このブログを覗いてくださった皆様、良いお正月を迎えられたでしょうか?
今年もよろしくお願いいたします。このブログの相棒、のあ君にもよろしかったらお年玉をあげてください。

さて、今年はどんな年にしようか、、? もっと芝居も観たい。日本に帰った時はなるべく沢山の人と会いたい。彼となるべく喧嘩したくない(ほとんど毎日、、、ー 疲れます)仕事はプロ意識を持ってしっかりやる。あと4キロ落とす! う〜ん、、、進歩ないなあ〜〜〜毎年そう言ってないか、、、?(影の声

で、まず手始めに、1〜4月の間の芝居のチケットを4本取りました。

私の大好きな女優さんで、Frances Ruffelleという人がいます。日本では名前を言っても解らないと思いますが、ミュージカル「レ・ミゼラブル」のロンドン初演キャストで、エポニーヌ役を演じ、その後ニューヨークでも同じ役でトニー賞を取った、といえば、「ああ、そういう人か」と思って頂けると思います。
彼女は女優というよりも、シンガーとしての活躍の場が多い人ですが、独特の声の響きは、一度聞いたら忘れられません。

彼女が久しぶりに、リバイバルミュージカルの「Over Here!」という舞台に出る、と聞いてとても楽しみにしていたのですが、公演がドタキャンになりました。正確にはドタ延、、、延期という事です。で、上演されるはずだったApollo劇場で代わりに入った演目が、オスカー女優、ジェシカ・ラング主演の「ガラスの動物園」。

う〜ん、ジェシカ・ラング程の人が主演する公演が、急に決まるっていうのも変なので、会場争いで追い出されたのかしら、、、?「ガラスの動物園」が入らなくても、元々49公演限定という事だったので、きっと劇場使用上の都合だろうとは思うのですが・・・

West Endの劇場は人が入る限り続くので、いつ終るか最後の数カ月にならないと解りません。 だから一つの公演が終わりになるタイミングをつかんで新しいプロダクションを売り込むのは、きっと裏で壮絶な争奪戦があると思うのですが、どうなんだろう、、?

昨年カナダのトロントで初演された大型ミュージカル、「The Lord of theRings」は、当初の予定では今年1月に、ロンドンのDominion劇場でやっている「We Will Rock You」が幕を閉じた後にプレミア上演となるはずでした。
ところが、We Will Rock Youのプロデューサーが、「やっぱりもっと続ける」と発表したために、上演場所を失い、カナダのトロントで初演となりました。制作企画から4年半も経っていたそうです。

今年5月にDrury Laneで無事ロンドンでも幕を開けますが、トロントでの劇評は今ひとつ、、、、今までのミュージカル史上最高の制作費という事で、上演時間もギリギリしぼって4時間弱とか。
劇場がDominionやDrury Laneというだけで、スケールの大きい舞台だという事がわかります。(どちらの劇場も大きくて、舞台も広い)原作本や映画が、どちらも歴史に残る名作になってしまったThe Lord of The rings. カナダの劇評家達の目が厳しくなるのも当然だろうなあ〜〜

という訳で、Francesの次の舞台は何時、何処で、、?と思いながら、しっかりと2月にJessica Langの「ガラスの動物園」観に行きます。

おっと〜、その前に「The History Boys」だ。これは数年前にロンドンのNational Theatreで初演され、その年のオリヴィエ賞を総ナメにし、その後N.Y.のブロードウェイでもトニー賞に輝いたイギリスのスクールボーイズ達のコメディ。実は秋に映画版が公開されたばかりで、こういうケースも珍しいかも。まあ、一応再演になるわけで、West endでの再演前に映画で人気を出しておくっていう戦術だったのかもしれないけれど。
日本での映画公開は未定だそうですが、結構後になって公開されたりする事もある様ですので、もし目にしたらチェックしてみてください。

リバイバルミュージカルの「The Producers」は、丁度舞台での再演が大好評で、キャストも充実していて盛り上がっていた為、去年作られた映画バージョンはロンドンではほとんど話題に上らなかったっけ。舞台上演中の作品の映画版が同時期に公開される事って、ほとんど無いですし。
私も、映画が公開されたのを覚えていない。気が付いたらレンタルになっているみたいなので、借りてみようかな・・・

4月はハリー・ポッターことダニエル・ラットクリフ君の「エクウス」と、蜷川さんの「コリオレイナス」が来る。5月から「The Lord of the Rings」かあ〜。前評判はどうあれ、やっぱり観にいきますかね。


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