見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。


あれから一年、、、って、早い!
去年、父が亡くなって帰ってきた時は、本当に何処にも行かれず誰にも会えず、父の葬儀以外はただ実家の周辺を歩き回るだけで終わってしまったっけ。やっと隔離も出発前のPCR検査も待機もなく、普通に帰って来られるようになった。まあ、馬鹿プーチンのおかげでフライトが長くなってしまったのがちょっと、、、だけれど。

まず着いた日は夕方にマッサージ!台湾式の足つぼと全身整体で疲れをほぐしてホリデーのスタート。最初の2日で髪をきり、ネイルをやっていただいた。ちゃんとしたネイルも3年ぶりだ。以前にもお願いしたフィギュアスケートファンのユッコさん。少し遠いけれどフィギュアスケートの話がしたくて週末にお邪魔した。
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楽しくおしゃべりして。8日のジャパンオープンに行くので少しずつ情報を頂きながら今回はまだプログラムの衣装も最終版を見ていないのでイメージでグレー・パープルのグラデーション。素敵な色に仕上げていただいた。

この日は午後から別の友人と3人で浅草で待ち合わせ。江戸最古といわれる老舗の天婦羅屋「三定」さんで江戸前天丼のランチ。天婦羅定食にするか、天丼にするかの究極の選択。サクサクの天婦羅で白い御飯か、たっぷりタレが染み込んだ御飯とサクサクとタレでしっとりが半々の天婦羅を頂くか、、、、。わたしの選択は後者!!これぞ天丼!

東京で生まれ育ったからといって、いや、生まれ育ったからこそ東京観光めいた事は以外としないものだ。そこで今回友人が提案してれたのが、隅田川の水上バス。浅草から日の出橋まで約30分だ。腹ごしらえが済んだところで午後の隅田川下り。
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特別に景色が良いというわけでもないけれど、のんびりと両国、、勝ちどき、永代橋を通って日の出埠頭まで行くのもなかなか乙なもの。普段は下町の方には来ないから、いつもと少し違う江戸の空気。丁度お天気も良くて、暑すぎず気持ち良い。日本に来る前はもっとジメジメしてるだろうと覚悟して来たのだけれど、なんだかイギリスの夏みたいで一番過ごしやすい気候だ。久しぶりの再会で私達の話も進む。
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昔から隅田川と言えば夏の花火。一度は屋形船で花火を観てみたいとも思う。でもそう思いつつも地元にいると行かないというのは皆そうらしい。竹芝・日の出桟橋周辺も変わったので私の記憶とは全く違う。私がまだ子供の頃は、朝晩に竹芝桟橋から船の汽笛が風に乗って聞こえてきたし、潮風の臭いがかすかにする時もあったっけ。東京タワーは近くだから家の5階のキッチンから全身が見えた、下から上まで。今はもうビルだらけになってしまって、海の気配も無ければ東京タワーも全く見えない。やっぱりさびしいね~。
でも東京は、うちの近所もそうだし浅草なんかもそうだけど、今でも昔からのものが残っていたりする。かすかに残る江戸情緒、やっぱり好きだな~、安心する。

船を降りてからは少しあるいて、そろそろ夕暮れ。友人のお薦めで大門にある思いっきり昭和な雰囲気の中華居酒屋へ。メニューがどれも「皆が大好き」なものが揃っていて、どれも美味しい。

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やっぱりね、むか~しからやってる、親父たちに人気のお店が美味しいのよね。ここのマスター、プログレが好きだというのでまたまた盛り上がる。私は70年代プログレが大好きですから!楽しい時間はあっという間に過ぎる。1日で盛り沢山な日だった。いつも来る度に付き合ってくれる友人達に感謝!です。







相変わらず女王陛下一色のイギリスですが、明日の国葬は世界各国からの重要な人たちがロンドンに集まるとなって、物凄い規模の警備が敷かれている、、、

そんな中で、いよいよスケートもシーズンが始まっている。 
そして、飛び込んできた宇野昌磨さんの「交際宣言」。よかったよかった!!だってねえ〜、憶測記事ばかりが出回って、あげくが盗撮写真ですもの。これはきっちりと公にして正解だったと思う。

やっぱりね、憶測記事は無視できるけど、写真が出回るとどうしても「証拠」みたいに晒されるから、ここは彼女を守るためにもはっきりとさせた決断に拍手です!
ここ数年の宇野昌磨のスケートの変化を見れば、良い恋愛をして大人の男性に成長しているのが一目瞭然だよね。今年のプログラムは3つともそれを見て取れる。恋愛は良い時も悪い時もある。それでもその経験や気持ちが全て人としての成長になるのだから、それこそが本人の望んでいることだと思うよ、「もっと成長したい」そのためにはスケートだけでなく、男としても人としても成長しなくちゃね!

ただひとつ残念なのは、、、、(そこかい!って言われそうですが)公式の声明文が「お付き合いさせて頂いております」だったこと、、、、
私はずっとっずっと思っていたんですよ、、、、芸能界の人達の交際や結婚の報告があるたびに。
交際、結婚は「させてもらう」ものではなく。「するもの」。「良いお付き合いをしております」でいいんですよ。私の日本語のこだわりです。

これですっきりとシーズンインという事で、今シーズンも大いに期待している宇野昌磨!! ちなみに真凜さんだって、もっとできる選手だと私は思っている。ジャンプがもっと跳べればスケーティングやスピンは本当に美しいものを持っているので、頑張ってほしいな。でも今からジャンプの向上は難しいのかな。ショースケーターとしては本当に素敵なものがあるので、もう少し現役中に記録を出せれば将来につながると思う。

そして、なんといってもイリヤくんの4A!!
ついに、フィギュアスケートで6種類すべての4回転ジャンプが出揃った!これは本当に歴史的瞬間で、これから男子は4Aが勝負に入ってくる。とはいえ、イリヤはまだ17歳で、ジャンプ意外ではまだ点数も伸びてこない。実際、プログラム全体を見ると??、、、も多いので、これからご両親の元、ジャンプ意外も伸ばしてくるのが楽しみだ。長身で長い手足を持っているので、全体が磨かれてくれば素晴らしい選手になるだろう。4−5年後が楽しみだわ!

そして既に始まっているジュニアのグランプリでは 日本勢が大活躍!本当に素晴らしい。アルメニア大会が延期になってしまったのは残念だけれど、早くどこかの代替地が決まってくれますように。どこかのシニア大会と一緒にできないかしらね、、、、ロシアとウクライナの戦争ももう半年になる。本当に不必要な軍事衝突はやめてほしい。
今の日本のジュニア勢の層の厚さは素晴らしいものがあるよね。本当にまだあと10年、楽しみな選手たちが沢山いておばんさんファンは嬉しくてたまりません!

さーて、ますます楽しみになってきたジャパンオープン。日本行きまであと少し。




 


いつかは来ると分かっていた、エリザベス女王崩御の一報。
それにしても最期はあっという間だったのでさすがにショックは大きかった。
火曜日に、首相交代にあたって、ジョンソン氏とトラス新首相がバルモラル城に出向いて女王から承認を得た様子が伝えられ、衰えは見えるものの、にこやかな表情の女王の写真がニュースを飾ったばかりだった、まさかその2日後に亡くなるとは、、、、

悲しみというより、喪失感に見舞われている。大きな、大きな支えを失ったこの国全土がひしひしと感じている喪失感。なにがあっても、この国にエリザベス女王がいる限り、立ち直る底力を感じていた人は多いはずだ。それこそが今の英国を支えてきたと言っても良い。 70年、、、本当に人生を国に捧げた生涯だった。

エリザベス女王が愛されたのは、ただ在位期間の長い女王だというだけではない。おそらくはほとんどの人がその人柄、ユーモアのセンス、愛嬌のある笑顔、そしてどんな時にもポジティブに国民に寄り添う姿に敬意を持っているはずだ。 スキャンダルがあっても、災害に見舞われても、EUを離れても、新種のウィルスで世界中がパニックになっても、国を治める首相がバカでも、彼女がいれば大丈夫!と思わせてくれる存在だった。

この夏の戴冠70年を祝う行事が楽しく行われて本当に良かった!去年フィリップ殿下が亡くなってから、女王自身もどんどんお痩せになって、見るたびに少しずつ小さくなっていたので、「来年の70年祝賀は大丈夫か、、?」と密かに祈る気持ちでいたものだ。そしてイギリス国民は素敵な夏の大イベントを観ることができた。お出ましは少なかったけれど、バルコニーでにこやかに手を振るお姿に国中がお祭りだったよね、素敵な夏だった。本当に「Thank you Ma'am, for everything」と心から言いたい。

一大行事を終えて、恒例通りに夏の間をスコットランドのバルモラル城でゆっくりされて、「よくやりきった」と神様がおっしゃったのだろうか。 96歳、大往生といえる。
歳と共に痩せて小さくなっていくのは、いわゆる「老衰」の始まりだそうで、やっぱりここ2−3年でゆっくりと長い生涯の終わりに向かっていたのだろう。 病気ではなかったから、本当に最後はスルスルっと火が消えるように亡くなってしまったのではないかな。

本当に、お疲れ様でした。God save the Queenがこれからは歌詞も変わり、Prince charlesで親しまれた皇太子がThe Kingになる。考えてみたら、お金のコインもお札もそれから郵便切手も女王から新国王の顔に変わる。そして梯子式に繰り上がるので、ウィリアム王子は新たにPrince of Wales、そしてDuke of Cornwallも引き継ぎ、キャサリン妃はダイアナ妃以来のPrincess of Walesの称号をもらった。これはなかなか感慨深い。

チャールズ国王はもう73だから、おそらくは今からウィリイアムが担う役目が結構多くなるんじゃないかな。 長い間、「いつか国王になる日」に備えてきたチャールズ国王だから、彼なりに女王の後をしっかりと引き継いで、次のウィリアム皇太子に繋げていくことだろう。

新しい国王と新しい首相、わずか2日以内でこの国は歴史的な転換を迎えた。どうなるんだろうねえ〜〜Covidもまだ無くなったわけじゃないし、この冬に向けて新政府がどんな対策をとるか、、、
大丈夫なのか。イギリス、、!!?? 


AmazonFireがとうとうどうにもならなくなって、今回初めてSAMSUNGのタブレットにした。ファイヤーよりは良いスペックで、値段もお安い。まあ、ホリデー用だし、わたしは10インチは要らないと思っているので丁度良い。 

日本に行くまで持ってくれればと思ったスマホも、やっぱり今の内に新しくすることにした。本当にダメになってからだと色々面倒だし。こちらも必要スペックで検討して、初めてMotoloraにしてみた。今までず〜っとSonyだったからちょっと名残惜しいけれど、Sonyは今はミッドレンジの機種は出さなくなってしまったので仕方がない、、、ほとんどG31に決めかけていたのだけれど、いざ注文しようと言う時になって、新しい型のG62が出ている、、、こちらは5G対応でアンドロイド12を搭載している。値段も£179とお買い得だ。「携帯に£200はかけない」 が信条なので、まさにぴったり。で、こちらも早速購入。

そうこうするうちに今週は3連休。ちょうど日曜日に日本でのアイスショー「Friends On Ice」がテレビで生中継されるとあって、こちらでの始まり時間は朝の9時から。丁度起きて朝食後にゆっくりしてからコーヒー入れて観るという絶妙のタイミング。

The Iceのような若い現役選手たちがワイワイと作り上げるショーも楽しくてみんなの意気込みが感じられるけれど、このFriends On Iceはなんといってもプロスケーターが大結集、しかもみんな元世界のトップレベルだから見応え十分で本当に素晴らしい。荒川静香さんももう40なんだね、、、The Iceでは「座長」扱いの宇野昌磨くんが、このFOIでは本当「みんなの弟」感満載だ。そうだよね、子供の頃からずっとお世話してくれた先輩たちが勢揃い、おまけに現在のコーチまで。The Iceとはうってかわってここではお兄さん、お姉さんにいじられ、愛される末っ子のような顔になっている。

そしてなんといってもすべての出演スケーターたちの素晴らしいこと!!田中刑事氏の新プロが素敵だ。彼は去年あたりから「来年は引退かな」と思わせるようなプロ向きの演技にシフトしていたけれど、町田さんとのコラボにはじまって、グングン重厚なスケートをみせてくれる。魂のスケートを見せてくれるステファンやシェイ•リン、ジャンプを一度も跳ばなかった佐藤有香さんでさえ、スケーティングだけで十分魅せる、、、、40でも今まで以上に美しい荒川さん、プロになりたてで、既に貫禄のあるさっとん=宮原さんのフラメンコ、鈴木明子さんも安藤さんも無良さんも、、、本当に次から次へと見応えのあるプロのスケーター達。だって、出演者の中に何人世界チャンピオンがいるんだ、、?有香さんに始まって、まさに「歴代の」チャンピオンがこんなに集まるなんて、荒川さんのフレンズ関係の素晴らしさよ、、、

中でもステファンのThis Bitter Earthとシェイ・リンとジェイソンとコラボのRiverdanceは最高!ミス・サイゴンのコラボには涙出そうだった。宮原さんとステファンで恋に落ちる若い二人のまっすぐな愛情、そして打って変わって、引き離され、取り残されて母になったキムを演じる荒川さんの神々しさ、、、素晴らしいプロブラムだ。「これぞプロのアイスショー」

そして現役の二組、かな・だいと昌磨さん!3年ぶりの樋口美穂子先生振り付けのEXは、何故かずっと内容が発表されずにいた。ベールを脱いだのは数日前に宇野昌磨アップロードチャンネルで、なんと!!「Padam Padam」、、、エディット・ピアフで有名だけれど、このヴァージョンは別の人が歌っていて、シャンソンというよりはちょっと退廃的なカンジかな。Gravityとはまたちがった色気満載のプロで、今年の宇野昌磨はお色気路線確立間違いなしだわ、、、

美穂子先生の選曲のセンスの良さはもう以前から何度も唸らせてきたけれど、ここでもだ。今の宇野昌磨だからこそこれを滑らせる、、彼を育てたコーチだからこそのタイムリーな選択。もともとはちゃんと練習になるようにと、ほぼ競技仕様に振り付けられたそうだけれど、それを逆にアイスショー様に手直しをしたそうだ。このFOIがお披露目になったプロだけれど、なんと楽日の生放送で4T-3T-2Tのコンビネーションを跳んだので、こちらがぶっ飛びそうになった!今年のプロはショート、フリー、エキシビションとまさにそろい踏み!今の時点で既にかなり滑り込んでいるので、シーズン始まるのが楽しみだ。

そしてかな・だい組!今年のリズムダンスはラテンということで、これは大ちゃんの得意分野。今回初のお披露目だったようだけれど、もう少し滑り込んで、今年は世界レベルで去年以上になれますように。かなちゃんはとても華のある美しくてキレの良いスケーターなので、ラテン頑張って欲しい。もう少し軸が細くなるとキレが増すはず、、、、ほんとにね、今だに現役の高橋大輔を応援してるなんて本当に信じられないよね、でも嬉しいよ〜

日本行きまであと1ヶ月、、、迷いに迷ってジャパンオープンのチケットをポチってしまった!だってネイサンもジェイソンも今年は競技会に出ないし、好きだったのにとうとう引退してしまったブレジナ兄貴、もしかして4Aに挑んでくるかもしれないイリヤ・マリニン君に、日本のトップ4人が揃って出るとあっては、「もう2週間の日本滞在でこんな機会はないかもしれない」と思って、行くことに決めた!
埼玉スーパーアリーナはウェンブリー級の規模だというので、どんだけ混むのか、予想がつかない、、、食べ物とかトイレとか、余計なことが気になってきた。開場は開演の1時間前だけれど、どのタイミングで行けば良いのか、、、普段芝居を見に行く感覚だと15分前なんだけど、流石にもっと余裕見た方が良いのかな、、、??

シーズン始まりの半試合、半お祭りのジャパンオープン、とにかく楽しみ!!

 

丸5年使ったアマゾンのFire タブレットがとうとうチャージしなくなってしまった。まあ、5年前のファイヤーでスペックも最小限だから、むしろよく使えたほうだと思って、修理にも見せずに買い換えることにした。

これは元々ホリデー用に買ったもので、アマゾンのKindle本やテレビ番組をダウンロードして、夏のホリデーや日本に行く時に重宝していた。アマゾンでのお買い物も直結しているので簡単だったし。

せっかくなので、似たような値段でもう少しスペックを上げられないか、と探してみる。あくまでも2次使用なのでファイヤー以上の値段は出したくない。アマゾンはゲームやアプリもGoogleからはダウンロードできないので、その辺も考慮して今までずっと避けてきたSamsungにしようかと、、、、

Galaxy Lite A7というのが画面8.7インチでちょうど良い。私は10インチは要らないと思っているので、手軽に持ち運びできるサイズがいいよね。アンドロイドだし、今までのファイヤーよりもぐっとスペックは上がっているので、これでいくことにした。

そうこうしていると、今度はスマホが、、、!いきなりGoogleにサインインできなくなって、そうなるとYoutubeやGmailも使えなくて、一時パニックに! このSony Xperia もエントリーレベルなので、丸4年使ってるからそろそろ,,でも不思議は無い、、、
VPNで海外に繋いでGoogleには入れたのでとりあえずは使えているけれど、最近はバッテリーが丸1日持たなくて、夕方には充電しなくちゃいけなかったし、クラロワを数ゲームしただけで熱くなる。これも明らかに「寿命近し」のサインだ、、、

9月末に日本に行く前には変えたほうが良いかな〜?

今月はなにやら余計な出費にみまわれる・・・なんといっても20年ぶりの歯医者!歯医者に行ったのは最期の親不知を抜いてもらって以来で、いつも「チェックアップに行こう」と思いつつ、特に何も問題がなかったので20年経ってしまったのだ、、
まだ学生の時に日本で入れてもらった金の詰め物が取れてしまったので仕方がない。当時、先生が「金はやっぱり長持ちします。温度にも適応しますし、値段の価値はありますよ」ということで、今は亡き父が高いお金を払ってくれたのだった。

私を見てくれた先生はまだ30代後半かな、とても真摯な先生で、私の他の詰め物(日本の先生が大昔にやってくれた数本の金の詰め物)を見て、「素晴らしいクオリティーだ、こんなに質の高い仕事を見るのは歯科医として嬉しい」と大絶賛。しばらく無言で考えてから言った一言が、「この金の詰め物を戻したいな」だった、、詰め物なんて取れたらまた新しくするものと思っていたので、私もちょっとびっくり!でも先生がやりたそうだったので、お任せすることにした。

そして「もし古いフィリングがうまく戻せなかったら新しくする」という事で見積もりをしてもらい、密かに「やっぱり難しいから新しくしましょうって言うかなあ〜」と思っていた。ところが次回に行くと、先生がニコニコして「このジェルのセメントならうまく戻せると思うんだ」とおっしゃる、、!そして、見事にもう40年前の金の詰め物を元に戻してくれました! このジェルセメントがいつまで持つかは解らないけれど、余計な金儲けを考えずに真摯に対応してくれた先生で嬉しかった!お値段もセメント代だけ、新しいフィリングを入れたら3倍はしたから、本当に良心的だ。近所の歯科医に恵まれて本当によかった。これからは定期的にちゃんとチェックアップとクリーニングをしてもらいに行こう。(それにしても高いよなあ〜、、、)

4月に倍近くに跳ね上がったガス・電気代はこの9月からさらに跳ね上がり、3月までの月の支払いの3倍になる、、、どうするのよ、新首相!新しい首相は9月5日に決まるけれど、いきなり大問題かかえて大変だわ、、、ボリスにやらせとけばよかったのに、、、

猛暑の日々が一旦収まって、やっと普通に夏らしい日が続いている。さすがに40℃はきつかったけど、、、、

さて、アイスショーが続いているオフシーズンだけれど、今年のTHE ICEは昨季までの現役選手達が勢揃いで、本当に楽しそうだ。新シーズンではネイサンとヴィンスが大学に戻り、アリッサとさっとんは引退、ジェイソンもGPSにはエントリーしていない様子。一緒にスケートを頑張ってきた仲間達がこのメンバーで集まれるのは最期だ。

THE ICEの楽しいところは、個人プロでは新シーズンのプログラムを披露して「やる気」を見せ、コラボでは思いきり皆で楽しんで、ダンスバトルやエンディングでは観客と一緒に盛り上がり、、、とバラエティーに富んでいるところ。
今回の目玉はなんといっても宇野昌磨とNathan Chenのコラボだ。使った曲は「The Mission」の「ガブリエルのオーボエ」。タイプの違うスケーターのコラボというのも結構大変だし、この二人、なんといってもオリンピック・世界チャンピオンだ。振り付けの様子なんかも少し動画が流れて来ていたけれど、振り付け師さんと3人で作り上げたそう。(いや、ほとんど振り付け師とネイサンか、、、?)

素敵なコラボだ。無理に同じにしようとせず、全く違うタイプのスケーター同士であることを尊重した上で、一緒に戦ってきた日々、そして揃ってトップになり、今それぞれの選んだ道に進もうとしている、、、、そんな二人のお互いを尊敬し合って応援し合っている姿が映し出されるプログラム。始めの名古屋よりも、終盤の大阪での演技がぐっとこなれて、シンクロしていて、二人の思いがスケートに乗っているのが見える。彼らはまだ20代前半の若者達だ。これから先の未来がそれぞれに輝かしいものになるように祈らずにいられない。

本当にいろんなコラボ企画はこのショーならではだったよね。2回続いたMascateersは今回はできなかったけれど、その倍の迫力で総勢10人の「男闘呼組」が最高にかっこ良い!!フッド被ってワルな感じの5人と法被に太鼓で和の5人組。これもナイスなアイデアだったね。女の子組だってカッコ良かった!りくりゅうペアが新潟以降を怪我で降板になっちゃったのが残念だけれど、なんといってもこれからがシーズンに向けて調整していく期間だから、早く回復して大事になりませんように。

海外からはロシア・中国勢が来られなかったのでアメリカ勢とヨーロッパ3人組。ケヴィン・エイモズ君は今回のショーで日本のファンを大量獲得したに違いない!もちろん私も以前から好きだったけれど、今年の自己振り付けのプロは素晴らしいわ!!身体能力の高さをフルに生かした独創的なプログラム。彼は昌磨君と同い年だけれど、数年後に引退したら振り付け師になるのかなあ~~? ダンスバトルでは思い切りゲイな素顔も覗かせてほんとにチャーミング!!

ネイサンのモーツァルトはまた観たいと思っていたので、このThe Iceで滑ってくれてうれしかった。大学に戻っても、また来年夏休みにはアイスショーにきてくれないかしらね。
ジュンファンもどんどん大人っぽくなって、元々品のあるスケートをするから、美しくなっていく。三原舞依ちゃんの戦メリもこれから楽しみだし、今年シニア初参戦のイリヤ・マリニン君が初戦で4Aをぶっこんでくるのか、、?!!競技を離れる人たちと、また秋から戦いに出る人たち、、、そんなトップスケーター達がひととき一緒に思いきりスケートを楽しんで素晴らしい夏の思いでを作ってくれたなら素晴らしいよね。

そしてなんといってもトリの座長・宇野昌磨!この新しいフリーは本当にどこまで羽ばたいていくことやら、、、?そもそもアイスショーの4分の演技に4回転4つも5つも入れてくるっていうのが別世界だよ。だから大好きなんだけどね、宇野昌磨という人が。とりあえず、夏のショーの間に全体の流れと、そこにジャンプを入れていく感覚を掴みたかったのかな。4T跳びまくったと思ったら、最終日には4Sも4Fも入れてくるという気合い。先週は風邪でひどい声だったのにね、、、

まだまだブラッシュアップの時間がある。スピンはまだちゃんと入ってないし、細かいところはシーズンまでに手直しするだろう。これからFriends On Iceまで1ヶ月あるけど、スイスへは行くのかしら?FOIにはステファンも来るから、その後かな?とにかくゆっくりツアー疲れを取って風邪もしっかり治して新しいシーズンへ!!次のFOIではどんな演技を見せてくれるのか、、、!FOIはThe Iceとはまた違うスケート仲間との共演だから、違った魅力が出てくると期待したい。っていうか、FOIだとどうしても「弟」感覚だからすこしリラックスして先輩たちと楽しくやれるといいね、、、って、コーチも一緒か、、!

そうだなあ〜〜、、よくを言えば、少し違ったスピンが見たいかなあ〜。ロコの時にはスピンでGOE満点もらってたんだし、本人も「スピンを頑張ろうと思えるようなルールになって欲しい」って言っていたけれど、枠内でも伸び代は見つけられるはず。まあその辺りはステファンも見落としてはいないはずだし、期待しよう!

実は私がたまたま観られたのはモグリの配信で、もう一度ちゃんと見るにはテレビ放送を待たなくては。大阪の分は関西テレビがやってくれるそうだし、まあ完全版も切り取ってはあるだろうから、どうかなあ〜。新潟に中田璃士くんが出てたんだね、見たかったなあ〜。まあでもジュニアでこれからも彼を見る機会は増えていくかな。しっかりと成長していかれますように。

なんだか楽しい時間はあっという間のようで、出演者たちにとってもちょっとエモーショナルなThe Iceだったんじゃないかな。また競技会で会える選手たち、頑張ろう!そしてプロになる人たちは、また次のアイスショーで!楽日にゲヴィンがさっとんと名残惜しそうにしていたというツイートを見たけれど、ケヴィン、昌磨さん、さっとんは同学年齢で、ずっとジュニアの頃からいろんな大会で顔を合わせてきていたはずだ。みんなそれぞれの思いを抱えて次に向かう、、、。
みんな頑張れ〜〜!!



ずっと「そうなるだろうな」と思っていた羽生結弦選手のプロ転向。本人の口で語る記者会見はとてもすがすがしくて、表情も「憑物が落ちた」ような自然な様子で、彼自身が既に競技に未練はなく、これからのスケーターとしての未来に向けて進み始めているのが分かる。


点数という規制、他の人と比べられる競技、その中で怪我や年齢を引きずっていくのはもういいよ、と私も思っていた。彼のスケートはこれから世界中のアイスショーを巡って欲しい。彼はアイスショーでも綺麗な4回転を披露して芸術的なプログラムを創っていかれる希少なスケーターだ。きっとどこかのアイスショーで4Aも見せてくれるんじゃないだろうか。そんな期待のほうが「引退」というものを上回る会見だった。

心から、「がんばれ〜!」と叫びたい。これから何ができるのか、楽しみだね。浅田真央さんも新しいアイスショーを始めるようだし、日本のフィギュアも「競技会で世界レベル」から「プロスケーター達が職業として生きていかれる土壌」を築く時代にきていると思う。一度引退してプロになった高橋大輔さんは再び年齢ギリギリでアイスダンスの競技に戻ってきたけれど、これだってこの後再び競技を離れた時に、もっとスケーターとしての幅が広がる。43歳にして真央さんの新しいショーに参加することになった田村岳斗さんにしても、まだまだフィギュアスケーターとしてできることがある、という証を見せてくれる。

「氷艶」や真央さんのショーのように、これからも競技を卒業したスケーターたちがプロとして生きていかれる新しい時代に羽生さんも転向するんだね。まだまだ魅せられるスケートをこれからも期待しています!!

それにしても今年はGPSのアサインがなかなか出ない、、、、一旦決まったようだったシェフィールドはどうなったんだろうか?見てみると、タウンホールもUtilitaアリーナも他のスケジュールが入ってるから、そうなるとIcesheffield、、?でもグランプリ規模の会場にはちょっとしょぼいよね。 Nottingham やManchesterあたりに移動するか、、???
でもおそらく選手達の日程は既に立ってると思うので、発表できないだけで決まってはいるのだろう。 

それよりもこの暑さよ、、、、
先週からヨーロッパは猛暑でジリジリとイギリスにもその波がやってきた。スペインやポルトガルで45〜47度を記録し、あちらこちらで山火事がすごいことに、、、スペイン、ポルトガル、フランスと焼け野原がどんどん広がる中で、イギリスも今日の予想は最高なんと40度!!
昨日も37度くらいだったけど、職場にはエアコンがあるから大丈夫だったけど、今日は休みの日。家にはエアコンはおろか扇風機さえ無い! 

買い物しなくちゃいけなかったので、朝起きて9時には出かけた。その時点で30度くらいだったけれど、日本よりも湿気が無いので、たいしたことなく歩いてタウンセンターへ。これくらいなら毎年日本に行く時にもあるし、夏のホリデーでリゾート地に行ったのと変わらない。ここがイギリスだということ以外は特に目新しくは感じなかったよ、、、

でも午後からだんだん家の中が温室になってきた。窓は全てカーテンやブラインド下ろして、南西向きのキッチンはこれから夕方にかけて蒸し風呂になりそうだけど、リビングはむしろ涼しい。まあ、今夜を乗り切れば、明日にはまた24度位に戻るそうだから、なんとか頑張ろう!

さて、数日前からなんとなく違和感を感じていた奥歯、、、もう40年くらい前にやってもらった金
の詰め物が 取れてしまった、、、歯医者にはもう20年位行っていない。最後に行ったのは親知らずを抜いた時だった。流石にこの数年前から「歯医者で一度チェックしてもらおう」と思いつつ、ロックダウンやらなんやらで、そのままになっていた。まあ、特に問題が無かったからなので、流石に今回は神様が「行け」とおっしゃっているのだと思おう。それにしても痛い出費だわ、、、歯医者、、、 

日本では本当に信じられない出来事、、、
まさか今になって安部氏が殺害されるなんてそれも演説の真っ最中、人が集まった街頭で、だ、、、、

正しい政治家なんて、いない。民主主義国家においてはなおさら、全ての人を満足させる政治家なんて無理な話だ。政策には賛否があっても、安部氏は日本で一番長く首相を勤め、身体が限界になるまで頑張ってくださった。まだ67才、、、首相ではなくてもまだまだ力のある政治家だったし、政界を退いたら奥さまと楽しい引退後の生活が待っていた筈だ。 心からご冥福をお祈りします。

そして、こちらイギリスでもとうとうボリス ジョンソン氏が首相を降りる形になってしまった。ロックダウン中なのに、首相官邸の庭で飲み会をしていた事実や問題が報告されていた議員をそうと知りながら官僚に入れていた事など、次々と「ボリス落とし」の埃叩きにあってしまった形だ。

叩いて埃の出ない人なんていない。ましてや政治家において、清く正しい正義漢というのはあくまでイメージだ。でも皆「解らない範囲」でやっている。それが次々と明るみに出てしまうのは、明らかに「出そうとしている」人がいるからだ。そして、あきれる位の官僚たちの辞任続き。

次々と官僚たちが辞任したのは、同時に次期 党首=首相になろうという魂胆さえ見える。ともあれ、最期まで「辞めない」と言っていたボリスもさすがに党内の支持が限界とみて、ステップダウンを決意したようだ。

でも、私は今年に入ってからの数々の「ボリスの過ち」を聞いても、結局今この時期に力を発揮してイギリスを引っ張っていける人は他にいないと思っていた。まだまだBrexit以来の混乱は続いている。ロシアの侵略で経済の影響は大きく、今イギリス国民は生活苦に直面している。ざっと顔ぶれをみても、引っ張っていかれる人は見当たらない。最期まで「それでも辞めないぞ」と踏ん張っていたボリスのガッツに匹敵する党首が現れるのか、、、??

次の党首がすんなり決まるのかどうかも疑問だ。もしかしたらまたダラダラと党首戦が長引いて、次の人もテレサ メイ氏の二の舞になるんじゃないのかな。まあ、もっても次回の選挙までだろうからね~(次の選挙で保守党が勝つとはさすがに思えない)

要は、敵が少ないのが一番という事だ。裏庭の飲み会の写真なんて、その場にいた人にしか撮れないわけで、その少人数の中に「売った」人がいた事になるのだから。これはずっと以前にヘンリー王子(Prince Harry)の不祥事写真が出回った時にも思ったことだ。
親しい人たちだけの筈のプライベートパーティーの写真が出回るというのは、その中に売った人がいたのだなあ〜、と。「真の友人に囲まれていない」と悟ったボリスが首相の座を諦めたのも無理はない、、、、

まあ、私としてはかなり残念ですわ、、、ボリスのような癖のある人は、少しくらいの非はあっても押しきる力があると思っていたので。政治に必要なのはそういう事だと思う。これでまたイギリスは振りだしに戻ってしまう感じがするなあ〜。大丈夫か、ほんとうに!!??


なんと!丸1ヶ月ブログを空けたのははじめてか、、な、、?? 
でもなんだかあっという間に過ぎていく。だってもう7月だよ?
始まったと思ってたF1がもうシーズン半ばのBritish Grand Prixで、シルバーストーンのF1といつも同時期のウィンブルドンも始まっている。そしてシーズンオフだと思っていたスケートさえも、次の新シーズンに入っている!!

なんだろう、、?コロナ騒ぎでペースがすっかり変わった感じがする。もちろん生活はもう以前と同じように戻っているのだけれど、なんとなく日々の行動力が落ちていると言えばいいのか、、、
もう誰もマスクもしていない現状でも、やっぱり感染は避けたくて劇場通いに戻れないでいる。でもあと2ヶ月、8月に最後のモーゲージ(家のローン)が終わったら少し金銭に余裕が出るから、また芝居のチケットを吟味しようか。

テレビ放送で見たファンタジー・オン•アイスとドリームズオンアイス、私としてはどうもファンタジーオンアイスが今一つピンとこない。毎年いろんなアーティストとのコラボレーションで滑るのが特徴のショーだけれど、どうしても「にわかステージ」な感じが否めなくて、例えば「氷艶」や「Luxe」と比べると、創り上げたというよりはエキシビションな感じがして、あまり作品として心に届いてこないのだ。もちろん一人一人のスケーターは見応えあるのだけれど、数あるアイスショーの中では私としては「違和感」を覚えてしまう。

ドリームス、、の方は、淡々と代表選手達が新シーズンのプログラムをお披露目、ということで、コラボや目玉企画があるわけではなかったけれど、各選手の新シーズンへの意気込みが感じられた。もちろん現役トップ選手ばかりで構成されているのだから当然と言えばそうなのだが。こちらはノーカットのライヴ放送が2度あって、最初の島田真央選手、中田璃士選手もちゃんと見せてくれたのが嬉しい。これからジュニアで活躍が期待される若手の選手たち。同時に身体の変化もあるだろうし、次のオリンピックには出場できないのでこれから8年かけてどんな選手になっていくのか、楽しみでしかない。

三宅星南くんの「愛の夢」がすごく素敵なプログラム。去年で世界に名前を覚えてもらえたはずだから、今年はもっと活躍を見せて欲しいな。日本人離れした体格の選手なので、ジャンプの技術が安定してくると、世界の上位で戦っていかれると思う。それにしてもイリヤ•マリニン君の足の長さにびっくりだ、、!4回転アクセル、ショーの合間の練習でも何度もみせてくれたらしい。きっと他の選手たちにも大きな刺激になったことだろう。もちろんジャンプは単独で跳べてもそれで良いわけではなくて、きちんとプログラムに入れられないといけないのだけれど、今の時点であれだけ跳べたら、きっと今シーズンの試合で入れてくるのだろう。羽生選手の今シーズンがどんな風になるのかわからないけれど、最初に決めるのは誰か、、、!!??

三原舞依ちゃんの「戦メリ」もすてきなプログラム。身体もすっかりアスリートらしく戻っていて、今シーズンはまた上位で見られるのが楽しみだ。そしてショートヘアーがすごくカッコ良い坂本選手!新しいプロブラムは振付師も変えて、まだ滑り込んでいない感じだけれど、先シーズンも時間をかけてあのプログラムをモノにしたから、きっとこれからもっともっと期待できる。

本当は「トリ」じゃなかった、、、と話してくれた昌磨さん、5月のプリンスの時に比べると別物か、と思うほどブラッシュアップされたGravityは、空気の温度や匂いが肌に感じられるようで、なんともいえず「別格感」がある。先月はステファンが日本にいたから一緒に練習できたのがはっきりと形になっている。足元は凄いスピードで滑っているのに上体は止まったまま空気に漂っているような、、、場末のライヴステージを思わせるギターの音に、煙る空気の淀みと匂いがして、また次には全身を風にさらして疾走するような、なんだろう、このプログラムにはすごく「空気感」がある。きっとステファンもそういったものを表現させようとしているんじゃないだろうか。あるいは昌磨君に空気の動きを感じて滑って欲しいのかも。これはジャンプとの兼ね合いが勝負だ。転んだら空気感がプッツリと切れてしまう。どんな構成にするんだろうか。

今回はSPを滑った人が多かったけれど、これから先のアイスショーでは少しずつフリーのプログラムも出てくるだろう。プリンスではゲストスケーターだからまた少しでも観客の前で滑ることで手応えを感じて欲しいし、月末のThe Iceではフリーを持ってくる選手もいるだろう。The Iceは毎年特別企画やコラボがあって、スケーター同士の絆ができるといいね。特に日本の若手の選手たちとマリニン君やグラッスル君達が良いライバルとして繋がれると嬉しいよね。オフシーズンといいながらちっともオフじゃないフィギュアスケートだけれど、新しいシーズンが本当に楽しみ!!

さて、そろそろ日本行きを考えなくては、、、日本でもCovidの感染がまた増えてきているという。うかうかしていると、また入国に規制がかかるようになったらたまらない、、、9月後半から10月半ばまでの間かなあ〜〜。フライト高いけどやっぱり直行便がいいな、、、早く取らないとまずいかしら??
 

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木曜日から4日間に渡ってのエリザベス女王の戴冠70年を祝う行事が続いている。
もう96才の女王自身は初日にバッキンガム宮殿のバルコニーに元気なお姿を見せてから、セントポールでのサービスもダービーの競馬レースにも参加はされなかったけれど、お年を考えれば当然と言えば当然の事だ。むしろ10年前のダイアモンドジュビリーの時には御年86で、2時間以上も小雨の降る風ビュービューのボートの上に立ったままテムズを下られたのだから驚きだった。

昨日は土曜日の夜ということで、宮殿前に設けられたステージで華麗なるコンサートが開かれた。今年のステージは今までよりさらに広く、宮殿の正面ゲートを背にビクトリア女王の像からマル(The Mall)一杯に2万3千人の人を入れて始まった。

オープニングはQUEEN!! 

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ホントにね、私は彼らの初期からのファンである事が生涯の誇りと言っていいかも、、、、そういえば彼らも去年か今年で50周年のはずだ。20年前の女王の戴冠50年の時には、バッキンガム宮殿の屋上でGod Save The Queenをギターでかき鳴らしたブライアンの姿を思い出すよ。今年はすっかりQueenのメンバーに馴染んだアダム•ランバートと一緒に一大イベントの幕開けを飾った。

このパーティーイベントはコンサートだけでなく、スポーツ界やエンタメ界からもいろんな人が登場し、メッセージビデオは宮殿の建物全体を巨大なスクリーンにして映し出される。
ロイド・ウェバー氏の挨拶からヒットミュージカルのメドレーも楽しい。
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「ライオンキング」や「ジョセフ、、、」では鮮やかな色合いがスクリーンを華やげる。
若手の歌手ももちろん出ているのだけれど、特に強力なのはやっぱり70年代からもう50年にも及ぶキャリアを続けているイギリスを代表するスター達だった。Queen、ロッド•スチュアート、エルドン・ジョン、ポール•マッカートニー、、、女王と共に長きに渡ってイギリスの音楽シーンを支えてきた。

7時過ぎに始まったコンサートもだんだん陽が落ちてくると、LEDを使った3Dのライティングが生える。アリシア•キーズが出てきた頃にはもう暗くなった中で、燃え盛る火のライティングが素晴らしかった。
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スウィートハートだった彼女もすっかりベテランの貫禄で素敵なステージだったよ。

スポーツ界やその他著名人によるメッセージに続いて登場したのがウィリアム王子。一番の拍手と歓声で、一瞬彼が次の国王か、と勘違いしてしまう。でもやっぱりその後に貫禄で出てきたチャールズ皇太子。エリザベス女王を「マミー」と呼び、いつものようにユーモアも交えた出しゃばらないスピーチで、これまた歓声を浴びる。

そして驚いたのが大トリだ。なんと!この壮大なパーティーのトリを務めたのは、驚きのダイアナ•ロスだった!!実は私はつい数日前に彼女の事をふと考えていた。彼女はプライベート表に出さず、インタビューやメディア出演もほとんどない。アメリカでは活動しているのかもしれないけれど、最後に彼女を見たのはいつだったか、、、??亡くなったというニュースは聞いてないから元気なのか、もう歌ってはいないのか、のんびり引退しているのか、、、?なんて思っていたら、「宮殿前パーティーのトリはダイアナ・ロス」というのをニュースで聞いてびっくりしたのだった!!
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元気どころか、天使のような声も今だ健在、少しふっくらとはしたものの、とても80近いとは思えない可憐な声で熱唱してくれた。どんなイギリスの大御所がトリを飾るのかと思ったので、嬉しい驚きだった。
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夜も更けて、大盛り上がりの「Platinam Party At The Palace」は盛大に愛国精神丸出しで終わっていく。オリンピックより、サッカーのワールドカップより、やっぱり国民の愛国精神が一番大きく纏まるのがエリザベス女王なのだ。どんなに困難が続いても、災害があっても、政治家がバカでも、彼女こそが英国の要だ。どうかまだまだ彼女の世がつづきますように、、、GOD SAVE THE QUEEN


まただ、、、また繋がっていく、私の中の好きな物同士が。
 10年程前に、カストラートの声に近いものを探していろんなカウンタテナーの歌うバロックを聴きまくった時期があった。丁度映画の「ファリネッリ」が公開されて、ファリネッリとスペイン王との話を元にした舞台劇を観たりして、カウンターテナーの歌うアリアを聴き比べたりしていた。米良美一さんの若い頃のバロックアリアは大好きで、スマホにもプレイリストを作ってある。しょっちゅうというわけではないけれど、それからも時折思い立ってはYoutubeでまた音楽探しをしていた。

まさか、来シーズンの宇野昌磨さんのフリープログラムがまたバロックでくるとはちょっと予想外だった。昨シーズンのショートが素晴らしかったから、ここからもっと幅を広げてフリーに持ってきたということなのだろうか。ショートはちょっとメロウなエレキギターのGravityという事で、こちらはなかなかにちょっとセクシーな大人のムード。

フリーが「G線上のアリア」 と発音に困ったらしい「Mea tormenta Properate」ということで、もしかしたらまた少しアレンジの入ったヴァージョンなのかとステファンのセンスに期待したところ、昌磨さんの弟、樹さんのチャンネルでチラリとみせてくれた練習シーンを見ると、曲は王道で行く感じ、ただし、G線上、、はヴァイオリンではなくてチェロだった。これこそが良い選択だと思う。そう、彼のスケートはもうヴァイオリンでは腰が高すぎる、、、チェロが似合う!

そして後半は人気の若手カウンターテナー、ヤクブ・オルリンスキー。ヤクブはブレイクダンサーとしても活躍しているそうで、ハンサムだし体もバキバキでタレント性も抜群だが、子供時代から聖歌隊にいて、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学、そして天下のジュリアードでも学んだ筋金入りのエリート歌手だ。彼の声は米良さんのような「女声」に近いものではなく、男声のカウンタテナーとしての美しさがある。彼の歌うMea tormenta propetateも前にyoutube で見ていた。色々と物色していた時に何度が気に入って聞いた覚えがある。「ここと繋がったか!!」という感じ、、、

私にとって今までで一番強烈な印象を残している「G線上のアリア」は、深作欣二監督の映画、「バトルロワイヤル」で使われていたやつだ。優しく、美しく、神々しい曲なのだが、なぜか恐怖、惨状、心の悪、といった解釈にもよく合う、深い曲だ。そうだ、「セヴン」という、これまた残酷な連続犯罪の映画にも使われていたっけ。昌磨さんのスケートがこれとどんなケミストリーを起こすのか、、、チェロ演奏のこの曲と、かなりドラマチックな後半のアリアと、、、これは本当に楽しみでしかない。ステファンよ、、、なんという課題を与えたことか!!

バトルロワイヤルといえば、私がもう20年以上も応援している藤原竜也さんがまだ18だった時の作品だ。前に、藤原くんと宇野昌磨さんの「私が応援する共通点」を描いたことがあったけれど、(こちら)←(クリック)今、まさにここからが、フィギュアスケーター宇野昌磨のピークだと私は思っているので、これからの2−3年が本当に楽しみでたまらない。フィギュアスケーターとしては24というのはもう若くない、という印象だけれど、私は昌磨さんは少し成長のピークが他の人よりは遅めに来ていると思っている。実際14-5の頃でも子供みたいだったし、高校生になってもまだ声変わりもしていなかった。身体つきが、大人の男性になったなと思ったのもこの2年位なので、まだまだ大丈夫。これから4−5年は伸びていかれるんじゃないな、怪我さえしなければ、、、

そしてもうひとつ、SOIで見たさっとん=宮原さんのStabat Mater、本当に本当に神々しくて美しい!!そしてこのvivaldiのStabat Materをヤクブが映画仕立てにしているのがすごく良い。オペラ歌手としての演技もできるヤクブの歌うアリアは、ただのカウンターテナーとしての歌ではなくて、演劇的要素が魅力的だ。ぜひこちらを!←(クリック)
 
フィギュアスケートと宇野昌磨とバロックとカウンターテナーの融合、、、まさに私の好きなもの大集合だ。だから人生は楽しい。こんな楽しみな事があるなんて!!また来年のシーズン終わりまでワクワクが続く、、、、 


今までにないくらいの生活大ピンチに見舞われている、、、、

イギリスに来て37年、羽振りの良かった頃は年に2回の2週間ホリデーに出かけ、ヨーロッパの国はほぼ網羅し、日本にも毎年里帰りしていた。欲しいものはネットでかなりの裏技を使ってでも手に入れることができたし、金銭の余裕もあったから月に一度は鍼・マッサージ、そしてネイル、、、と楽しい人生の日々もあったのだが、、、、、

 いやいや、Covid-19で生活が一転したのは世界中が感じている事だとは思うが、ここに来てBrexitの直接影響、そしてなのよりもロシアの侵略で、大変なことになっている!
イギリスの現在は、なんとインフレ率9%!!ガス・電気の公共料金は100%の値上がりで、早い話が倍になった、、、毎日の買い物も目に見えてすべてが値上がりしている。先週まで3パックで£10だったのがいきなり2パックで£7.50になり、2パイント入りのミルクが80ペンスが£1に、、、

そんなこんなで車を使う人はガソリンの値上がりも半端でなく、年金暮らしのお年寄りが光熱費を払えず、食費も足りないというまさに「生活苦」に直面していて、これがイギリス全土で大問題になっている。

我が家もご多分に漏れず、本当にじわじわと全ての支払いが増えている現実に、どうしたものやら頭を抱えている。そしてさらに追い討ちになっているのが、ロシア上空を飛行できなくなって以来フライトが大混乱していたのは知っていたけれど、それは旅客機だけでなく、貨物フライトも同様で、なんと!現在は日本からイギリス(ヨーロッパの一部)への荷物の発送が止められてしまっているのだ!!

ちょうどまた日本のサイトでいくつか買い物をして、実家に全部揃ったら妹に送ってもらおうとしていたところなので、この情報はかなりのショックだわ、、、、

日本からの荷物が送れない??!!

そんなことがあっていいのか?? じゃあ、みんなどうしてるの??

とりあえず泡を食って調べてみると、どうやらそうらしい、、、船便は受け付けてるようだけれど、これは流石にちょっと、、、、
DHLやFEDEXも調べてみたけれどビジネスとして登録したIDを使って利用するようで、個人から個人へは基本的にはやっていなそう、、、第一お高い!!

そこで昔からの裏技を駆使して調べてみる。
以前に何度か使った海外発送代行の会社、もう数年使っていなかったけれどもう一度チェックしてみると、EMS便の値段でDHL発送してくれる、とのこと。もう忘れてしまっていたパスワードを再発行してもらってログインしてみると、私のアカウントは今もちゃんとあった。
最終的には妹にチェックしてもらって、本当に一切の荷物が送れないようだったら、ここでお願いしようかな。ちなみにBaggege Forward というサイトで、会社は大阪だ。ここに、買ったもの、届けて欲しいものを送ると、いくつかの買い物でもまとめて梱包して発送してくれる。

それにしても本当になんでこんな世の中になったのか、、、まあよかった事といえば、そんなこんなでさすがに「もうこれ以上無理!」という状況になったところで、今の職場に来てからなんと!17年目にしてはじめての昇給をしてもらった。全くね、、、最初に始めた頃は私のお給料はかなり良いほうだったのに、今やぎりぎり、、、、さすがに17年昇給無しで今の状況はフェアじゃないと思ってくれたボスが、固定給4%アップと、インセンティヴボーナスでもう4%くらい上げられるように考えてくれた。無いよりマシだ。ここはありがたくインセンティヴでマックスがもらえるように頑張るしかないかな〜。

お金が無い、といいながら、迷いに迷って今年はMIZUNOの宇野昌磨コラボグッズを頼むことにした。今までは商品は良い物だな、と思いながらも「そこまでは、、、」と思ったのだけれど、今年は初めての世界チャンピオンになったことだし、記念Tシャツとソックス、そしてボトムを頼んだ。家にいる時はいつでも運動できる格好でいるので、外に着て出るにはちょっと恥ずかしいかもしれないTシャツだけど、家でなら着ながら自分にも元気がもらえそうだ。合計で15000円弱だから、アイスショーに行かれないチケット分の応援代金と思えばちょうど良い。

本当にね、アイスショーに行きたいよ。でも私の里帰り日程に7-8月という案は無いのだ。この37年、7−8月は一度も日本に行っていない。昌磨さんも、そのうちステファンと一緒にスイス内でのアイスショーとかに出ればいいのにな、スイスだったら会いたい友達がいるから是非行きたいよ。今年のグランプリはどこに出るのだろう?フランスだったら行きたいけれど、う〜ん、その頃日本に行くことになるかもしれないしなあ〜〜〜、、、、??

来週はエリザベス女王の戴冠70周年の盛大なお祝いがある。イギリスがどんなにピンチになっても国民の要が彼女だ。96歳、ジュビリーもこれが最後になるだろう。いくらなんでもあと10年は無いと思うよ、ここ数ヶ月ですっかりお痩せになっているのが気になる。去年までは「おばあちゃん」という感じのふっくらしたお姿だったけれど、少しずつ、見るたびに小さくなっている。これは医学的に見て、老衰の一種で、食べているのにだんだん痩せていくのはやはり「あと数年、、」のサインなのだそうだ。来週のジュビリーのお祝いが素敵なものになるようにイギリス中が願っている。お天気が良いといいな。



 


4月も終わってもう5月。去年はなんだかプリンスアイスワールドを連日のように観られたと思ったんだけど、今年は5月末まで放送はないらしい。あれ、、?去年新しいフリーをお披露目したのはSOIだったかな?確か振り付けは前の年からしてたから、、、まあいいや。まだ来季のプログラムは決まってない人も多いようで、そんな中、宇野昌磨さんのショートはなんだかジャジーなエレキギターの大人っぽいプロだそうで、、、チラ見したかんじ、緩急の多い大人の色気が溢れそうなプログラム、かな。

この1年でグッと成長した昌磨 さん、色香から色気に転じる時だね。だってもう24だし遅いくらいだよね。やっとやっとここまで来たか、、、と本当に嬉しくてまた次のシーズンが楽しみだわ!最近はスイスに行くのも家族無しだし、あちらのアパートも引越して、高志郎君のところでシェアになるとか。あそこは確か3人くらいでシェアしていたから、お母さん無しでも完全に一人暮らしじゃないし、良かったんじゃないかな。もうそろそろ独り立ち、と家族もサポートの形を変えているのかもしれないね。

前から思っていたけれど、宇野昌磨さんが急成長したのは男環境になったのも大きいんじゃないだろうか。グランプリ東海ではマチコ先生、美穂子先生、そしていつもお母さんがついていた。でもこの1年ほどはステファン、デミさんそしてマネージャーさんと男環境の中で、ぐぐっと大人の男性になったと思う。 どの出会いもタイミングだよね、ほんと、人生って出会いのタイミングの積み重ねだよ。

さて、1ヶ月ほど前にちょっとしたトラブルで壊された家のポーチをやっと直した。ポーチはもともと数年前からドアの周りがボロボロになってきていて、本当に恥ずかしい状態だったので、まあこのタイミングでドアと窓を全部替えて綺麗にしてもらった。それにしても思わぬ出費だわよ、、、
家のローンがこの8月で終わるから、その後にポーチを直そうと思っていたのに、数ヶ月早くなってしまって有り金の底を掻き取ってギリギリ出せる限界だ、、、なんでこうなるかなあ〜〜〜 

ポーチもだけれど、家のローンが終わって、他にもここ数年抱えていた事が9月には片付くから、この秋には私たちも人生の新しいシーズンだ。まだまだ若者には負けないぞ、、、!!人生続くかぎりは新しい出会いの繰り返しだ。何も起こっていないように感じても、確かに時は動いている。モタモタしているとこれからは人生の終焉に向かって動いてしまうのだから、気を抜いちゃいけない。

また劇場にも以前のように行きたいけれど、どうしても最低限に厳選してしまう。だってもう誰もどこでもマスクもしていないから、やっぱり気になるよ、、、職場では一日マスクしているけれど、むしろお客さんのほうが「検査来店にはマスクをしてください」って言うと「??」って顔したりする。 

いつもなら有給ホリデーを取る時期だけれど、今年は日本行きがどうなるか、、本当は6月頃にと思ったのだけれど、「5−6月のフライトがどんどんキャンセルされて予定変更になってる」という話を聞いて、仕事を休む日程は一度決めたら変えられないからどうしたものか、、、、ヨーロッパの他の都市は乗り継ぎになってるようだけれど、幸いロンドンー東京は直行で飛んでいる、それでも14-5時間かかるしね〜。昔懐かしい「北回り便」だ。今は機体が大きいからアンカレッジで給油に降りなくても直行で行かれるだけマシなのかな。

来季のフィギュアは羽生さんとネイサンはどうするんだろうか、、、、また男女とも若い選手たちがシニアに上がってくるし、ロシアの女子がいなくたってフィギュアスケートは終わらない。ルール改正についてもいろんな提案があると聞いている。提案はあくまで提案だけれど、フィギュアスケートからフィギュアの技術を無くしてしまっては意味がない。いっそコンパルソリーを戻したらどうかしらね、私だったらそっちを提案するわ、、、、新しいルールブックがどうなるのか、、、??





 

あっという間に4月も半ば。なんだかずっと寒くて冬から抜けていなかったイギリスだけれど、ようやく今週は日中15-17度に上がるようになった。でも朝晩の通勤時には結構寒いから、一日仕事していると結局関係ない、、、、

すっかりCovidのことなど忘れてしまったかのようなイギリス。だんだんバスの中やお店でマスクをする人も減ってしまって気がついたらもう誰もしてない??、、状態。そうかと思うと中国では上海周辺でまたロックダウンしているようで、仕事にも支障がでてきている。注文しても中国からのデリバリーがキャンセル続きとかで、入荷予定が6月末とか、、、、

先週久しぶりで行ったFinsbury ParkのPark theatre、ここもキャパ200のスタジオ式の劇場だけれど出演者のクオリティーは高い。 演目は「Clybourn Park」アメリカで2011年にピューリッツァー賞を受賞した作品で、なぜか私はこの題名を見て「以前に見た芝居」だと一瞬思った。以前というのはもう20年くらい前のように思っていて、それは出演者の一人、イモジェン・スタッブスが出ていた別の芝居と混同したようだ。

一幕の舞台は1959年。朝鮮戦争から戻った息子がある朝自殺してしまったベヴとロスの夫婦。彼らと¥黒人のハウスメイドのフランシーヌは近々引っ越すための準備をしている。そこへ近隣の人々がやってきて、ロスの家を今度買うことになったのは黒人の家族だと告げる。黒人などそれまでいなかった地域に、それがどんな影響を及ぼすかを話し合う住民たち。それぞれのキャラクターが独自の見解を面白おかしく繰り広げ、この辺りは会話劇の面白さだ、2幕は同じ家の2009年。この50年の間にこのエリアは黒人が主流になっており、同じ役者たちが違うキャラクターで、今度はこの家を白人夫婦が買うことになったのをまたも喧々諤々と話し合う。一幕のキャラクターの子孫にあたる人がいるが、ほとんどは近年ここに住むようになった人たちだ。その中で、50年前にこの家の中で自殺した息子がいた話も明かされて、地域住民達の話し合いは、やがて普段は言わないようにしていた本音をぶちまけ合う喧騒に発展していく。

セリフの応酬による面白さの脚本なので、主題は何か、ということではないが、役者たちの力量でそれぞれのキャラクターと彼らの「言いたいこと」が生きてくる芝居だ。実はこういう芝居を昔やって、苦労したことがある。会話のテンポや間合いで芝居の面白さを引き出す本なので、ストーリーではなくキャラクターが重要だ。こういうタイプの芝居は長い間観ていなかった気もする。

スタジオシアターに来る人たちはやっぱり「お客さん」がいなくて、いつもの「ざわざわ」が戻ってきている。周りの人に親近感を感じる演劇空間だ。ひとつだけやっぱりちょっと違和感だったのが、役者たちが使っているアメリカ・シカゴ訛りの英語だ。それも最初はみんなアメリカイントネーションで話しているのだけれど、会話が激昂してくると普通に戻ってしまうのが面白かったよ、、、、

ロックダウンの頃に公開されたと聞いていた藤原竜也さんの映画「鳩の撃退法」がWOWOWで放送されていた。ミステリー仕立ての構成でこれは原作本が面白いのかなと思った映画だ。映画やドラマもいいけど、そろそろ藤原竜也の舞台が観たいなあ〜〜。「MUSASHI」の再演はどうだったんだろうか。井上さんも蜷川さんもいなくなってしまってのムサシ、ロンドンで見たときよりも進化したのだろうか、、、

日本行きもなかなか決められない。どうやらロシアのおかげで、フライトのルートが変わっただけでなく続々とキャンセルになっているらしい。1日の変更ならいいけど、キャンセルになって数日のズレが出ちゃったりすると仕事の休みが確保できない。本当なら5月くらいには行きたかったけど、やっぱり秋になっちゃうのかな〜〜

これからはスケートはアイスショーのシーズンだ。今年は宮原知子、田中刑事両選手に、なんとアメリカのスウィートハート、アリッサ・リウ選手も引退を発表した。刑事君は去年あたりから「アイスショー向け」のスケートにシフトしているような印象を受けたから、今年かなあ〜とは思ったけれど、さっとんの引退は残念だ。でもやれるだけやって決めたことなんだろうね。彼女もこれからきっとアイスショーに世界中から声がかかるだろう。プロとしての素晴らしい演技を応援します!!スターズオンアイスで高橋大輔さんがさりげなくさっとんをカップル競技に誘っていたのがよくわかる。ほんと、素敵かもしれないね、宮原知子のアイスダンス。でもパートナーがいないかなあ〜〜、、、、、
アイスショーも結構BSやCSでの放送もありそうなので、夏の間はまた別の楽しみ方ができそうだわ。

 

おめでとう、おめでとう、おめでとう!!!
と連日飛び上がりっぱなしのワールドだった! 
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男女そろっての世界チャンピオン、そしてペアもなんと銀メダル!!ロシアの選手たちがいなくても十分素晴らしい、むしろ男子のショートプログラムは本当にレベルの高い神試合になった。

やってくれました宇野昌磨!!
予感はしていた、いや、ほぼ確信に近い予感だった。オリンピック後の様子が本当に充実しているようで気合の入った練習が詰めていたとのこと。本当はもう少し早くスイスでの最終調整に入る予定だったのがフライトのキャンセルやルートの変更で出発が少し遅れた様子だったけれど、最後の1週間でのブラッシュアップがよかったんだね。私はこれは絶対に必要だと思っていたので、さすがはステファン、きっちりと修正してくれました。

ショートは本当にもう「完成形」に限りなく近かった。私はずっとこのプログラムはノーミスで滑ったら110出せると思っていたので、今回それにほぼ当たる点数だったのがすごく嬉しい。実は北京以来、何度が団体戦を見返して、「赤の衣装良いな〜」と思い始めていたので、今回赤オーボエにしてくれて嬉しかった。終わった瞬間にピョンピョン飛び跳ねてしまって「もうちょっと余韻を、、、」と思っていたら、後で一希君に言われていたらしい。

フリーのボレロも本当によく滑ったよ!!さすがに後半の4Tのコンボはシングルで少し着地で減点、最後の3連続も1Fにしかできなかったのが残念だけれど、その後の最後のステップが鬼のように素晴らしかった!そしてスピンも軸がピッタリ安定していて、プロトコルでも素晴らしいGOEをもらっていた。このボレロのプログラムもノーミスだったら210を出せると思っていたので、少しのミスは惜しかったけれど、ここまでできれば十分にチャンピオンとして誇れると思う。合計312.48は誰が出ていた、出ていないにかかわらず世界チャンピオンの得点だ。

「今年はくるのか、、、?」と去年の夏のアイスショーで今季のプログラムを見た時のじわじわくる予感が、とうとうここに来て現実になりました!!やってくれると思っていたよ、昌磨君!!
ここからが新たな出発点。もっともっと昇っていく姿を応援していきますよ〜。宇野昌磨さんの場合、肉体的な成長が少し遅めにきてると前々から思っていた。低体重で生まれたということで、13-4歳の時でも子供にしか見えなかったし、声変わりしたのも確かもう高校生になってからじゃなかったかな。その後に3Aが跳べるようになったのもやっと大人の身体になってきたからなんだと思うし、選手としてのピークも今からが始まりだと思う。これからの3年くらいが一番強くなれる時だと私は思っている。だた、本人も言っていたけれど、怪我だけは本当に気をつけないと、これからの怪我は選手生命を縮めることになる、、、来季はどんなプログラムになるんだろうか、容赦はしないというステファンの頼もしい指導でもっともっと上を目刺して欲しい。

偶然今日Twitterで目にした本田圭佑さんの言葉「目指すのは成功ではなく成長」まさに昌磨さんの言葉と一致している。

そして女子、本当にこちらもみんながハイレベルな戦いを見せてくれた。なんと言っても坂本香織さんのショートが絶品だった。一人余裕で80点超えとは!さらにフリーの安定感。今季の彼女が大きな大会でミスをしたのを見なかったよね、、、これってすごいことだと思う。
ちなみに私はEurosportsでのクリス•ホワース氏、BBCが録画特集した番組でのロビン•カズンズ氏、そしてVPNでカナダに繋いで観たISUのYoutubeのチャンネル、と3つのコメンタリーで見比べたのだけれど、すべてのコメンテイターが口を揃えて言っていたのが、「テレビでは絶対に判らないのが香織のスケートのスピードだ。」と言うこと。「ジャンプに入る前と出のスピードが変わらない、それをコントロールするのは格別な難しさがある」と、、、、
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女子の表彰台は3人とも本当にキュートで笑顔が溢れていて素敵だった。今回は出ているみんなが本当に成績にかかわらず幸せそうで、個性豊なスケートが花開いた感じがした。 ベルギーのヘンドリックス選手、今季はあちらこちらで存在感を見せていたけれど、ここに来て一気に照準に当たった感じ。怪我をしていたそうだけれど、そんなことは微塵もかんじさせない安定感のある滑りだった。アメリカのスウィートハート=アリッサ•リウ選手も16歳らしいキラキラした演技で喜びいっぱいに滑っているようでみていて思わず頬が緩んだ。まさに「ピチピチ」という言葉がピッタリな感じ。(ピチピチギャル、なんて日本語、今でも通用するのかな、、?)表彰台での3人の表情が全てを物語っている。嬉しい、楽しい、幸せ、、そんな素直でまっすぐな気持ちが表彰式に溢れていた。

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そしてもちろんこのお二人。この1年で本当に世界中にファンが増えたと思う。今回も私が見た3つのチャンネルのコメンテイターすべてが「見ていて幸せになる」とコメントしていた。なんといっても両選手のスマイルだ。演技中もオフリンクでもこの二人はいつも笑顔を振りまいている。そしてそれがスケートにも現れてて見る人が笑顔になる、、、本当に不思議な魅力だ。フリーではジャンプミスが続いたので、表彰台はどうかな、、と思ったら、なんとか踏みとどまり、その後には予期せぬアクシデントで銀メダルになった。どんな理由であれ、大会に出て演技をしないことには結果はもらえない。 誰かが出ていた、いなかったに関係なく、必要なのは滑り切って結果をもらう事だ。銀メダル、本当にすばらしいよ。来年からのペア競技に2組目が育ちますように。

唯一目標に届かなかったのが、かなだい組のアイスダンスか、、、、う〜〜ん、でもこうして世界選手権の中で見ると、やっぱりまだ「達していない」とは感じたなあ〜〜。これまではみんなが揃った大会じゃなかったし、挑戦するつもりでグイグイきたから その成長ぶりには目を見張ったけれど、まだ結果がついてくるレベルには行けていないな、というのが正直な感想だった。だからこそ、来季もどうかどうか続けて欲しい。ここで終えてしまうのは中途半端すぎないか、、、この後にお二人がどんな決断をするのかは本人たち次第だけれど、おそらくはかなちゃんも大ちゃんも「悔しい、もっとできる」 と思っているのではないだろうか、、是非とももう少し頑張って欲しいです!!

今日のGalaも楽しかった。本当にみんな幸せそうで素敵なパフォーマンス。選手たちのガラ用のプログラムももう何度もみているので、お馴染み感があるのだけれどやっぱり楽しい。

この後はまたアイスショーの季節に入る。今年は少しずつ海外の選手もまた参加してくれるようだ。まあロシアと中国は難しいかな、中国の選手が世界選手権に来なかったのはやはりCovidのワクチンが基準をみたしていないということらしい。一部の地域ではまた感染が広がってロックダウンも検討されているようだ。それでもいろんなアイスショーに豪華な顔ぶれが発表されている。今年の夏もまたテレビ放送をチェックだわ。 ヴィンスが会見で「日本のアイスショーで滑るのが好きです、皆んなが日本で滑りたいんです」と言ってくれていて、今年はまた世界の仲間たちが日本で素敵なショーに参加してくれますように。Covidも無くなったわけじゃないので、本当にこれからも油断はならないけれど、、、

心躍る世界選手権だった!参加したすべての選手たちに「素敵な演技をありがとう!」 

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