら?」と提案してみた。 ラザーニアだとちょっとお腹に重いけど、パスタの代わりにサボイキャベツを敷いて段にすれば丁度良さそうだし・・・ で、できあがったのがこれ

冬メニュー

上のポテトはMaris Piper。この種類は荷崩れしにくいので、茹でたり揚げたり煮込んだりするのに良い。このポテトの下には、ひき肉赤タマネギ、マッシュルーム、インゲン、そら豆、グリーンピース、赤ピーマンをお手製の野菜ストックとグレイヴィーソースで調理したメインの具とサボイキャベツが3断層になっている。
お皿に取ると崩れちゃったけれど、こんな感じ。
メニュー2

お味は、、、初めての試みにしてはほぼ満点に近い! 野菜ストックは彼のお手製。でもストックだけじゃ多分味が足りなかったのだろうけど、グレイヴィーソースをちょっと使ってるので丁度良くなってる。彼はキャベツの色が調理して褪せちゃったのが気に入らなかったみたいだけど、やっぱり青色は奇麗には残らないのは仕方が無いよね。ひとつだけ??だったのが、ポテトの表面。

写真のとおり、うまく色がついてます、、、私は当然チーズだと思ったんですけど、、これは卵を塗ったのだそう・・・??・・・

ほら、あれよ、、ビスケットとかパイの表面につやを出すために卵をちょっと塗るよね、ドリュール。あの感じで焼き色を付けるために塗ったらしい。ちょっとヘンじゃないか・・・ まあいいけど、美味しかったから。オトコの料理だし

寒い冬にぴったりの田舎風のメニュー。次は私が作りますかね。


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今年も大詰めになってきたオーディション番組のX-factor.
2年前の2006年にはLeona Lewisを生み出し、彼女はあっという間に国内のスターダムに昇りつめただけでなく、アメリカでもヒットチャートの1位になるという快挙を遂げた。(イギリス人の女性アーティストがアメリカで1位になったのは、1987年のキム・ワイルド以来20年振り)

今年もいよいよファイナルに向けてのカウントダウンが始まっている。ライヴ・ファイナルが始まって7週目、12人いたファイナリストはとうとう5人になった。ここまでくると、もう本当に誰が勝ってもおかしくないレベルなので「絶対この人」とはいえないけれど、私と彼の一番のお気に入りはこの子!17才のDiana Vickers


これはライヴ2週目の時の彼女だけれど、うちの彼はこれ一発で、以来彼女をMy girlと呼んでいる。あどけない少女のような夢見がちな目をしている彼女には、まだ未完成だけれど、自分の中から出したいと思ってるものがいっぱいいっぱいあって、それを表現する術を探しているような・・・彼女の声はsomething specialだ。「彼女をもっと観たい」と思ってしまう。

舞台裏での彼女はとてもとてもナーバスな人で、いつも緊張で歌う前には楽屋で泣き出してしまうそうだ。(X Factorはそれぞれの出場者の人となりを追って、ファイナルまでの合宿生活の様子なんかも裏番組で紹介している)でもダイアナが歌うと、それがいつも彼女独自の世界になってしまって元歌が誰のものでも彼女の歌になってしまう。特異なアーティストになる可能性を持った17歳だ。こういう子が大好きなのは私も同じ。彼と二人で応援している。

彼女の他に残っているファイナリスト達も、みんな個性があって、本当にだれが優勝してもおかしくない。14才のEoghan Quigg(オーエン・クイッグと読む)という男の子も素晴らしいものを持ってる。とても14とは思えないマチュリティーで、毎週危険なくらいのビッグな歌に挑戦しては必ず打破している。クリップはこちらで

残りはあと3週。誰が勝つのか・・・?!今すぐデビューしてルックス的にもそこそこ売れるだろうというタイプの人もいれば、ダイアナやオーエンのようにこれから磨けるアーティストもいるし、クループで残ってるのが一組。毎週誰かが落とされていくのは本当に残念だけど、最終勝者は1人しかいないのだから仕方がない。視聴者投票で決まるので、好き嫌いが分かれるタイプは不利になってしまう。

毎週テーマがあって、マイケル・ジャクソンだったり、ディスコミュージックだったりビートルズだったり・・・昨夜はTake Thatの週だった。ダイアナが歌ったのはPatience。これも元歌が判らないくらい彼女の世界になっていた・・・



まだ11月だというのに、今年一番のクリスマスカードが届いた。
royal mail

誰からか、、と見るとRoyal Mail=郵便局です!
そして中を開くと、単なるクリスマスの挨拶だけでなく、この時期多くなる荷物の配達に関してのサービス強化のお知らせだった。

最近はすっかりemailや携帯のテキストサービスにとって代わられ、今や手紙を出すなんて本当にクリスマスカードだけかも・・・という時代になってしまって、ちょっとかわいそうなのが郵便だ。イギリスでも数年前に一日に2度あった配達が一度になってしまい、前は仕事に行く前に一便を受け取れたのに、今はお昼ごろに来るのでその日の手紙は夜まで受け取れない。日本からの小包みやネットでの買い物も昼間受け取れないので、何かと”Sorry You were out ”Card(不在通知)を受け取る事が多くなった。最近は配達先を仕事場にしている。

このクリスマスカードによると、sorry you were out card を受け取った場合、最寄りの集配所まで取りに行く事になるのだけれど、クリスマス期間中はオフィスがいつもより遅くまで開いているという。再配達を希望する人には、期間中は夕方の配達や、場合によっては日曜日の配達も可能。再配達は自宅だけでなく、お隣さんのアドレスでも良いし、希望する郵便局窓口で受け取る事もできるとか・・・

う〜ん、必死だねえ〜〜!・・・まあ無理もないか。でもね、このsorry you were out cardがちゃんと入ってないって事もあるみたいだからねえ・・・

地下鉄もバスもエンジニアも時間と期限に関わる事はほとんど信用できなくて当たり前のイギリスで、それでも今まで私の信頼を裏切らなかった唯一の機関がロイヤル・メール(郵便制度)だったところが!それが最近になって崩れはじめてるからね・・・

実は先月続けて届かなかったメールがある。日本からのパッケージと国内のオンラインDVDレンタルの一枚だ。日本からの小包はいつもSAL便を利用する。これは日本国内と受け取り国内では船便として扱い、両国間の航空便は、航空機の空きスペースを利用するサービスで、正規の航空便よりは少し時間がかかるけれどずっとお安い。ただ、追跡ができないので、届かなかった時には調べる事ができないというリスクがある。それでも長きに渡るイギリス生活でSAL便が着かなかった事は今まで無かった。普通は一週間程で、一番遅かった時でも2週間だった。「送ったよ」と日本からメールをもらって4日後に届いたこともある。

だから今回3週間経っても届かなかった時は、正直言って信じたくなかった。「きっとどこかで遅れてるんだ」と思い、さらに待ったけれどとうとう着かなかった・・・・ そしてDVDのほうもそれから3週間後くらいに起こった。いつもレンタルサイトから「次のタイトルを発送しました」というメールが来ると1−2日で着いていたのに、こちらも1週間待っても来ない・・・ こちらはサイトのほうからRoyal mailに問い合わせたらしく、ロイヤルメールからフォームが送られてきたので、記入して送り返した。

イギリス人は本来手紙をとても大切にしてきた民族だ。招待の手紙、お礼の手紙、季節の挨拶、お見舞い、口で約束したことは手紙で確認するお国柄だったのだ。それがこの10年程で目に見えて存在が危うくなっている。街の支店はどんどんクローズしてしまい、残った局には長蛇の列。それでもPostieと親しまれる配達のおじさん/お兄さん/お姉さんはみんなとてもフレンドリーだ私としては頑張ってもらいたい! 信頼のRoyal Mailであって欲しいのよ・・・

そういえば、もうクリスマスカードを決めて書き始めなくちゃいけないなあ〜、、、あ!そうだ!
今年はパリから出そうかしら?!

時期も丁度良いしどうせパリでは暇なんだし。カフェでクリスマスカード書きなんて良いかも!! むこうで何か素敵なカードを探してみよう・・・
またひとつ楽しみが増えた・・・さて、いよいよ仕事は明日一日!


お知らせです

私のブログにいてもらったシュウとお別れすることになりました。前ののあの時同様、サービス配信の終了との事。とっても可愛がっていたので残念です。でもこういう場合はいさぎよく世代交代という事にしていますので、、、、今回前々から気になっていたFLO:Qを入れてみました。まだ手始めですがこれからいろいろ手を入れて行きます。よろしく!


前作の「Casino Royale」が007シリーズ中ぶっちぎりで最高の興業成績になったダニエル・クレイグ(Daniel Craig)のジェイムス・ボンド。第二弾のQuantum Of Solaceを観て来た。私は元々007シリーズの特にファンという訳じゃなく、正直今まで一度も映画館で007を観た事は無い。私はどうもSFものとか、アクション/娯楽ものはお金を出してまで観たいとはあまり思わないもので・・・

でも昔からボンドシリーズはしょっちゅうTV放映されているので、かなりの作品を一度は観ている。個人的には初代ショーン・コネリーのボンドが結構好きだ。ロジャー・ムーア以降はおそらく時代のせいもあったのだろうけど、やたらと色男なハンサムで、女の扱いが巧くてあれこれ奇抜な武器を操るスマートなボンドが続くティモシー・ドルトンピアース・ブロズナンもそうだった。私としては特にどうってわけじゃなかった007なのだけれど、Casino Royaleを観たうちの彼が、「今度のボンドは良い!今までで一番良い!」とあまり言うので、DVDを借りて一緒にCasino Royale を観た。確かにこれはすごく面白いと思ったら、世界中で大ヒットになった

007シリーズは数多いけれど、ストーリー的には、フレミングの原作に近づけようとした作品と、思いっきりエンターテイメントに突っ走って、「ありえねえ〜〜!」路線でヒットしたものに分かれる。興行的には後者の作品群のほうが成功している。だから一時の低迷期から好調な盛り返しを見せていたブロズナンのボンドを打ち切って、プロデューサーが新しいボンドを発表した時はブーイングの風が巻き起こった。

Daniel Craigが6代目James Bondにキャスティングされた時、かなり意地悪なコメントが飛び交った。背が低すぎる、ブロンドのボンドなんてあり得ない、顔が醜い!?等々・・・さらには、指輪物語に出てくるゴラムと、ロシアのプーチン大統領の「そっくりさん」として写真を並べられた事も。全く無名という程でもないけれど、比較的地味な俳優生活を送っていたダニエル・クレイグにとってはかなり傷ついたんじゃないだろうか・・・

ところがフタを開けると、Casino royaleは大絶賛を受ける。まず作品のストーリーが原点回帰という事で、フレミングの第一作目を元にしているという点。突拍子もない武器やレースクイーンのような女を侍らせるという事もなく、人間ボンドとストーリーを大切に創った作品だ。そして、ダニエルはあっと言う間にJames Bondとして受け入れられていく。ポスターやピンナップにふさわしいハンサムな顔立ちではないけれど、ダニエルのボンドは深いオトコの魅力がある。

チャーミングなマダムキラーというわけでもないし、見てドキドキするようなタイプでもないけれど、何か拒めない色気があって、それがすごくひきつけるものを持ってるのだ。深いブルーの目は、信頼して間違いないと思わせるような、広い包容力をたたえてる。そしてこのボンドはいつも傷だらけだ。肌も汚れ、いつもどこかに血や傷をつけている。スマートにドレスアップしていても、「戦士」の影を持っている。この「傷だらけの戦士」の雰囲気がまたオトコの渋ーい魅力。さらに今回は命を投げ出して自分を愛してくれた女を失った事で心も傷ついているボンドなのだ・・・ ラフな格好の時は余計に小柄に見えて、またガラッと印象が変わる。

CGなんて無かった頃のアクション/娯楽映画としては、派手で非現実的な物に、夢を見られるという楽しみがあった。でも21世紀の今では、派手なアクションやCGは、逆により自然に見えないとおかしいと感じるようになり、非現実的な世界のオトコより、もっと人間らしいジェームス・ボンドが求められたという事か・・・?

日本での公開は来年1月とか。邦題は「慰めの報酬」か・・・成る程。内容はあまりネタばれしないようにしておきますが、時間があったら観る前に前作のCasino Royale を観ておくとすんなり入れるはず。

新作のQuantum Of Solaceでも、ダニエルのボンドはクールだ。ボンドガールとして出てくる女性達も派手では決して無く、イノセントな面影を残して自然な感じだ。ストーリーは前作のCasino Royaleから直接続いていて、冒頭の壮絶なカーチェイスは前作のラストシーンから1時間後という設定。今回はアクションがたっぷりで、カーチェイスあり、空中戦あり、地上戦あり、爆発ありと盛り沢山だ。敵役のドミニク・グリーンを演じるフランス人俳優のMathieu Amalricは、「潜水服は蝶の夢を見る」の人だ。大きすぎる程の目が印象的だが、彼のフランス訛りの英語はどうしてもチャーミングに聞こえてしまって、悪役として憎みきれない所が良い

うちの彼いわく、ダニエル・クレイグはゲイの男性の間で大人気なのだそうだ。なる程、彼の持つsexyな匂いというのはゲイの男性を刺激するタイプのものなのか・・・ どっちかっていうと、低いところからじわじわと昇ってくる感じですものね。ちなみに私は筋肉質でマッチョな男は好きじゃない。でもゴラムやプーチンに似た、背も低めの筋肉隆々のクレイグ・ボンドがだんだんSexyに見えてくるのは何故・・・・
男の色気って底が深いわ・・・・


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これはショック・・・!
今までで最低? もしかして・・・

そろそろ12月に出るDVD類をチェックしてオーダーを・・と思ったのよね。だってジッと我慢でDVDで観るしかないんだと待ってた藤原竜也君の「かもめ」でしょ、「カメレオン」でしょ、久々に見応えのあったドラマの「パンドラ」でしょ、、自分で買うクリスマスプレゼントだなこりゃ、と思ってたのに、、!

なんと、英ポンドから日本円への両替レートが、、(空前の、、?
137円!!

だって、、、半年前に日本に行った時はレートが190円を切ったくらいで、それでも「レートが悪いよ〜」とぼやいていたのに、こんなに下がったのって今までにあったかなあ〜〜? 去年行った時は230円位だったっていうのに!!

先週パリのホテルを探してた時は、ポンド表示で見てたからそんなに高いような気はしてなかったのだけれど、ユーロのほうもチェックしてみると、こっちもなんと£1がユーロでたったの1.13だよ〜〜!いつも頭の中では1.5で概算してるっていうのに。まいったなあ〜〜〜!

いつもはほとんど考えずに、勝手に頭の中で£1=200円位って計算してホイホイとネットでいろんなものを買ってしまうのに、これはうかつに日本からのお買い物ができないじゃないの! う〜ん、「パンドラ」は裏技を使うか・・・?だって、コレクターズ・ボックスとかって必要以上に高いんですもの。

それにしても、リセッションまっただ中のイギリスとはいえ、ここまでポンドが下がってるとは!! 今年のクリスマスはビジネス激減になりそうな気配。彼が仕事してる超高級ホテルでも、いつもなら90%以上の予約で埋まってるのが、先月以来76%に減ってるそうだ。顕著だねえ〜〜!

ひとつ良いニュースといえば、モーゲージ(住宅ローン)の利率が下がった事。私達のモーゲージはイングランド銀行の設定するレートに平行して利率が変動するので、今回は月に£18ほど下がった。銀行からの手紙によると、来年の1月からはまたもう少し下がるらしい。有り難や有り難や!

それにしても、これじゃあ当分日本へは行かれない、、、?!
 
不景気の時っていうのは、気のせいか街の様子もなんとなくさびれて見えちゃうから不思議。湾岸戦争の頃もそうだったけど、あっちこっちで閉まってる店とか目についちゃったりしてね。特に今は2012年のオリンピックに向けて街中あっちこっちが工事現場になってるから余計に。ついでに就任以来すっかり影の薄い首相(ブラウン氏)の顔までみすぼらしく見えちゃうから面白いわ・・・

いったいこの人何やってんのかしらね?? ブレアー首相だった頃は、毎日ニュースや新聞で必ず彼の名前を見聞きしたものだけど、「Gordon Brown」の名前自体ほとんど聞いてないんですけど・・・?? ついでに日本の首相もたしか最近変わって、ええ〜っと、、どなただったかしら・・??

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