確かに、「ハケンの品格」観て以来、ちょっとさばの味噌煮が気になっててさ・・・ 昨日のブログでちらっと「作ろうかなあ〜」なんて書いたら、どんどん作りたくなって、それが、作らなくてはいけない!っていう観念になって、、、、丁度彼も「日本の居酒屋が恋しいな」と言っているので、「じゃ、明日は居酒屋風に日本食を作るね、私が。」という事になってしまった。
レシピを探してみると、これが以外と簡単そう。 材料も揃う。醤油、みりんはいつでもあるし、冷蔵庫に2ー3年前に買ったお味噌もまだ残ってる。お酒はないけど、スーパーにチャイニーズクッキングワインがあったので、代用する事にした。お魚のパックのコーナーでサバの切り身を探す・・・・サバは英語でmackerel。
ない、、無い! 切り身が無い〜! まだちょっと季節には早いのかしら、、サバといえば夏から秋にかけてだったような気もする。でもmackerelなんていつでもあるじゃない、、?現に薫製のは3種類ある。(スコットランドや北のほうでは、朝食にサバの薫製を食べる人もいるのです)そう、ある事はあるんです。鮮魚売り場には、鉛色にテラテラと光るぷよぷよのサバが氷の上に並んでる。ただ、、切り身が無い!嘘でしょう〜!私は魚は切り身専門で、姿そのまんまを触るなんてやだし、おろした事だってないんですもの!
鮮魚売り場の前で、頭の中がすごい勢いで回転する。 サーモンに変更しようか、サーモンかニジマスなら切り身で売ってる。でも、味噌煮にはちょっと・・・(既に味噌煮にする事しか頭にない) 魚のおろし方は、何度もテレビでも見たし、やり方は一応頭では知ってる。ここは一つ挑戦という事で、一からやってみる絶好のチャンスかも・・・・猛烈な勢いで考えてるところに、スタッフの「Can I help you〜?」の声。そして次の瞬間、サバを1尾買ってしまっていた・・・
家に帰って、さあおろさなくては・・・! ネットでみつけた「サバの3枚おろし」のビデオを3回繰り返して観て「よし、これならできる」と確信。早速頭を取る・・・とここで悲鳴第一声!
やだあ〜〜!ないぞうがあ〜〜!
頭を取ったところからドロリと出て来た内臓、、、もういやだ!二度とさわりたくない、、 落としたサバの顔が陰険で、テロテロした鉛色のしま模様が気持ち悪い、、、 なるべく見ないようにして、お腹を切って内臓を掻き出す。ビニール袋越しにやったので、直接は内臓に触れない。お腹回りのプヨプヨが完全に無くなって中を奇麗に流水で洗うと、やっと一山超えたカンジ。
後は何度も聞いた通りに身をおろす。 計算違いだったのが包丁。今一つ切れ味が悪いので、見事にすう〜っと・・・とはいかず、何度か引いてしまったので、身が少しくずれて切り口がスムーズにいかなかった。
でもまあ初めてだから、こんなもんで良しとしますか。ああ〜ん、気持ち悪かったよーー!怖かったよ〜〜!
思ったより細身のサバだったので、おろしてみたらやけに薄っぺらい。 うーん、もっと丸々したやつのほうが煮詰めた時に美味しいんだろうなあ。夏から秋頃に再度挑戦して、、、みよう、、、か??
あ!でも其の頃には切り身で売ってるかもしれない。今日の所はメインというより、居酒屋風につつきながら食べるので、小さくても良いんだけどね。他は、アスパラガスの豚挽きつくね巻き、トマトとブロッコリーの豆乳ごまドレッシング和え、枝豆ご飯ときのこ味噌汁。
作り方は簡単だけど、いくつもお皿を使うのはこちらでは滅多にないパターン。 日本みたいにいろんなお皿を揃えるという事をしないので、盛り付けがちょっとミスマッチだけど、これもご愛嬌という事で、まずはうまくいったほうじゃないでしょうかね。
今回のサバ味噌は3年位たった赤味噌を使ったので、ちょっと辛口だった。 次は白味噌が合わせ味噌でちょっとマイルドにしてみようかな。何だか他にもレシピ探していろいろ作りたくなってきた〜〜!
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