見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。

あっという間に時間が飛んでしまった。最近見つけた古い映画のことを書きはじめたのだが、途中で時間切れになってしまい、そうこうするうちにいろいろとあって、とにかく仕事で疲れ果てる毎日だった。

なので、映画の話はまたにしよう。今年もまた「私の記念日」の9月5日が過ぎていった。
9月5日が私の記念日なのは、私が初めてロンドンにやってきた日だからだ。新年でも誕生日でもなく、私はこの日に自分自身を考えるようにしている。このことは以前こちらに書いた 。

そろそろ始まるスケートシーズン、今年はなかなか試合の開催も難しいようだが、今週末は日本では「Dream On Oce」、そしてロシアでは恒例の「テストスケート」が開催されている。 どちらも競技ではなく、新プログラムのお披露目のような大会。DOIは見られないので、演技ごとにでもどこかに動画が上がるのを期待するしかないかな、、、ロシアのほうは、Youtubeで観ることができた。今日はまだどちらもSPで、明日がFPみたいだからゆっくり見ようかな。

ロシアの選手たちの交代劇は毎年激しいものがあるけれど、今年はコーチ間で女子選手たちの引っ張り合いがあり、国内大会もなかなか熾烈な戦いのようですね、、、

なんといってもコリヤダ選手の復活が嬉しい!!昨季は体調不良・手術で顔を出さずにいたけれど、結婚もして、なんだか逞ましい大人になって戻ってきた感じ。彼のスケートはやっぱり好きだなあ〜〜。

頑張っている選手たちはみんな応援しているけれど、自分にとっての「一押し」になる選手っていうのは、私の中では決まっている。滑り始めて30秒の間に引きつけられるかどうか、だ。 引き付けられるスケートというのも2種類あって、「素晴らしい!」と思わず認めて目を見張る納得のスター選手、そして、私が自分の感性で「大好きだ」と思う選手。

前者にはプルシェンコ氏とか、羽生選手、パトリック•チャン氏もそうだった。たとえ転んでも「やっぱりさすがだな」とスケートを見る醍醐味を与えてくれる選手たちだ。後者は私の中でずっとずっと残っていく選手、大昔ではション・カリー、ビクトル・ペトレンコ、最近ではステファンや太輔さん、そして宇野昌磨選手、、、もちろん男子だけではない。ペアのゴディエバ・グリンコフやアイスダンスのラカモ・コッコ、シェイリンとヴィクターも大好きだった。アイスダンスは本当にいろんなペアをドキドキしながら観ていたっけ。

ヴォノロフ選手がとうとう引退ということで、またベテランが一人いなくなるのは寂しい。ロシアらしいドラマチックが似あうスケーターでとても好きだったけれど、3度もオリンピック代表になりそうでなれなかったのが残念だね。でもNHK杯で優勝した時の渾身のSarabandeはよく覚えてる。これからはどうするんだろ?振り付けやるのかなあ〜〜?

DOIのほうもスコアはなくてもKiss&Cryも設置されてるそうで、SP,FP,そしてガラもやるそうだ。今年のプログラムを滑る機会があって良かったよ。コロナウィルスはまた各国で広がり出しているから、本当にこれから冬にかけては分からない。私は宇野昌磨さんはフランス杯に出ると思っているけれど、フランスも感染者が増えている様子。でも今のところはパリ周辺に限っていて、国境付近の隣国からの入国は大丈夫みたいだ。 

イギリスから夏最後のチャンスと、ホリデーに行った人たちも、突然また帰国時の隔離が課されたり、対象国が変わったりで、混乱している様子だ。まあ私は今の時期に無理やり国外に出ようとも思わないのだけれど。 来週からはまた6人以上の集まりが禁止される。どうせならすぐに始めればいいのに、「来週から」とのことで、この週末にこれが最期と大騒ぎする馬鹿が必ず出る、、、これでまた来週は感染倍増確定だわ。

明日はロシアのテストスケートのFPを見るかな。DOIが見たいよ〜〜、ぴあで有料配信があるみたいだけれど、ライヴ時間にしか観られないのはちょっと困る。 朝の6時だよ、、、って今もう1時過ぎてるし。後からでも観られるなら有料でもいいんだけど。まあなんとかそのうち個々の選手たちの演技は探せば出てくるかな、、???

そういえば、宮本さんが昌磨くんに振り付けたプログラムというのが凄く凄く気になっている。荒川さんとのフレンズプラスでは「SPにもできる構成で振り付けてもらったけれど、とりあえずエキシビション用」とのことで、でも内容に関しては明かさなかったとか。これが楽しみだなあ〜〜。宮本さんはプログラム全て、衣装のアイデアや髪型まで、細かな動きの一つ一つを全て考えて振り付ける人だから、彼の「これを滑って欲しい宇野昌磨」がどんなものなのか楽しみだ。

去年からのGreat SpiritsとDancing on my ownは新しい大人の宇野昌磨が生かされていて良いプログラムだとは思うけれど、できれば今年はプレオリンピックということもあって、もう一つ新しいイメージでのプログラムが見たかったな。これまでのプログラムを振り返ると、やっぱり樋口美穂子先生の振り付けは、宇野昌磨をトップレベルに引っ張り上げたと思う。「ロコ」なんて、ほんとうに、あの曲をどこから持ってきたんだ、、、って思ったし、まさに彼のスケートの良いとこ取りだった。

同じ曲のトウーランドットも、シニア1年目ではポール・ポッツのヴォーカルで、オリンピックには3テナーの一人、ホセ・カレーサスを持ってきた。これは本当に美穂子先生の戦略とセンスが光っていたと思う。もっと美穂子先生のプログラムを他でも見たい。去年の山下真湖ちゃんのセビリアだって、「よくぞこれを思いついた」って思ったし。振付師・樋口美穂子をもっと見てみたいな〜。

来週はインディアンサマーになるらしい。インディアンサマーというのは、もう夏も過ぎた、と思った時期に(つまりは9月になってから)また真夏のような気温が戻ってきて暑くなることを言う。火曜から水曜日あたりは27~28度になるらしい、、、うれしいやら、困るやら、、、、
 


WOWOWで放映されていた野田地図の「Q ーA night at the Kabuki」 を観た。野田マップは本当に久しぶりだ。野田さんは以前ロンドンで「Red Deamon」や「The Bee」、「One Green Bottle」など小劇場での公演を何度もやっていたので結構観ていたのだけれど、野田マップとしての公演は本当に最期に観たのって「ロープ」?だったかも、、?

観始めるに当たってちょっと驚いたのが「結構長いな」という事だ。でも展開の早い野田さんの舞台のこと、グイグイ回転していくのだろうなと、、、。そしてタイトルに使われている「Q」はQueenの曲をフィーチャーして構成されているとのこと。それも彼らの4作目のアルバム、「A nihgt at the Opera」の曲で、、、

私はリアルタイムで筋金入りのQueenファンだ。来日公演には中学生だった76年から何度も行ったし、雨の中で出待ちしていた高校生の春、76年のときは雑誌撮影の様子をホテルの垣根の隙間から見ていたり、本当にQueenと一緒に青春時代を送った。初めて彼らの来日公演に行かれなかった83年の時は、私自身の劇団の舞台と重なったからだ。あの時は本当に不思議な気持ちだった。中学生の時から死ぬほど好きだった彼らのコンサートと、私の舞台が同時にあるという事が、、、(規模は大幅に違いすぎるが)

ストーリーは源平両家をロミオとジュリエットに重ねて、戦国時代の背景になっている。これはなかなかのアイデア。源頼朝の妹という設定のじゅりえと、平清盛の息子ということになっているローミオの悲恋がそのままシェイクスピアの芝居と重なる。けれどここに登場するのが30年後のローミオとじゅりえだ。実は生きていたこの二人が時間を超えて、過去の自分たちの運命を変えようと戻ってくる。前半は完全にロミオとジュリエットのストーリーを源氏と平家の目線でなぞってくのだが、30年後の二人はなんとか結末を変えようと要所要所に現れては軌道修正しようとするのだが、実はほぼ修正されずに進んでいくのが面白い。

相変わらずテンポの良い野田さんの本。日英の古典をうまく重ねて、お得意の言葉遊びも随所で光る。この辺りのセンスはさすがだな〜。言葉のつなぎ方が巧いよね。ただ、私としてはどうしても芝居がQueenの曲とうまく合わない。このA Night At The Operaというアルバムに入っている曲は本当にバラエティーに富んでいて、名曲「ボヘミアン•ラプソディー」はあまりにも有名だが、他にも知られざる名曲がいくつもある。B面の「The Prophet's song」なんかは、昔ダンスの振り付けに使おうかと思った事もあるし、短くてもストーリー性のある歌や、もちろん個人的な憎しみや愛情や、いろんな要素が詰まっている、このアルバムを芝居に使おうというアイデアは凄く良い。でも、一つ一つの曲を知りすぎている私には、どうしても目の前の芝居とこの45年前のアルバムとが重ならない。

芝居が面白く進むたびに、入ってくるQueenの曲がどうしてもしっくり収まらない感じが拭えないままに舞台が進んでいく。仕方がないので、自分の中で「これは転換の際の効果音楽」と思いながら観ることにした。Kabukiと謳っているのだが、これもそこまで歌舞伎らしい要素が重要とは思えず、普通に「芝居」で良かったとも思うのだが、野田さんにしてみると、このアルバムコンセプトと芝居に重なるものがあったのだろう。「やってみたくなる」のは演劇人の本能だ。

松たか子さんと上川隆也さんの「30年後のローミオとじゅりえ」そして、広瀬すずさんと志尊淳さんの若きロミオとジュリエット、このキャスティングはとても良い。広瀬さんはこれが初舞台だそうだ。声の使い方は確かに「苦しい」と感じる事もあったけれど、良い芝居をする人だ。ベテランの松さんと上川さんはもう安心して観ていられるし、アンサンブルのテンポも絶妙なので、野田さんの本を楽しめる。

後半は、生き残った二人のその後なのだが、やっぱり野田さんの本はお安いハッピーエンドにはならない。私はだから野田さんの芝居が好きだ。いつも現実を突きつけて、決してお安い結末にしない。結局はこの二人も墓場からは生き延びたものの、その後は2度と会える事なく、ローミオは名を捨てて戦に加わり、最果ての地で「俊寛」のように哀れに故郷を乞いながら死んでいく。輝くような青春を演じる広瀬・志尊コンビのキラキラした若さの恋と、熟年になっても変わらぬ愛を秘め続ける大人の二人の姿が美しく、悲しい。

若さには未来は見えていない。見えないないからこそ希望と、勢いと、無謀さがある。未来から見る過去は、美しく、辛く、暖かさと絶望が。敵味方の立場から「あなたの名前を捨てて」というジュリエットのセリフをここまで膨らませた芝居が出来上がるとは、流石に野田秀樹さんだ。乳母役もピッタリで、まだまだ体が動く役者でもある。竹中直人さんを舞台で見るのも本当に久しぶりでこれで2度目かなあ〜〜?テレビで見るよりも、ずっと良い役者だ。

Queenと歌舞伎は特にフィーチャーしなくても十分面白い舞台だ。Queenの曲でのステージ化といえば、昔、モーリス•ベジャールがモダンバレエを振り付けた素晴らしい舞台があった。歌詞を全て知り尽くしている私にとっては、それが芝居のセリフとぶつかってしまって違和感を感じてしまったけれど、それと気づかずに見ると結構馴染んでいたのかな、、、??

日本での芝居は本当に滅多にみられないのに、このコロナ騒ぎとネットサービスのおかげで、「日本にも危機感を告げるような芝居があるじゃないか」と思わせてくれる舞台を見られるのは本当に嬉しい。もちろん舞台は舞台で観てこそ、なのだが、何しろ世界的に劇場がほとんど開いていないのだから、舞台映像でも充分だ。

 

 
実は私はほとんどテレビを見なくなっているのだが、毎日欠かさずに観るのがニュース以外ではクイズ番組だ。イギリス発祥のWho watns to be a millionaireは世界各国でコピー番組が作られたが、私とうちの彼がいつも見ているのは「The Chase」という番組。イギリスのテレビにはクイズものが凄く多くて、スポーツものやら、一対一のものから大人数から減らして行く形式のもの、本当にたくさんの番組があるのだけれど、この「The Chase」には時間の無駄がない。そしてホストが私の大好きなBradley Walsh。

クイズ番組でもどかしいのは、毎回いちいちルールの説明をしているうちに時間が経ってしまって、ゲーム中も「次はこうやります」なんて言ってると実際のクイズ時間がスカスカに短い事。かなりの番組がこのパターンで、進行が遅いのだ。

The Chaseが面白いのは、視聴者チーム4人がまず一人ずつ、キャッシュビルダー(1問につき£1000)と呼ばれる一分間のスピードクイズをする、大抵の人は1分間におよそ10問のうち3−5問取れる。7問以上だったら「おお〜〜、良いね!」となる。その次にはチェイサーと呼ばれるクイズのプロ(5人いて日替わりで登場する)と一緒に3択問題に挑戦する。この3択で大抵8~10問あり、チェイサーに追いつかれずにコマを進められたら、次のひと、追いつかれたらそこで退場。これが4人分あり、最後に残れたチーム(最大4人、時には全員がチェイサーに消される事も)で2分間のスピードクイズ。ここでチームがいくつ取れるかで、最後にチェイサー一人での2分間のとの勝負になる。チェイサーを負かすにはここで最低でも18以上、できれば22~23は取らないと追いつかれてしまう。

詳しいルールは別にして、50分ほどの番組で出題される問題は軽く100を超える。これを毎日放送しているのだからすごい。もう10年くらい続いている人気番組なので、その間に出された問題の数はどれほどになるのだろう、、!!??毎日見ているので、もういいかげんクイズ王に近い知識があっても良いはずなのに、覚えていられないのが悲しい、、、

他の番組でこんなにも問題が立て続けに出されるクイズ番組はない。このスピード感とシンプルなルールがThe Chaseの魅力。4人チームで年齢も職業もバラバラだ。最期の2分間のスピードクイズに向けてそれぞれが3択問題でチェイサーと対決する際、アドバンテージに応じて手持ちの金額を変える事ができるのだが、チームの意見として「絶対君なら大丈夫だから多い方に行け=アドバンテージが1に減る)とか「若者の知識が 最終戦に必要だから金額を落としてでもアドバンテージを増やして戻って来い」等の意見交換をチームで行う。ホストのBradley Walshは私が一番大好きなプレゼンターで、彼はひたすらチームの味方だ。

日本版も流行った「Who wants to be a millionaire」 は、新しくホストに元Top Gearのジェレミー•クラークソンを迎えて新しいシーズンが放映されている。これもひたすらクイズに集中しているので面白い。スピードこそ、The Chaseほどではないものの、もっと重厚な雰囲気で時間をたっぷり使った緊張感が売りだ。こちらは今は週に1度の放映だけれど、the Chaseと共に必ず見ている。

で、日本版の携帯ゲーム、「みんなで早押しクイズ」をやってみた。宇野昌磨さん達3人組が新しく始めたOjigamingでやっていたやつだ。で、やってみると、やっぱり私は日本の事がわからない。完全な一般知識ならかなりわかると思っているが、芸能人の名前や流行ったアニメや歌なんかのことは知らないので、、、、それでもちょっとずつやってみたらB+まではサクサクきた。 俗な知識ならやっぱり私はイギリス人だなあ〜〜と痛感しつつ、1日に数回だけやってみる。Aレベルになるのは結構大変そうだけど、日本版のクイズも楽しい。知らない事が多いのがかえって新鮮だ。

物知りな人って昔から好きだ。以前に一緒に仕事していたオプトマトリストの同僚は典型的なイギリス中流階級の人で、昔のA-レベルから大学ーオプティシャンに、というエリートコースの人で、ちょっとした会話の中でも「あれ、なんだっけ?」というとすぐに返事を返してくれた。教養と一般常識、それに広分野で物知りなので、話をするのが楽しかった。説明の仕方もいかにもエリートイギリス人らしてわかりやすく、使う英語も教科書のようで、大好きな同僚だった。わたしもそろそろ「物知りおばさん」と思われるようになりたいものだわ〜〜
 


いや〜、のんびりゆっくりの3ヶ月の後に怒涛の7月が 過ぎて行った!!

忙しいの何のって、もう毎日ヘロヘロですわ、、、以前のように誰彼となくやってくるということはないので、基本的には予めアポした人たちなのだが、何せ全く途切れない。しかも検査にかかる時間が遅れがちなので、結果としてアポした人たちが 被ってしまったり。一人一人毎に椅子もテーブルも消毒しなくてはいけないので、余計に時間がかかるし、、、、

今までは普通に夜は1時半か2時ごろに寝ていたのだけれど、年も相まってもう流石に無理だ。12時過ぎにはもう目を開けているのも無理な毎日。でも7月はずっと来られなかった人たちが集中していたから 忙しかったけれど、8月も半ばにはその勢いも落ちるのかな、、、、

本来ならサッカーのユーロ、そして今頃はオリンピックの真っ最中だったんだね。とりあえず再開したFAカップの決勝が昨日だった。あちらこちらのパブから声援の声が聞こえてきていたけれど、スタジアムは無観客。それでもシーズンの区切りとしてArsenalが優勝した。そう言えばFAカップの決勝が2チームともロンドンのクラブというのも珍しい。でも私はフットボールに関しては、国際試合しか基本見ない。なのでナショナルチームはわかるのだけれど、各クラブの事はほとんどわからないのだ。Arsenalは私が住む北ロンドンのエリアなので、この辺はArsenalかTottenham hotspurの支持者が多い。パブでの応援が盛り上がっていたのもその為だろう。

そして今日はF1のBritish GP。シルバーストーンに観客はいないけれど、今日と来週の2レースがイギリスで行われる。前半に2度もセーフティーカーが出て、あまりの遅い展開にちょっと飽きていたのだが、全てのドラマはラストの3周にあった!! 2度目のセーフティーカーが出た際にタイヤ交換を行ったチームが相次いだのだが、数台のマシンがレース終盤で破損の連続。後残り数周というあたりで、メルセデスの二人=バルテリ•ボッタスとルイス•ハミルトンはタイヤが「やばい」と気づいていた様子。まず2番手を走っていたBottasの左前タイヤがラスト3周目にパンク。4番手を走っていたカルロス・サインズのタイヤも同様に左前輪がパンクし、さらにはトップを走るルイス•ハミルトンの左前輪まで!!ボッタスは周始めにパンクしてしまったのでピットインして交換するまでにかなりのロスをしてしまった。そのすきに、3番手だったフェルスタッペンが素早く追い抜き、タイヤ交換して2位に浮上、彼もタイヤのコンディションが気になったらしい。そして最終周に入ってルイスのタイヤも逝ってしまった、、、フェルスタッペンとの差は26秒ほどあったのが、どんどん縮まっていく、、、残りあと4分の3周ほどだ。パンクしたタイヤを引きずって火花飛ばしながら走る満身創痍のメルセデス。「車が持つか、追い抜かれるか、、、?」とハラハラする中、冷静にルイスはマシンをゴールまで運び、🏁を受けた!!

結局、ルイスのシルバーストーン7連勝、2位にはフェルスタッペン、3位にはシャルル•ルクレールがこちらはタイアの問題なくゴールした。いや〜〜、ラストの3週のドキドキがすごかった〜〜!! 

本来ならそろそろシーズンオフ中のフィギュアスケート も新しいプログラムでのアイスショーが続く時期だ。The IceとかFrends on Iceとか、また世界中からトップ選手が日本に集まってくれるのを楽しみにしていたのに本当に今年は残念だね。(それらの演技動画をネットで探す苦労・楽しみもひとしおなのだ)

宇野昌磨くんはそろそろスイスに、、?と思ったら、スイス合宿に行ったのは梨花ちゃんで、昌磨くんご本人はYoutubeに大忙しの様子。ゲームしかり、スケートしかり、自動車免許も取ったそうで、その辺りの時間の使い方も上手いかもね。ステファンのインタビューで、「昌磨のワークパーミット を申請中」と発言していたらしいから、それが降りるのを待っているのかな。この状況だから、観光扱いで何度も行き来するのはいつできなくなるか解らない。正式な滞在許可があれば、島田高志郎くんだってまだ規制されていた5月中に向こうに戻ったしね。今を焦らずきっとステファンは長い目で考えているのだろう。

まあ、その間にプロゲーマーさん達とお遊び杯やってスケート以外のファンを増やしたり、ついには自分の公式チャンネルまで開設してしまった昌磨くん!!

オリンピック以降の周りからの期待やメダルの重さに潰れかけたとは言ったものの、この2年で驚くほど大人になったなあ〜〜と思わずにいられない。話下手で人見知りだったのが嘘のようだ。でもそれはきっと彼の周り(本当の身近な)の人たちが、彼をしっかり支えて受け入れて押し上げてくれているからじゃないだろうか。私はオリンピックが彼のピークだとは全く思っていない。むしろ、スケーターとしてのピークはこれからの3年くらいなんじゃないかな、と思っている。幸い羽生選手のような大怪我もしていないし、スケート以外でどんどん大人になっていく事がそのままスケーターとしてのピークにうまく重なっていくといいね。早くスイスに戻れますように。次に演技を見られるのを待ってるよ!ゲーム動画もチェックしながら、、、、

 


イギリスの体操界が荒れている。最近になってニュースに取り上げられた「いじめ・しごき」スキャンダルだ。チームGBとして国を代表する選手達からも次々に声が上がっている。 まだ10代の選手達に過酷なトレーニングを強いるのはトップアスリート養成にはもちろん必要な事ではあるけれど、度の過ぎたしごきや体罰といったものは選手達の身体を壊し、精神を壊し、その後の人生を壊す。

日本だって昔はスポーツといえば「スパルタ式」が定番で、それこそ「血と汗と涙のど根性」というものが お決まりのようだった。けれど、それを必要なトレーニングの一環として自分の中で納得させていける範囲を超えてしまうと「虐待」になる。

オリンピックでメダルを獲った チームGBの女子体操選手は、骨折しているにもかかわらず試合に出させられ、激痛に倒れそうになりながら演技しなければならなかったと涙ながらに語る。体操クラブでまだ10歳そこそこの子供を、失敗するたびに縛り付けて食事を与えず放置した、というような話は本当に気分が悪くなる。スポ根じゃない、完全に虐待だ。

体操選手やフィギュアスケートの選手達は、まだ10代前半の身体の変化が始まる時期から、徹底した体重管理を強いられる。 ザギトワ 選手も体重は1日に何度も計り、100g単位で管理していると話したことがある。体罰やしごきは別としても、薬を使って成長を抑制するのは国によっては当然のように行われているはずだ。

初めてISUが作ったSkating Awardsなるもので、ベストコーチにロシアのエテリ•トトベリーゼ氏が選ばれたけれど、私は疑問だ。確かに生産工場のように次々とメダリストを育成してきた実績はある。でもそれが本当にアスリート達を結果を求めるためだけでなく育ててきたのだろうか、、、?わずか18歳で摂食障害で競技活動を引退したリプニツカヤ、オリンピック後に「あなたのキャリアはもう終わり」と言われてアメリカのクラブに移籍した時には身体を健康に戻すことから始めたというメドヴェーデワ、 去年の世界選手権でシニア女子で初めて4回転を成功させてから、次のシーズンは怪我の為全く見なかったツルシンバエワ、みんなエテリコーチの門下生だ。私は次はアンナ•シェルバコワ選手が心配だ。あの身体はどう見ても接触障害みたいで、滑っていてもちっとも綺麗じゃない。疲労骨折だってしていそうだし、、、

最近になってエテリチームから何人もの選手が移籍した。筆頭は4回転ジャンパーのトルソワ選手。4回転を跳ぶだけでは同門のライバル達になかなか勝てず、これからの身体の変化でジャンプが跳べなくなったら、、と考えたら、場所を変えて違う指導を仰ぎたくなるのも納得だ。 ロシアはいまだに「旧ソ連」を引きずっているから、表に出なくてもきっとメダリスト製造のためにはいろんな事が行われていると思う。ドーピングなんてまだ解りやすいかもしれない。

まあ、個人を批判するつもりで書いているのではないので一般論に戻ると、スポーツで何を育てるのか、という事だ。結果を出すトップ選手に、何が必要なのか。体操やフィギュアのように選手生命が短いスポーツは、引退後の人生の方が遥かに長い。その後の長い人生を、スポーツで世界のトップになった身として何を伝えて、残して生きていくのか。数年後に、涙ながらに虐待されていた事実を訴える姿はあまりにも悲しい。「大好きだった体操が大きな心の傷になっている」なんて、メダリストの口から出るなんて、、、、

体操界でのスキャンダルって言えば、アメリカでは性的虐待が問題になった。これもひどい話で、フィギュアでもアイスダンスの選手がゲスな写真を若い女子選手に送りつけたとか、あったよね。 もちろんそんなことはごく一部の話だとは思うけれど、コーチが選手を、、というのは本当に許されるべきでない裏切りだ。本人だけではない、まだ若い選手達の家族はコーチ陣を信頼して子供達を預けていたはず。選手の成績が上がるのを隠蓑にするなんて本当に許せない。

受け手のメンタルにもよる。これはセクハラと同じで、された方が「被害を受けた」と自覚するかどうか、というのが境界線だ。昔の日本やソ連では、「それくらいはよくあること」とされていたので、被害を訴えることはされなかったということだ。でもそれはもう通用しなくなっている。親でさえ子供をしつけるために叩いたら暴力になるという今の世の中に「そこまで、、、??」と疑問に思うこともあるけれど、要は、された側の受け止め方をきちんと理解しているかどうか、なのだ。された側がへっちゃらなら「被害」にはならない。でもそれが心の傷になっているというのは明らかに間違いだ。 

チームGBのコーチがクビになったけれど、これで済む問題なのだろうか、、、まだ大人になっていないのに世界のトップクラスとして活躍している選手達が、本当に幸せなスポーツ人生を送る事ができるように 心から願ってやまない、、、、


仕事復帰して1週間。久しぶりで疲れる。とは言え順調に忙しく、 出だしはまあまあといったところ。何よりも全てをアポイントメントでコントロールしているので、一度に人がドヤドヤ入ってきたり、ただ見て回るだけでビジネスにつながらない、いわゆるtimewasterがいないので無駄がないのが嬉しい。

そうはいっても、マスクとフェイスシールドはなかなか辛いものがあるのだった、、、、マスクだけでも息苦しいのに、メガネの調整や測定にはどうしても1mより近づかなくてはできないので、マスクの上にシールドをかぶると、もうメガネは曇るし、視界は霞むし、聞こえにくいし、おまけに暑い!!いつまでこれが続くのやら、、、、

少しずつ、色々なことがまた始まり出した。先週末は今年最初のF1オーストラリア戦。 無観客レースだったけれど、テレビで見る限りは元々マシンの音しか聞こえないので、違和感なく見ていた。何度もセーフティーカーが出て、リタイヤも多かったし、最期にはルイスが5秒ペナルティーで0.2差で表彰台を逃す、という展開。そしてルクレールと共にイギリスの若手、ランド・ノリスが表彰台に上がった。長くルイス、ヴェッテル、ボッタスでの時代が続いたけれど、ここへきて若手がこれからも伸びてくるのか、、まあ、いってみればシーズン初戦だったわけだから、あんなものかなあ〜〜。一戦目を迎えられただけでも「よし」としますか。

4日からパブやレストラン、そして美容院や博物館・ギャラリーも再オープンした。 テレビでもSNSでもとにかく「距離を開けて、常識を持って。ウィルスは無くなっていない」と散々呼びかけていたけれど、特にパブでは夜になるにつれて、どうしても収集がつかなくなってしまった感じだ。レストランやパブでは来た客すべての連絡先を保管して、感染者が出た場合には連絡ができるようにしておかなくてはならない。それでもほとんどの人たちは一応節度を保って久しぶりの乾杯を楽しんだ様子。

それでも週末が明けてみると、コロナに感染していた人からの連絡で、数件のパブは早速また閉店に追い込まれたそうだ。いつ、どこで誰が感染していたのかが判らないのは本当に始末が悪い。今日の時点で感染が明らかになった人たちはおそらくもう1週間以上前には感染していたのだろうから、店としては週末に来店した全ての人達に連絡しなくてはならないのだから大変だ。 週末に新たに感染した人の症状が出るのがまた1−2週間としたら、本当にこの繰り替えしはいつまで経っても終わりそうにない。

やっと少しずつ再開し始めた日常をまた後戻り閉鎖にならないように、みんなが協力しなくてはね。それでも必ず一部のバカがいるのだけれど。私はまだやっぱりレストランやパブに行く気はない。カフェでゆっくりお茶でもしたいけれど、落ち着かなそうだし、だったら家で安心している方が気楽だ。髪は切ってもらいたいが、これまた電車でシティーのいつもの店に行くのはちょっと気が進まない。第一、今は予約が殺到しているだろうから、少し待ってからにしようかな。

F1は始まったけれど、ウィンブルドンは無いんだよね。F1は来週もう一度同じオーストリアのサーキットで2戦目を行い、ハンガリーで1戦した後、シルバーストーンでも2戦が予定されている。国の間の移動が微妙だからできるところで2戦というのはうなづけるが、8月のバルセロナはどうだろうか、、?カタルーニャでは再びコロナの感染が広がって地域ロックダウンになってしまった。これから2週間は州への出入り禁止だから、8月に大丈夫なんだろうか?

これからは国自体よりも、地域毎のロックダウンがあちらこちらで出てくるかもしれない。実はイギリスでもレスター市はまだロックダウンだ。他と比べて飛び抜けて新たな感染数が多いということで。先週に発表された、今でも感染数が増えている全国区の中には実は私の住んでいる区も入っているのだ。職場も同じエリアなので、万が一ロックダウンに戻ったらまた仕事休みになってしまう。 それだけは勘弁していただきたい。3ヶ月8割のお給料でほんとにギリギリだったんだから!!

7月から新シーズンになったフィギュアスケートもいろんな選手がコーチを変わったニュースも入ってきたけれど、まだ練習拠点に戻れない選手も多い。メドベージェワ選手は3月からずっとひっそりと日本にいて、今はロシアに戻っているとか。カナダへの入国はまだできないようだし、そう言えば羽生君は日本に戻ったのかしら?ずっとカナダにいたのかな?7月はいろんなところで夏合宿がある時期だけれど、今年は難しいね。去年は昌磨君がロシアに行ったりして、珍しい組み合わせに「新コーチはエテリか」とも言われていたっけ。(私は無いと思ってたけれど)紀平梨花ちゃんがオーサーコーチにも師事することになったけれど、カナダに行かれるのはいつのことやら、、、??そう言えば、スケ連指定の強化施設は中京から関空アイスアリーナになったんだっけ。みんな練習や振り付けがちゃんとできているといい。

映画館は開いたけれど劇場は開かない、、、ウェストエンドに芝居の灯が戻ってくるのはいつなのか?難しいよね。ロンドンの劇場はほとんどが古く、座席が小さくて密集している。1mの感覚を開けたら入れる客席数は3割にも満たないかも、、、興業として成り立たないよね。でも早くまた劇場で芝居が観たいよ。とはいえ今はお金もない時なので、とにかくこのまま仕事が順調に忙しいと嬉しい。一人の接客が終わる毎に机や周りを消毒するのは時間かかるし、PPEもつけたり外したりしながらやってるのでまだ慣れない。これがこのまま新しい日常になるのか、、、でも仕方ないね。早く誰かワクチンを〜〜〜!!


本当にね、信じられない!みんなバカなの!!??
 
来週末の7月4日からはレストラン、カフェ、映画館、ホテルやB&Bも営業が再開できることになったはいいけれど、、まだ来週になっていないのに、この騒ぎは一体何なのだろう!?

確かにこの2−3日は30度になる気温で夏らしくてみんな自粛疲れがあるのは十分承知してますよ。でもだからっていきなり南のビーチにものすごい人の集まり、、、!何時間もかけてわざわざ出かけた人も多いらしく、もうビーチは人でいっぱい。

そしてやっとのことで無観客で行われたフットボールのプレミアリーグではLiverpoolが30年ぶりに優勝ということで、その後ファンたちが街に出て大騒ぎ。2日間に渡る街中でのどんちゃん騒ぎを繰り広げ、挙句にはどこかから火が出て消防が駆けつける始末。今朝は散々に散らばったゴミを地元のボランティアの人達が片付ける姿がニュースになっている。せっかく無観客で行われた試合でも、その後にあんなお祭り騒ぎじゃコロナもへったくれもあったものではないよね。小さな子供まで肩車して一緒にパーティー騒ぎをして、どういう親なんだ!?と思ってしまった。

何だか黒人のフロイドさんが亡くなった件でデモが始まってからというもの、人々のコロナウィルスに対する自粛意識がどんどん遠のいてしまっている。無くなった訳じゃないんだよ、、、その証拠に今でもイギリスでは100人以上の人が毎日covid-19で亡くなっている。 みんな解ってないんじゃない?

これで来週末にパブが開いた日にはどんな騒ぎが全国で起こるのやら、、、おまけに政府は夏のホリデーに向けて海外への移動も緩和するという。今までは海外から戻ったら14日間の隔離が義務付けられていたけれど、それを7月6日から一部の国に対して緩和するという。夏のホリデーの代名詞、ギリシャ、トルコ、スペイン、イタリアを始めヨーロッパの国々が対象だそうだ。あらあら大変!!

ものすごく危険な予感しかしない。中国では一旦規制を緩和して、北京はまた感染者数が増えて対策を逆戻りさせているし、東京だって実はまた感染者数がじわじわ増えている。 新たな感染者が減り始めたのはあくまでも人と接しない自粛があってこその結果で、ここでの緩和は一気に逆風が吹くんじゃないだろうか。本当にニュースを見てショックだった。

「こんなバカ達と同じ国に住んでいるのが怖い!」

友人が「日本のいろんな人からたくさんマスクがきたので少し送るね」と連絡をもらった。これは嬉しい!!職場ではPPEが用意されていると思うけど、やっぱり通勤が一番心配だから。一応使い捨てのをとりあえず用意したものの、ずっと続くのだからいつまでも買い続けるのはちょっとなあ〜〜と思っていたところだった。

本当なら、「やっと緩和されてきたのだから、これから終息に向かうといいな」とポジティヴになりたいところなのだが、どうも嫌な予感しかしない。F1も来週から始めるという。オーストリアのレースからで、無観客での再開。ものすごい大金が絡んでいるスポーツなのだから、今までのレースが無かっただけでも大損失なのはわかるけれど、これからいろんな国を転戦するスポーツなので、ここはやっぱり慎重にお願いしたいところ。

いろんな国を転戦と言えば、フィギュアスケートだって同じで、もうすぐ新シーズンに入るけれど、どうなることやら。そうする間にも、トルソワ選手がエテリコーチからプルシェンコ氏のアカデミーに移ったり、紀平選手のクリケット参加や、コリヤダ選手がミーシンコーチに、スイスチャンピオンのパガニーニ選手がステファンのところへ、、、と結構色々と動いている様子。昌磨君のゲーマーとしてのお披露目もさることながら、スイスに戻れるのはいつなのだろうか、、、入国規制はもうすぐ解かれそうだから、ちゃんとした滞在許可が取れれば早いかな。

大ちゃん・カナちゃんがISUのオリンピックデーでのトレーニングをやっていた。あの二人も本当にタイミング悪くなってしまったけれど、早く拠点のアメリカに戻って腰をすえられますように。彼らはまず国際試合のミニマムを取るところから始めなくちゃいけないのだから、大変だ、、、モチベーションが失われませんように。みんながんばれ!!

とにかく仕事に戻ったら、さっさと行って仕事してさっさと帰って、やっぱりしばらくは遊びには出ないでいよう。まあお金もないしね、、、、


やっと、7月から仕事に復帰の声がかかった。ボスから電話がきたときは一瞬「来週か」と思ったのだけれど、よく考えたらまだ2週間あるのだった。「早めに言っておいた方が都合つける時間が必要かと思って」とのことだが、何も予定なんてないのだから 十分充分。で、晴れて7月1日から復帰する。

今まで通りというわけには行かず、新しい体勢を定着させるのにも時間がかかるかもしれないし、人数整理とかPPEとか商品の消毒とか、、、、フレームだけで500本は在庫があるからな〜〜 まあ、戻ってみてチームでよく相談して、という事になる。そうする間にも、今度はレストランや劇場等の再開について次なるステップが考案されている。今までずっと口をすっぱくして叫ばれていた「2m」の間隔を1mに縮める方針で検討されているようだ。これだけでも収容人数は倍になるわけだから、レストラン、パブ、映画館や劇場のオープンに期待がかかる。

仕事に戻るなら髪を切りたいけれど、どうしようか、、美容院は一応再開しているけれど、予約の制限があるだろうし、いつものサロンまで電車で40分のシティーに行くのはちょっと考える、、、、 第一お金がないよ〜〜!!この3ヶ月は支払いと食費でギリギリの生活なのだから、そうだ、定期も買えないなあ〜〜7月中はバス代だけ払う方が定期買うより安いかも。

さて、最後の1週間あまりをどうしようか。そろそろ退屈になってきたところだけれど、もう今までみたいに好きな昼間に筋トレしたりはできなくなる。動画や日本のテレビもまた観る時間がなくなるなあ〜。第一、仕事に戻るのもいろいろ頭を元に戻しておかないと、忘れちゃってたりするかも、、、、一応私の資格は毎年クリアしなくてはならない点数があって、そのためにセミナー受けたり今はウェブでのレクチャーを見たりする必要がある。とりあえず、仕事に戻る前にいくつかやっておこうかな。

そうそう、無料サイトで携帯アプリもある「Duolingo」というサイトでフランス語をかじっている。世界中のいろんな言語が学べるサイトで、まあちょっとお手軽に勉強するにはちょうど良い感じのゆるさで、毎日15分くらいやっている。私の場合は、フランス語ー日本語ではなく、フランス語ー英語で学ぶ方がわかりやすい。文法が似ているし、単語によっては似たスペリングのものもあるので、日本語に訳すよりもしっくりくる。ちなみにグーグルの翻訳サイトとかもそう。英語以外の言語をGoogle翻訳にかけるときは、英語に直す。日本語だと訳のわからない文になってしまうことが多いからだ。

また一人でフラっとパリに行きたいなあ〜〜、次はいつになるんだろうか。最後に職場で同僚たちと一緒だったときには、「今日からは夜より昼間が長くなるよね〜」と言っていたのが、今は夏至になってしまった。う〜ん、結構このゆるゆるを楽しんでいたので、また仕事に追われて疲れる毎日がやってくるかと思うとちょっとドキドキする。でも仕方ないね、現実に戻らねば。

また劇場で芝居を見られるのはいつだろう、、、ウェストエンドは相当厳しい状態になっている。大ヒットしていたミュージカルも、このまま再開はしないと発表しているし、まあ私は最近はセットや衣装に莫大なお金がかかったスペクタクルな舞台よりも、シンプルで少人数のそれでいて胸に刺さるような本の芝居が好きなので、せめて小規模なところからでも幕が開いてくれるといいな。でもそれだと観光客受けはしないかな、、、名前で客を呼べそうな役者を使うとまたチケット代が跳ね上がったりしてね。ネット配信の芝居にも、お金払って応援したいけど、こっちも今はお金がない、、、この悪循環!

国によって、ロックダウン解除後にまた第二波のコロナ感染が報じられているところもある。どうすればいいんだ、、、??!!来年の東京オリンピックができなかったら、22年の冬の北京オリンピックだって危ないぞ。ましてや今北京はコロナ再感染であたふたしている。早く誰かワクチン作って!

とにかくあと8日間。やり残してることがあるような、ゆるゆるしていたいような、仕事に戻る頭の準備をしなくちゃいけないような、、、訳もわからずドキドキしている。変な感じ。何だかわからないままに焦っている、、、、


 


やっと明日(15日)から一般のショップが再オープンすることができる。今まではスーパーや薬局以外は全部閉まっていたので、多少散歩に出かけてもウィンドウを見られるでもなし、立ち寄れるところも無しの2ヶ月半だった。先週からカフェのお持ち帰りなんかもできるようになって、タウンセンターのスタバもテイクアウェイの人で行列ができていた。(私はスタバのコーヒーは好きじゃないから別にいいけど)

週末の間、各店舗は新しい体制でのオープンに向けて店内を一方通行にしたり、入り口の列用に間隔を開けて印をつけたり、レジのところに衝立をつけたり、、、と準備に追われている様子だった。明日になったらどんなだろうか、、、混み合うのか、それとも大事をとって必要以上には買い物に行かない人たちの方が多いか、、?う〜ん、解りかねる、でもなんとなく後者のような気もするなあ〜〜。

私の職場も一応店舗としてのオープンはできるようだけれど、眼の検査がまだ解禁になっていない。検査せずには新しいメガネは売れない、季節的にはサングラスとか売りたい時期なのだが私とM嬢がフルタイムで仕事に戻るのはいつなのか、、、??そろそろ先が見えないのもイラつくなあ。

もうだいぶ前に観た芝居、「The Madness of Goerge III」の舞台をナショナルシアターのヴァーションで観た。同じ本でも違う配役、演出で観るのは面白い。この芝居は映画版もとても好きなので尚更だ。以前に見た時の感想はこちらです。ちなみに今回のジョージ3世はBBCのシャーロックで兄のマイクロフトを演じていたMark Gatiss氏。90度の角度に建て込んだドアと壁を何度も角度を変えて場面転換する。装置の角度と照明の色でかなり幅広い場面転換になっていた。

日本のWOWOWでも結構舞台をやっている。いつもチケットを買って劇場に行くときには、私は観る芝居を厳選する。私は舞台は良い席で観る、ということにこだわるのでチケットはお高い。今は月1本と思っているのだが、まず本、演出、出演者を見る。もしも簡単な宣伝・イントロがサイトにあればそれも考慮する。だって、劇場に行ってから「好きじゃないな」とは思いたくないよね。面白いかどうかは観ないとわからないので、まずは題材と顔ぶれを見て好きそうかどうかで決める。ロックダウンになってから本当にあれもこれもネット配信されていて、シェイクスピアなんて同じ演目が3つくらいあったりする。でも見初めて5分でやめたものも多い。ピンとこなかったら他を探す。

長塚圭史さんの本で「アジアの女」と言うのをやっていて、これも石原さとみさんだったので観てみた。長塚さんのことは聞いてはいたけれど作品を見たことがなかったので「やっと」と言う感じがする。演出は吉田鋼太郎さん。鋼太郎さん、大活躍だなあ〜、特に蜷川さんが亡くなってからは本当に精力的に役者としても演出も頑張っていらっしゃる。出演者5人の芝居、セットも変わらないと言うのは私の好きなスタイルだ。

大地震後の立入禁止区域で一階が潰れた家に留まって住んでいる兄妹。妹のまき子は以前に心を病んで、自傷行為を繰り返し、心配した兄がずっと付き添ってやっと治ってきているのだが、この兄もまたちょっと過去の傷があるようで、毎日酒を飲んでいるアル中のようだ。、何故か理由を言わないままにいきなり兄を探し当ててやってきた一ノ瀬という男は実は作家で、兄はその編集者だったらしい。本当は書く才能なんてこれっぽっちもない一ノ瀬と兄妹との3人の奇妙な暮らしが始まる。そして過去のことが判るにつれて、少しずつ各々の心に隠していた恐れや恥や恐怖がだんだん姿を表していく。一番心を病んでいたはずの妹は闇のボランティア(おそらくは身売り)をするうち、一角に取り残されていた中国人コミュニティーの中に新しい恋を見つける。

石原さん演じるまき子が初めはちょっと知能が弱そうな(まだ心が少し壊れている)イメージだったのが、後半でどんどん浄化して、救いの女神のような神々しさを出していく。綺麗だ。彼女に思いを寄せる警官も、まき子を巧みに丸め込んで怪しいボランティアに担ぎ出す鳥居さんという女性も、どこかしら一途さのあるキャラクターで魅力的だ。

ラストで鋼太郎さんは、このシアターコクーン での蜷川幸雄の得意技を使った。舞台正面の搬入口の扉を開ける。その向こうに光に吸い込まれるように歩いていくまき子の姿はルネッサンスの絵のようだった。

偶然に最近2本も見た石原さとみさんの舞台だけれど、良い女優さんだな。

ドラマでは、WOWOWの「太陽は動かない」が骨太で面白い。30代後半になった藤原竜也の線の太い芝居が見られる。キャストも市原隼人さん、佐藤浩一さん、そしてここにも吉田鋼太郎さんがいる。まだ3話でちょうど折り返しなのかな。そのWOWOWの番組の前後に「バトル・ロワイヤル」や「ダイナー 」「インシテミル」なんかもあって、なんだか藤原竜也祭りだ。「インシテミル」を見てみたかった。昔、どうしてもネットで上がっているのを見つけられなくて、今までみられなかった映画。これもキャストが興味深い。日本のテレビは2週間まで遡ってみられるので、慌てなくても時間はある。明日はこれにしようかな。

明日は散歩がてらちょっとタウンセンターを覗いてみようか、でもきっとどの店も入り口に行列なんだろうなあ〜〜、、、、
 


ネットで色々と観られる劇場ライヴ/アーカイヴがよりどりみどりなのは嬉しいけれど、実際に2時間macの前に座ってみるものは厳選している。TVでもYourubeは観られるのだけれど、ロックダウンで彼と二人とも家にいるようになってからは暗黙の了解で、テレビは彼、Macは私の領域になっている、、、

シェイクスピア祭りのようになってきて、あっちもこちもシェイクスピアなのだが、私は新作を観たい。
去年だったか、タイトルと宣伝は観たものの、子供向けのファミリードラマかと思ってパスした舞台が「A Monster Calls」だった。ロンドンではThe Old Vicで上演されていたのは知っている。ちょうど今年の2月から全国をツアーのはずだったのが、 コロナウィルスの影響で、3月には中止になってしまっていた。原作は確かに青少年向けに書かれた本ではあるけれど、とても心に響く素敵な舞台になっている。
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13歳のコナーは母と二人暮らし。父親は今では別の人と再婚してアメリカに住んでいるようだ。「おはよう、よく眠れた?」「大丈夫だよ、ママ」といういつもと同じ会話で始まる日々には、それぞれが取り繕っている恐怖にも似た思いが隠されている。母は末期の癌で、治療はどうもうまくいっていない様子だ。けれどその事実を息子には告げずに笑顔を作っている。一方コナーはうわべの「大丈夫」とは裏腹に、母を失うかもしれない恐怖を抑え込んで、夜になると悪い夢を見ている。さらに学校ではいじめに遭っているのだが、これまた友人にも先生にも相談することを拒否して自分の中に閉じ込めている。

ある夜から、夢のように夜の12時過ぎになると家の前にある老大木のモンスターが現れて、コナーに3つの物語を聴かせる。このモンスターは、3つのストーリーが終わったら今度はコナーが4つ目の話を自分に聴かせろと言う。3つのストーリーはどれも謎かけのようで、良い人が悪事を行ったり、信じなければいけないものの為に信仰を捨ててしまったり、人間の中にある葛藤を顕すものばかりで、コナーはますます混乱する。

やがて母の容態は悪化し、最後まで「大丈夫」と言い張っていたコナーの中で、モンスターの言葉が膨れ上がっていく。「真実を話せ!正直に話せ!」と、、、、

簡素な舞台にセットらしきものはなく、組紐体操のような紐を使って大木とその精のようなモンスターを表現し、日常の家族や学友たちを演じるアンサンブルがパイプ椅子を巧みに使ってシーンを作る。バックの音楽も生演奏の姿が見えるようになっている。

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 初めは傷つけない、傷つかない為に本音とは違うことを言う。けれど本当の心との葛藤がどんどん膨れていくにつれ、やがて正直な気持ちを言わなくてはならない。良いも悪いも、残酷さも寛容も、無欲もずる賢さも、一件反対の全てを併せ持つ人間のストーリーを聞いた後で、コナーが話さなければならない最後のストーリーは、、、、、本当の心。

とてもデリケートな13歳のコナー役を演じているMatthew Tennysonは9年前にデビューして「Best Newcomer=最優秀新人賞」を獲っている。母を失うのを恐るあまり口に出せずにいるコナー、クラスでいじめに遭っても抵抗する気もなければ戦う気もない抜け殻のような態度、アメリカから久しぶりにやってきた、今は他に家庭を持つ父への複雑な気持ち、どうしても合わなくて打ち解けられない祖母との突然の同居、どうしても認めたくない母の迫りくる死、それらの複雑な思いを抱えた13歳をとてもナチュラルに演じている。

簡素なセットと照明はむしろファンタジーのような不思議な空間を作り出し、真夜中のモンスター(それはコナーの夢かもしれない)とのシーンはグイグイと心に迫ってくる。
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ちょっとお説教めいた理屈が語られるのはやっぱり原作が青少年用に書かれた本だからなのだろう。でもそれを差し引いてもよくできた作品だと思う。とても心に響く。生きていく為に、様々な矛盾を乗り越えていかなくてはならないすべての人にとって、シンプルでありながら一番困難なことを幻想的に描いている。良い芝居を観てしまった。子供向けかと思って劇場で観るのをパスしてしまったのが悔やまれる。ツアーがいつか再開されてまた上演されるのを願っている。
 


もしかしたら6月に入って大きな動きがあるかな、、仕事もそろそろいつ呼ばれてもいいように、、なんて思っていたのだが、ロックダウンの緩和はもどかしいくらいに遅い。
第二波をとても警戒しているイギリスでは、来週からやっと距離を置いた上で6人までの人と会うことができる。 とは言っても6人で宴会ができるわけではなく、まあ、年老いた両親を尋ねるとか、いわゆる「家族の再会」程度のものだ。6月半ばにはいろんなショップも再オープンすることができるのだが、これも2mの距離を確保するとなると、いろいろ制限が大変だ。もちろん消毒やマスクなどの手配も。

私の職場はというと、ショップとしてのオープンはできるかもしれないが、イギリスではなんといっても目の検査なしには眼鏡は売ることができない。(処方箋なしでの眼鏡販売は違法)眼鏡・コンタクトレンズの処方に必要な検査はまだ解禁されていない。(思いきり顔を近づけて眼底検査等しなくてはならない)検査ができないということは、店としてオープンすることにどれだけの利益があるのか、、、という計算で開けるかどうかを決める。フレームやサングラスを誰かがかけて見る度に消毒しなくてはならないし、通常営業の道は遠い。

時間がたくさんあるのにできることが限られている、というのもだんだんもどかしく感じるようになってきた。ネット万歳なのはいいけれど、やっぱり外に出てあちこちに行きたいし、お店を見て回ったり、友人とランチしたり、せっかく時間があるなら仕事してる時にはなかなかできないことがやりたいよね。

それを考えると、今年のオリンピックを目指していたアスリートの人たちが本当に気の毒に思える。同じモチベーションを来年まで持ち続けるのは大変だ、しかも来年本当に開催されるのかも定かではない。

昨日、東京の空をブルーインパルスが飛んだそうだ。医療従事者の人たちに感謝の意を込めて、ということらしい。本来ならばオリンピックでの五輪飛行機雲を訓練していた人たちなのだろうか、、、 でもちょっと待って!ブルーインパルスを一度飛ばすには結構なお金がかかっているはず。一瞬の空のショーをみんなで見上げて終わるのなら、他にやり方があったんじゃないのかなあ〜〜?

イギリスでは、毎週木曜日の夜8時にみんなが外に出て拍手をする、 という行為がもう10週目になった。医療関係及び、その他のキーワーカーの人たちに感謝の思いを伝える私たちみんなからの拍手。正直にいうと、8時というといつも夕食準備(今にも出来上がる)の最中なことが多くて、参加しそびれてしまう事が多い。でもいつも木曜日の8時になると外がザワザワして、車のクラクションの音とかもして、拍手の音が聞こえてくる。「心を一つに」ってこういう事か、と思う。みんなで一瞬だけ空を見上げるより街の空気に広がる拍手の音の方が心に響くよ。 

私はイギリスに来てからもずっと「日本人の連帯感、共同意識」というものは高く評価している。イギリス人は個人主義で「我が道をいく」独立独歩な国民なので、「連帯」という意味ではダメなんじゃないかと思っていた。でもロックダウンになって、イギリスの人たちがいざという時には自己を後回しにして助け合う人たちなんだということを肌で感じている。ロックダウンもみんな守っているし、今までは挨拶程度しかしなかった隣人(特にお年寄り)を気に掛ける。(もちろん例外なおバカはどこの世界にもいるので、あくまでも一般的に、の話)

ロンドンの反対側で一人暮らしをしていて、今は会いに行けない友人が、「フラットの下の階の人たちが毎日様子を聞いてくれる。今までHelloしか言ったことなかったのに、こんなに優しい人たちだったとは」と感激している。 個人主義・独立独歩だからこそ、思った時に行動に出るのだ。状況に応じてさっと行動できる人達。そうか、だからこの国は戦争に勝ったんだね。

いつの間にか気温も上がり、日中は23-24度になる。日もすっかり延びて初夏らしくなってきた。もうあと1ヶ月くらいかなあ〜〜、、、そろそろ外に出て何かしたくなってきたよ。我慢我慢、、とは思っても他の国がそろそろロックダウンから抜け出しているので、6-7月が節目かな。

来季のスケートも、序盤のジュニアのGPはキャンセルされている。今年はGPは予定通りは無理かなあ。でも選手たちのモチベーション維持のためにも、マイナーな大会でもいいから開催できるところはぜひやって欲しいな。Finlandiaはやると言っているようだけれど、、、ノルウェイやフィンランドは今回コロナの被害少ないからね 。まあ選手たちはもう滑っているとは思うけれど、プログラムがどうなるかとか、昌磨くんのように海外に戻りたい選手たちがいつになるかとか、せめて7月頃には目処が立って欲しいところ。そういえば、前回のISUのトレーニングに参加していた島田高志郎くんは、もうスイスに戻っているみたいだった。長期居住者だから滞在許可があったのかな。昌磨くんも1月に正式に移籍した時点で長期滞在を申請しておけばよかったのにね。(許可はあって、スケジュールでまだ戻ってないということもあるけど)

イライラしてもしょうがない。 コロナ 太りしないように、今日もHIITで頑張ろう!!


ネットで毎日のようにいろいろなものを漁っていると、かなり前の物も見つかる。 
今回見つけたのは1993年のDonmar Warehouseのプロダクション「Cabaret=キャバレー」だ。何故かはよく覚えていないけれど、これは観ていない。 そうか、ちょうど今も続けている仕事の国家資格試験の年で、結婚もした年だ。資格取るまでの三年間ってほとんど芝居も行かなかったからなあ〜〜、、、今になってこれを見つけるとは!! (Youtubeはこちら
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この「キャバレー」はその後97年にブロードウェイに渡り、メンデス氏とロブ•マーシャルの共同演出で再制作され、ここでもエムシーを演じたカミング氏始め4つのトニー賞を取っている。なんと!この時のサリーがナターシャ•リチャードソンだったんだ〜〜!!ちょっとイメージ違う気もするけれど、彼女もこれでトニー賞を取っている。若くして事故で亡くなってしまったのは惜しかった、、、、

キャバレーの舞台といえば、86年か87年のロンドンリバイバル版を観た。劇場も演出ももちろん違って、この時のは映画で知っていたキャバレーのイメージに近かったように記憶している。 

このメンデス氏のキャバレーはミュージカルというより芝居の要素が強い。歌のシーンでも「どんな心情でこの歌を歌っているのか」という演技が重視されているように思う。 ジェイン•ホロックスはこの前に「リトルヴォイス=The rise and fall of Little Voice」で絶妙な歌唱力と幅の広い声質を披露しており、その歌唱力は誰もが知るところ(映画版の「リトルヴォイス」でも堪能できる)。でもこのキャバレーでは「巧く歌おう」とはしていない。それはアラン•カミングも同様だ。もちろんみなさん歌唱力は素晴らしいのだけれど、それ以上に小さな小屋だからこそ、綺麗に歌い上げるよりも役者から迸る感情がダイレクトに伝わってくる。

不穏な空気が世間に漂い始めた第二次大戦直前のベルリン。この先どうなるかわからない運命の中にそれぞれがどの生き方を選択していくのか。この後に起こったベルリンの様子を今の時代だからこそ知っている私たちに、最後は重くのしかかる。ちなみにラストシーンでMCが着ている強制収容所の格子服には3つのマークがついている、ユダヤ人の黄色、政治犯の赤、そしてゲイのピンク。それらがぜーんぶ詰まったKitKat clubの煙くさい空気が漂う舞台だ。これは実際に舞台を観たかったなあ〜〜

Donmarでの芸術監督以降、ロンドン、ブロードウェイ、さらには映画でも大活躍のメンデス氏。私は彼の映画の作り方も好きだ。メンデス氏の映画は好きなものが多い。

芝居とミュージカルの違いを私の中であげるとすれば、基本的に同じ芝居は何度も観ない。(違うプロダクションは別)でもミュージカルは同じものを何度も観るという事がある。映像になっていれば尚更だ。ロンドンに来て、4−5回同じ劇場に行って観たのが、La Cage Aux Follesだった。午後にフラっとレスタースクエアーの半額チケットのブースに行って、安く良い席を買っては観に行ったっけ。
Cabaretも何度も観やすい作品だ。こんな匂いのする芝居が好きだなあ〜〜

今気がついたけれど、2月に観たベケットのEndgameではカミング氏とジェイン•ホロックスの共演だったんだね。またフラっと観たいから、Youtubeから消えないといいな。
 


ロックダウンしてもうすぐ2ヶ月になる。劇場も映画館もロックダウンの前日にはもう閉まっていたから、新しいプロダクションは全て中止だ。そんな中、ロックダウンだからこそのウェブカメラで撮ったショート映画のような作品が出ている。

セットも作れないし場面転換も難しいとあれば、どうしても規模は限られる。今やネットの時代、会わなくてもパソコン一つで顔を見ながら話もできるし、録画もできる。私が子供の頃は「テレビ電話」というのがまさにSFの世界の出来事だったのだから、本当にこのコロナ騒ぎでの自粛が今の時代で良かったよ。

人気のスタジオシアター、Donmar warehouseが公開している一人芝居、「Midnight your time」の前宣伝が面白そうだったので観た。公開は5月20日までyoutubeにてフリーで観る事ができる。それ以降は有料になるのか、配信されなくなるのかはちょっと不明。Youtubeサイトはこちら


たった今ニューイヤーの乾杯をしました、といった様子のジュリーがビデオ通話を娘のヘレンにかけている。ヘレンは不在で仕方なくジュリーはビデオメッセージを吹き込んでいる。どうやらヘレンはパレスチナに住んでいて、設定も今から10年ほど前のようだ。最初のメッセージで「いないのね、まあいいわ、これ観たら連絡頂戴ね、」とごく普通の留守電メッセージを置いてほろ酔いのジュリーはベッドへ。
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次に映るのは、またしてもジュリーからヘレンへの留守電ビデオ。ヘレンが連絡をしてこないので気になっている。そして次のメッセージ、そしてまた次、、、とジュリーからヘレンへの一方通行のビデオが続く。どうやら二人はクリスマスに会った時に言い争いになってしまったらしい。娘のヘレンは何かと自分の人生に干渉してくる母親を相当「うざい」と思っている様子。実際ジュリーの話す内容から、彼女は元法律家で、仕事を辞めることになったのは意に反した状況だったようだ。今も地域での人権問題に意見したりや婦人会に顔を出して政治的発言をしたりしている、ちょっと押しの強い、干渉型の母親のようだ。

ヘレンは全く返信してこない。毎週木曜日に決まってジュリーはビデオメッセージを残すのだが、 娘は母親とのコミュニケーションを拒否している。ビデオのトーンは回を追う毎に変わっていく。始めは「元気でいてくれればいいのよ」と取り繕っていたものの、数週間のうちには娘の不通に怒り、苛立ちを隠せない。涙ながらに真夜中に連絡を乞う母の姿となり、、、、
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やがて、ジュリーはヘレンが自分でなく父親に通じて誕生日に本を送って欲しいと頼んでいた事を知って激怒する。どんな喧嘩だったのか、とにかく今の時代の親子のコミュニケーションの断切を、とても現実的に、それでいて感情的に見せていく。やっとヘレンがジュリーと話をするまで3ヶ月もかかるのだ。

演じているのはDiana Quickという女優一人で、演出はドンマーのMichael Longhurst。この芝居自体は2011年に舞台で演じられていて、だから設定がその頃なのだろう。それを今回配信用にリモートカメラで収録したそうだ。3ヶ月にわたる、母から娘へのビデオレターは、親子関係の現実や、母としての様々な感情の側面を見事に描いている。取り繕って笑う様子、イライラしながら見えない相手に愚痴る様子、絆を修復できない悲しさと寂しさ。さらには絶望感、そしてちょっと親の権限で脅してみたり、、、とたったの30分なのに盛りだくさんの芝居が観られる。

やっとのことでヘレンと会話した後のビデオで、別人のように生き生きとはしゃいで喋るジュリーは、愚かしくもまた元のお節介焼きで干渉家の母親に戻ってしまいそうな気配を見せて幕を閉じる、、、、
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モノローグ芝居と聞いたときは、ちょっと「飽きるかも、、?」と思ったのだが、30分の作品だというので観てみたら、もうずっと最後まで引き込まれてしまった。余計なセリフはなくても、聞いていれば自然と背景がわかる台本で、「ああ、そういうことか」と思いながらジュリーの心情についていくことができる。ダイアン•クイックのセリフ術は言わずもがな。舞台で観るよりこの方が良いのでは無いか、とさえ思う。

実は先週、NHKがリモート制作した3夜ドラマも観たのだけれど、1話目はなんとか観たものの、2話目からはなんだかもう観ていられなかった。同じウェブドラマでもこんなにクオリティーが違うのか、、?もちろんロックダウン中だから、カラッと楽しく漫画の世界のような作品もありだ、とは思うけれど、芝居としてのクオリティーの違い、、、

日本のテレビでは舞台を観たくてWOWOWなんかをチェックしている 石原さとみさんの「密やかな結晶」は面白かった。原作がちょっと架空の世界の設定なので、「どうかな」と思ったけれど、とても独特の空気の漂う芝居だった。
実は石原さとみさんはまだ出たての頃、「赤い疑惑」のリメイク版での一生懸命な演技を見て「いい女優さんになる」と思ってはいたけれど、あまり観る機会がなくて、ドラマを数本しかみていない。でもいつもキチッと演じているのでいつか舞台を見たいな、と思っていた。「いろんなものが一つずつ消滅していく世界」で、消滅したものを忘れずにいられる編集者の男と作家の女性。彼女の方は(普通に)消滅したものを忘れていく中で、最後には身体・命が消滅していくという世界。面白い本を芝居にしたな、と同時に何か感じさせるものを重く残す芝居だった。

さて、これからもサイモン•マクバーニーのCompliciteの作品ややDonmarの昔の「キャバレー」、日本では蜷川さんのシェイクスピアと、まだまだロックダウンが続いて欲しい毎日だ。


 


昨日やったステファンのワークアウト、私が普段やっていない動きがあって、それがランジ姿勢からジャンプして足を入れ替える、というやつだった。いつもは主にバックランジをするのだけれど、このランジジャンプはかなり効く。今日になって気がついたのが、お尻の筋肉痛! なるほど、あれを続けるとプリプリのお尻になるのかしら、、、!!?

ステファンのトレーニングでも、今は氷に乗れずにいるスケーター達が皆でモチベーションを保つべく頑張っていたけれど、そんな中、フィギュアスケートも来シーズンに向けてのレール改正があったようだ。
少しずつ変わるのはいつもの事で、その度に選手達は「ルールがどうなろうとそれに合わせてやっていくだけです」みたいなコメントをするのが常なのだが、今回は点数の付け方に大きな影響が出る改正で驚いた。

4回転ジャンプのうち、ループ、フリップ、ルッツの基礎点がなんと!同じになった。「へ〜!!これは思い切ったことを、、、」というのが正直な感想だ。ここを同じにしてしまうのか、、、!

ルールが変わると必ず「◯◯にとって都合がいい」とか「◯◯を勝たせないようにする為だ」とかいい加減なことを言う輩が出てくるのだが、確かにこう点数がはっきりと変わると言うのは多少の損得はあるかもしれない。でもフィギュアスケートを公平に戦うと言う意味では悪くないかもしれない。

選手にとって全部で6種類あるジャンプの全ての技術を完璧にするのは容易ではない。実際、昔からよく言われているのが、ルッツとフリップは得意、不得意が分かれるそうだ。今まではルッツが一番点が高かったので、少しでも点を取るには最終的に皆ルッツを練習するのだろうけれど、やっぱり得手、不得手があると完成度に差が出るし、無理な練習は大怪我の元にもなる。4回転ジャンプは危険な技だ。

ならば、それぞれの選手の個性で一番良いジャンプを入れた、ミスのないプログラムで勝負してください、という事だ。ループの点数が上がったのも面白い。ループは跳ぶ時に抜け易く、片足のブレードで踏み切るので脚力が要る。4回転のループを美しく跳べているのは、、羽生選手以外にいたかな?昌磨君もオリンピックまではやっていたけれど、成功例は少なかったような、、、あまりやる選手がいないループも同じ点数にして、「どんどんやってください」という事か。

離氷時の正確さも新たにGOEの対象として明記された。エッジジャンプのブレードでの踏み切りや離氷前の過剰なローテーションは減点となる。これも美しいジャンプを求めるには適切だ。

スピンでの入りと出の工夫も新たにGOE対象に加わった。スピンも各選手の得意なポーズがあって、これも実はあまり変えないままで何シーズンも振り付けている人が多い。この辺でちょっと工夫したものを見せてくださいというのだろう。

一番点の高かったルッツを習得した選手達はちょっと「損した」と感じざるを得ないかもしれない。でもここ数年、ISUはフィギュアに「完成度の高いプログラム」を求めて幾つかの変更を行なってきた。選手達は「損した」と思うより、得意なもので完璧を目指して勝負して欲しい。その方がより個性的なプログラムが出てくるんじゃないだろうか。将来、フィギュアを技術競技と芸術競技に分けようなんて意見も出ていると聞いた。私はそれには賛成しないので、そうならないためにも、今回の変更で技の完成度と個性的なプログラムの融合がうまく生きてくれるように祈りたい。

とはいえ、今は世界中がコロナで自粛中だ。国によってはリンクに戻れる状況になってきたみたいだけれど、早く氷に乗れるようにならないと選手達のスタート地点が違うものになってしまう。リンクだけでなく、海外拠点の選手達はまだ自由に渡航できる状態ではないからコーチの元に戻れないでいる。

カナダのキーガン•メッシングさんは、リンクが閉鎖した後も池か湖かで滑っている動画をアップしていたし、今回もいち早く練習リンクが再開したようだ。皆カナダにいればよかったね〜〜(?)日本の状況はどうなんだろう?コーチと拠点を移したばかりの昌磨君はいつスイスに戻れるのだろう?少しづつでも日本のリンクが開けば、強化選手達は少なくとも練習リンクは確保してもらえるだろうけれど、一番の問題は世界中の渡航問題だ。国によってもばらつきがあるしね。

私だって、いつ仕事に戻れるんだ??本来は3ヶ月の予定だった政府の「給料80%」の保証は昨日付で10月まで延長になった。、、、ということはまだまだ仕事に戻るメドは立たないという事なのかな。ギリギリのお金がもらえて毎日フリーというのも今のところは悪くないけど、なんだか毎日が何も変わらずに終わっていくので退屈とは言わないけれど張り合いが無い。

オリンピックもF1もテニスもユーロ杯も無いこの夏はあまり活気を感じられないものになってしまいそうだ。今年だけじゃなくて、これからも確実に有効なワクチンが出てくるまではコロナとの戦いは続く。
日本にはいつ行かれるだろう、、、?やっぱり今年は無理だなあ〜。





 


ロックダウンから8週目に入り、少しずつここから抜け出す方向に話が進み始めている。とはいえ、今すぐに全てが元通りというわけには到底いかず、 政府もかなり慎重な構えだ。
イギリスに先駆けてロックダウンの緩和を始めたドイツで、ここ数日また感染者数が増加している。もちろんこういった諸外国の動向も 見極めて、少しずつ戻していくのだろうけれど、まだ仕事に復帰する目処は立たないなあ〜。

頑張って毎日続けていた筋トレ・カーディオ・ピラティス。筋肉が戻ってくると体が軽くなるし、柔軟性もかなり戻った。毎日ちょっと汗を流すのが気持ちよく、ついつい調子に乗ったのがいけなかったのか、ある日、右の腹斜筋に痛みが、、!「ちょっと痛めたかな〜」と思いつつ翌日もまた張り切ってやったところ、夜になってかなり痛み出した。これはやばい!痛みが広がり始めた時はどこを痛めたのかピンポイントしにくい。翌日は起き上がるのがちょっと辛くてこの日は完全にワークアウトはお休みにした。 

何をどうしたという訳でもなかったので、やっぱり歳には勝てないということか、、、急激に酷使しすぎたのかな。一日置いてゆっくり確認すると、どうやら肋骨周りの外腹斜筋で、他は大丈夫そうだ。仕方がないので、スクワットや柔軟だけで3日やり過ごすと割と早く治ってきた。


本当は土曜日に一緒にやりたかったISUのトレーニングシリーズ、ステファンの2回目のワークアウト。ちょうど脇が痛かった時なので、見るだけにしていたのを、やっと今日一緒にやってみた。前の時よりも沢山の人たちとZOOMで配信していて、今回は宇野昌磨選手も参加している。1回目の時よりもワークアウトとしてはやり易く、ずっとついていけた。サイドプランクだけはまだ脇腹が気になったので、足をあげたりはしないで普通のサイドプランクでキープ。回転ジャンプも必要ないので飛ばして、代わりにバックランジを。

トップ選手がやるにはかなりゆるゆるだ。おそらくこれはステイホームしているフィギュアファンに向けてのサービス配信なので、普通の人でもある程度一緒に楽しめるように作っているのだろう。実際の選手たちのトレーニングがこれだとは思えないよね。昌磨君もかなりゆるゆるにやっている。だって私が自分で組んだサーキットのプログラムの方がキツイよ〜。でも脇腹の痛みが100%消えていた訳じゃなかったのでこれでちょうどよかったかな。テンポもゆっくり目なので、きちんと姿勢に注意しながらできる、これって大事だよね。

これからは急激にやらず、 ゆっくりテンポでやっていこう。体幹トレーニングとか筋トレって大体プログラム内容は似ているのだけれど、ステファンのトレーニングでこれからも取り入れたいワークアウトがあった。ちょっとまた作り直してみようかな。基本は有酸素、筋トレ、腹筋、体幹の組み合わせだ。

まあ昔は1日に5−6時間踊っていたものだけれど、流石に歳を考えるとそれは無理。せいぜいゆったりで1時間。今は筋トレサーキット30分とピラティス40分を分けてやっている。でも週に一度はステファンの動画と一緒に1時間ゆるゆるやるのもいいかな。(ゆるゆるというのはあくまでもテンポで、内容はしっかり組まれている)

6月には仕事に戻る心得もしておかないと、ある日突然復帰という事にもなりかねない。それにしても接客がメインの仕事なのだから、マスクだけでなくシールドなんかも必要になるのかなあ〜?戻ったら戻ったでまた色々と大変そうだ。今のうちにフリータイムを満喫しておこう。 

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