見つけもの @ そこかしこ

ちょっと見つけて嬉しい事、そこら辺にあって感動したもの、大好きなもの、沢山あるよね。


毎回日本に来るたびに言っているけれど、本当に毎日食べまくっている。

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今回は連日のランチがバラエティーに飛んでいて、和風定食、フレンチ、中華、タイ、お好み焼き、

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お寿司、お蕎麦、天婦羅, パエリア、、、となんだか全部を食べ尽くしている感じだ。

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もちろん友人達とのおしゃべりはどんなデザートよりも特上で、あっという間に毎日が飛ぶように過ぎていく。気がついたらあと3日かしか残っていないなんて、、、!!さすがに今日はちょっと予定なしでお腹を休めて、一人でぶらぶらとそろそろ持って帰りたいものの買い物をしなくては。安い服や靴はあれば欲しいけれど、見ているときりがなくて、日本の涼しげな夏服も実際に向こうに帰るとあまり着ることがなかったりする。(真夏日の気温になる日がすくないので)で、結局買わないで帰ってきちゃって、それでもまだネットショップとか見てしまうのだった・・・・・

久しぶりの一人ランチは近所のファミレスへ。でもお昼時はやっぱり結構混んでるね〜。日本のれすとらんやカフェは結構空間がある。どんなに混んでいても基本的にテーブルをシェアすることは無いし、テーブル間に程よい距離があるので、混んでいても窮屈な感じがしない。それにしても皆さん、バッグやパソコン・携帯を置いたままトイレに行ってしまうのは、どうしてもハラハラしてしまう。でもこの良さを無くして欲しくないな。日本はやっぱりいつでもレストランやカフェで物を置いたままトイレに行かれる国でいて欲しい。

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ちょっとさっぱり目の「鳥と野菜の黒酢煮」。ご飯は半分残してしまった。
さて、穴場の武蔵小山をブラブラしたら今日は家でのんびりして、明日も昼、夜とスケジュールが入っている。でも残り時間も少なくなってきたので、無駄にはできない。会える人には会って、美味しいものを食べて、また来る日まで堪能しなくてはね。あ〜あ、早くリタイアしてこっちに戻ってきたいよ〜〜、、、といつも日本に来ると言っているのだった。


 


前回来日した時にはじめてお会いしたユッコさんにまたネイルをお願いした。 前回は丁度シーズンに入ったフィギュアスケートの話で盛り上がり、ネイルも「白黒月光」をモチーフにしたデザインに仕上げてもらい、イギリスに戻ってからも何人の人から誉められたことか、、、、!

私にとっては超弩級の暑さで気温32℃になった日。でも覚悟していたほど我慢できないというほどでもなく、寝不足の頭でお宅に向かう。シーズンオフという事でまだ来季の各選手達のプログラムもでていないので、今回は普通に夏ネイルにしてもらった。

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私としてはかなり大人し目。でもたまにはいいかな。そして楽しいフィギュアトーク。丁度Fantasy On Iceで羽生選手も来日しての豪華メンバーのアイスショーがあったばかりで、テレビ放映もあり、ネイルの後に録画を見せてもらった大画面いいなあ〜〜!。ユッコさんは埼玉の世界選手権にも連日通ったそうで、いろんな話で盛り上がる。

丁度帰ってきた日に飛び込んできたビッグニュースが、宇野昌磨選手の移籍だ。なんと!!5才の時から師事してきた山田満知子・樋口美穂子コーチの元を離れた!! これには本当に驚いたよ、、、でも、世界選手権の後、泣き腫らした目とかすれた声で語っていたインタビューで、「このままではいけない、今までと同じことをしていてもダメだ」というような事を自分で言っていたので、これはなにか大きな決断をするかもしれない、とは思った。

夏の間に長期の海外合宿に参加すると聞いたときは、それだけでも人見知りで外国苦手な昌磨くんにしては思いきったな、、、とは思ったけれど、まさか、グランプリ東海を辞めるとまでは思ってなかったよ。本当にあの世界選手権が悔しかったんだね。クラブを「卒業」というのは、もう戻らないという事だ。泣きの涙で決断したのは良くわかる・・・・

それにしても決断の思いきりと早さには驚いた。それでも発表では、国別が終わった頃はまだ来年も同じプログラムでリベンジするつもりでいた、というから、そこから180度変わっての完全離籍、というのはどんないきさつや葛藤があっての事なのか、、、、?本当にまだ移籍先が決まっていないのかは解らないけれど、(発表を控えているだけかもしれないし)それにしても大きな大きな人生の転換期だ。スケーターとしてだけでなく、人生における大きな転換期。実際、人生に於いて大きな転換期というのはそんなに何回もない。就職や結婚を除いて、自分の方向を大きく変える決断をするというのは滅多にない事なのだ。

本気で強くなる決断をした彼の来季が楽しみだ。面白くなってきた〜〜!新プログラムはシェイ・リンとデヴィッド・ウィルソン両氏という事でこれは本当に楽しみだわ。今滑っているガラ用のプログラムはどちらも凄く宇野選手らしさを違うアプローチで魅せているから、これが競技用のプログラムだとどうなるのか、、、、

それにしても、次にでて来たニュースが昌磨くんの夏合宿第一段はエテリ女史の所とは!!これも面白いよ、、、厳密な管理が厳しいと評判のエテリさんの所でどんな飛躍を遂げるのか??宇野昌磨選手ももう21だ。本当なら決断するなら去年でもよかったかな、とは思うけれど、まあ、去年はオリンピックの後でルール改正があったから、手探りだった部分も大きかったから仕方ないのかな。ルール改正に対応して旨くいった陣営と読み間違えた陣営があったという事だ。

まずは夏合宿、そして新プログラム。どのコーチにつくにせよ、彼の「もっと上へ」という熱意と覚悟が実を結ぶシーズンになるといい。来季は羽生君も怪我を克服してプログラムを揃えてくるだろうし、ネイサンとヴィンセントのアメリカコンビも益々レベルアップしてくるはずだ。女子はジュニアから4回転ガール達がシニアに上がってくる。日本選手も3回転半や4回転にどんどん挑戦していかないと、今までのような表彰台レギュラーとはいかなくなるよね。

まあ、オフシーズンの間は楽しみに待ちますかね。ネイルをしてくれたユッコさんも、「アイスショーのシーズンにきてくださいよ〜」と言ってくれたのだけれど、何せあつ〜〜〜い夏はずうっと避けてきた私。でも話を聞いていたら、やっぱり一度生で観たいよ〜〜。


平日に3人で箱根湯本へ日帰り温泉に。いつもいわゆるスーパー銭湯のような処にはよく行くメンバーなのだが、今回はちょっとゆとりの一日を、という事になった。本当は一泊したいところだけれど、みんな仕事もあるし、やっぱり泊まるとなるとお金もかかる。2週間日本にくるのにお金を使い果たしているので、ここは日帰りという事になった。

茅ヶ崎の友人のところからは車で箱根湯本まで約一時間のドライブ。お天気もよくて温泉日よりだ。向かったのは箱根湯本駅から少し山の方へ入ったところにある「湯の里おかだ」ここは宿泊施設と日帰り施設の両方があり、さらに日帰りでも部屋をとることができる。今回は部屋とランチ込みでの日帰りコースを予約しておいた。

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駅周辺のざわつきから少し離れて回りはとても静か。平日のお昼前とあって、お風呂も私たちの他は1ー2人しかいなくて、もう最高!!もちろん休憩場所はあるのだけれど、他の人の事もあるのでしずかにしていなくてはいけないのが常識。でも個室に入るとまどからの眺めもよく、畳の上にごろごろしながらおしゃべりに興じることができる。

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のんびり一風呂あびた後にランチ。4つのコースから選べるプランで、私わわ牛丼のランチを。
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彩りも美しく、とても美味しかった!休憩エリアはマンガ室があったり、マッサージチェアがなんと無料なのが嬉しい。一回300円くらいかな、と思ってみると、お金を入れる場所がない!!スイッチを入れるとすぐに使えてこれがなかなか強めのいい感じのマッサージ。そのあとはデッキチェアでちょっとうたた寝、、、、(15分くらい)

午後のお風呂は日も照ってきて、午前中とはまた違った風情の中、またも露天のお風呂でのんびり。すっかりくつろいで再び部屋へ。ごろごろするうちに5時近くなっておひらきに。部屋は11時から5時までキープできるので、日帰り温泉にはまさに最適。

そして、茅ヶ崎まで戻ったら夜はカラオケ!!
今回のカラオケはなんと、「ミュージカル縛り」まあ、このメンバーは昔の劇団仲間なので、懐かしいミュージカルの数々の歌を歌いまくり。(うちの劇団はミュージカルをよくやっていた)途中で宝塚の舞台の歌からなぜか「ベルサイユのばら」になり、そこから一転してアニメソング縛りに。普段は歌わないような歌を2時間半歌いまくって一日を堪能した。

楽しい時間はあっという間だね。余裕があったら「次は泊まりで行こうね」といつも言い合うのだけれど、う〜ん、リタイアするまでは難しいかなあ〜〜






覚悟してきたのだ、、、なにせ6月に日本にいくのはもうかれこれ30年ぶりくらいだからねえ〜〜。ずっと避けていた「日本の夏」。だって暑いだけじゃなくて、ジトジト・ベタベタするし、体力奪われるし、蚊がいるし、、、
10日ほど前はもう全国30度こえてたから、「まずいなあ〜〜」と覚悟してきたのだけれど、、、
まあいいんじゃない?確かにジトジトするけど、想像していたよりはずっとらくだ。リゾート地に行くホリデー用の服しか30度に着られる服がなかったので、友人たちとのランチ用にユニクロで着回しできる安い服を購入。まあ、仕事にも着られるしね。日本の夏服は安物でも来やすいわあ〜。

さて、いつもなら真っ先に文句と一緒に載せるブリティッシュエアウェイズ(BA)の食事が工場していた。来るときはエコノミーなので、「今度はどんな代物をたべさせられるやら、、、)とかまえていたのだけれど、これが結構美味しいのでした。照り焼きチキンも柔らかかったし、クスクスのサラダが美味しかった。着陸前に出た朝食のオムレツがほうれん草たっぷりで、私の好きな味付け。もしかしたらあちこちから文句がでて改善したのかも、、、?

個人的な思い入れが多すぎるので「観なくていいかな」と思っていた「ボヘミアン・ラプソディー」を機内でやっていたので、観た。あまりにも、観た人観た人みんなが「凄く良いよ」と誉めまくるので、、、、うん、凄く良かった。ありきたりのドキュメンタリーものではなく、ひとつの映画として良い作品に作られていて、これはやっぱりブライアンとロジャーが監修したからこそだね。正確には時間的に前後している部分が何ヵ所かあって、それについてはブライアンも何かのインタビューで言っていたけれど、それで話を分かりやすく、映画として成り立つように構成されていた。

歌も演奏の大部分も役者たちが再現したそうで、このクオリティーもものすごく高い。最後のLIVE AIDの再現シーンは圧巻だった。当時を生で覚えている身としては鳥肌もんでしたよ。フレディーがみたら、苦笑いしながら、それでもきっと拍手を送るだろう。観て良かった。

もうひとつ、自分でKindleに落としておいたのが、「The Ice King」。これは1976年の冬季オリンピックで金メダルをとったフィギュアスケーター、John Curryの映画で、こちらは実際の映像やインタビューを元に構成したドキュメンタリー映画だ。彼もフレディーと同じように、第一期エイズ感染組で亡くなった人だ。彼が金メダルを取った時の黄色と茶色のコスチュームの演技はかすかに記憶の端にある、、、?でもあの当時はフィギュアスケートなんて、世界選手権とオリンピックくらいしかテレビで観る事はなかったので、彼がそれ以降にたどった人生の事は知らなかった。「90年代前半にいかに才能ある人たちが次々とエイズの犠牲になったか」という話題で彼の名をもう一度ちゃんと聞くことになるまでは、、、スポーツであるフィギュアスケートをバレエのおうな芸術舞踊のレベルに引き上げて、ヨーロッパ、オリンピックのチャンピオンになった。今映像を観ても本当に美しい。エレガントだ。

同時期(前後5年くらいの間)に亡くなった才能あrふれる人たち、、、まずその前に、80年代になって耳に入ってきたエイズという恐ろしい病気は当時は原因感染経路も解明されておらず、「とにかく感染したら死ぬ」という恐怖映画のようなミステリーにみちた謎の恐ろしい病気だった。特に「ゲイの男性の間で感染が拡大」という事で、ますます謎は深まった。私が最初に驚いたニュースは当時巷のコアなファンに大人気だった「スネークマンショー」で怪しいカウンターテナーを披露していたオペラ歌手、クラウス・ノミの死だった。あれが最初に聞いた「知っている名前の犠牲者」だった。

そして世界中をショックの渦にしたのがロック・ハドソンの死。一気にエイズの認識が広がり、世界中?(すくなくともイギリス・ヨーロッパ・アメリカでは)でAids Awareness がブームになった。数年後にはHIVというウィルスが免疫力を無くさせてしまう事が解明され、感染経路も最初はゲイの人たちといわれていたのが、性別に関係なく感染することがわかり、コンドームの使用が叫ばれ、テレビでもコンドームが堂々と宣伝されるようになった。

でもそれらはすべて、最初の「謎」だった時期の感染者たちには遅すぎた、、、本当に、本当に残念だ。今ならHIVに感染してもエイズを発症せずに10年以上過ごしている人もいるし、治療法もどんどん進んでいる。この開発は本当に早かったと思うよ。でも「彼ら」には遅すぎたんだ、、、、

フレディー・マーキュリー、ルドルフ・ヌレエフ、ジョン・カリー、ジョルジゅ・ドン、、ボヘミアン・ラプソディーの映画の中で、当時ラジオでかける曲の長さは3分までなので、6分もあるこの曲をかけてくれる局なんか無いだろうというシーンで、「やってやろうじゃないか」とこの曲を一日に何度もかけたDJ、ケニー・エヴェレットがちょっとだけ登場する。このケニーも実はフレディーから数かけ月後にエイズでなくなってしまった、、、、みんな40代だったんだよね。もっともっと活躍して、そしてその後をプロデュースなり、指導するなり、後に続くアーティスト達に繋いでいってくれたはずの人たち、、、もう一度改めて合掌、、、、残念だわ、、、、


 

ハロルド・ピンターの芝居を「ハロルド・ピンター劇場」でシリーズ上演している。観てきたのは 「Betrayal」。私は知らないのだけれど、主要キャストの一人は「アヴェンジャー」ものの映画で人気の人らしい。どうりで劇場は満杯、今回はサークル席の最前列を取ったのだけれど、見回すと後ろのギャラリーに立見が出ている。ああ、だからBox officeの前に長蛇の列ができてたんだね。「お客さま」が多いのかなあ〜??とちょっと不安。

主要キャストは3人。タイトルの Betrayal(裏切り)はこの比較的シンプルな芝居の中で多用に絡まってくる。まあ、簡単にいうとダブル不倫、いや、トリプル不倫というやつだ。
エマ(Zawe Ashton)とロバート(Tom Hiddleston)は夫婦で二人の子供もいる。そしてロバートの長年の親友、ジェリー(Charlie Cox)も家族もちで、お互いに長い友人関係を持っている。で、このジェリーとエマは7年間に渡る不倫関係を2年前に清算したのだが、今になって、ジェリーはエマからロバートと離婚することになったと聞かされる。

離婚の原因はロバートに何年も前から愛人がいたことが発覚したからなのだが、これをきかっけに、実はロバートはエマとジェリーの関係を4年も前から知っていたこと、ロバートが知っているという事を知っていたエマはそれをジェリーに話さなかったことが明かになる。

二人が深い関係になって、それをロバートが知ってから今まで知らぬ顔でジェリーと親友づきあいをしてきた様子、エマとジェリーの関係が少しずつ薄れていって終止符を打つ流れを時間を遡りながら台詞だけで見せていく。

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何もない舞台にあるのは二つの椅子だけ。これを回り舞台の構造をうまく生かして3人の微妙な心理のずれや表裏を表す演出がなかなか上手い。演出のジェイミー・ロイドの舞台は今までいくつか観たけれど、私の中で好き嫌いが二分されている。今回は本よりも演技よりも演出が光る。

台詞の中に絶妙な静止と静寂が随所にちりばめられている。台詞を畳み掛けるのではなく、返事を返すまでの少しの間にお互いの顔を見つめることで返事の一言の感情を何倍にも膨らませているのだ。この間の取り方が絶妙で、意味を持たせるギリギリのタイミングを維持しつつ、芝居のペースも崩さない。とてもデリケートな演出だ。

もう2年前に関係をやめたエマとジェリーが、久しぶりに飲みながら始まる開幕のシーンはぎこちなく、それでいてかつての親密さも隠せず、同じことを何度も聞いたり取り繕うとして見たり、、、、自分達がロバートを裏切っていたはずが、実はロバートもエマを何年も前から裏切っており、さらにロバートが二人の関係を知っている事をジェリーには知らせずにいたエマの裏切り。そして不倫を知っていながらジェリーと親友として振る舞ってきたロバートの仮面。遡る形で戻っていく過去のシーンは、「今思うと、、」という目線で見ることになるので、繊細な演技が求められる。ここでも抑えた言い回しやセリフの間の数秒の間合いが心理描写に効果的に使われている。

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もう一つ、演出で目を引いたのが舞台の後ろに映る影だ。ほぼ白い空間なので3人の陰が後ろの壁に綺麗に映るのだが、そこでもまた見えない心のセリフが呟かれているかのような効果を出している。時々、写っている影は別の動きをしているんじゃないかと思わず錯覚してしまうような鮮明な影絵。
最近は小さい劇場だとサークル席の最前列というのが結構お気に入りだ。今回もサークル最前席だったので、舞台上の役者の姿と後ろの影が重ならないでちゃんと見えたので正解だった、2重の回り舞台を使っ手の、お互いが行き来したり交差したりする様子もサークル席からの方がよく見えた。

ハロルド•ピンターというとちょっとひねくれたような「不条理劇」に分類される作品も有名だけれど、映画の「日々の名残」(カズオ•イシグロ)や「フランス軍中尉の女」等の脚本も手がけていて、このBetrayalも7年間の3人の関係をとても繊細に書いている。もちろん会話上の掛け合いから生まれる言葉の面白さも充分あるので何気ない会話に笑いも起こる。

休憩なしの1時間半はちょっと疲れた土曜日の仕事の後にはちょうど良い。劇場を出たらまだ薄明るさが残っていた。結婚生活に幾つのBetrayalがあるのかは人それぞれだ。別に不倫だけの話じゃない。心のどこかで、きっとお互いに必ずあるはずのBetrayal。大人の芝居はいいなあ〜〜


いやいや、年を取るとはこういうことなのか、、、、と実感せずにはいられない。もう3週間前にソファーの角に足をぶつけて「これは打撲だなあ〜、治るのに2週間くらいかな」と思っていたのだが、、、甘かった!!
すぐに冷やせば良かったのかもしれないけど、 出掛ける時だったからそのまま我慢して出てしまった。でも確かに少しずつ良くなってきて、大使館にパスポートの更新に行った時はもう自分では治りかけ、と思っていたのに。

大使館に行ったついでに久しぶりのロンドン都心だったから元気よく沢山歩いて、Japan Centreで買い物なんかもしてきたのだが、、、ブーツで闊歩し過ぎたのがいけなかったのか、そういえば途中でちょっと転びかけて膝をついたりしたのが影響したのか、その夜に猛烈に足が痛みだし、パンパンに張って膝の方までピリピリ痛む。寝ようとする頃にはもう足を動かすのもままならず、「これで明日仕事に行かれるのか、、?」とさえ思ったほど。

翌日、どうにかビッコを引きながら仕事に行き、それにしても何で今さらこんなに足が痛んでパンパンに、、、、と泣きたくなった。たぶん筋肉下で内出血したのだろう。それから1週間過ぎても相変わらず足はパンパンで引きずりながら歩くので今度は腰や背中が辛くなってきて、「さて、良くならなかったらどうしたものか?」とごく単純なはずの事を考える。

イギリスで「医者にかかる」ことほど頭の痛いことはない。特にこういうケースの場合、「緊急」ではない。そうなると通常はGPと呼ばれる登録してあるファミリードクターにアポをとるのだが、これが大抵1ー2週間後ということになるし、そこから外科の専門医にアポをとるにはまたまた数週間というのが現実だ。さらに3日ほどしてふと足を見ると、ぶつけた腿ではなくて膝のまわり全部が紫色に内出血している!多分筋肉下で出血していたのが下に下がってきて、膝回りは皮膚が薄いから見えるのだろうけれど、この時で怪我をしてから2週間以上経っていたので、もしまだ内出血が続いているのなら、やっぱり緊急で病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきかわからないような症状の時にかける111サービスに電話してアドアイスをもらおうか、、、と頭を悩ます。

「丸3週間経って変化が無かったら111に電話しよう」と決めて様子をみていたら、、やっとおとといあたりからパンパン具合が減って膝の曲がりが前日より良くなってきた。昨日、今日と少しずつ軽くなってるので、これはやっと回復に向かっているなと実感。ああ、この安堵感!!

昨日で腿をぶつけて丁度丸3週間。それでやっと回復に向かいつつある兆しが見え始めたのだから、まあなんと時間のかかることよ、、、年を取るとはこういうことなのかい?? とはいえ、少し気になる事もあるので、姉に話したら来月日本に行った時に血液の検査をしてもらえるように手はずしてくれた。でも私は日本の保険が無いんだよ〜〜?

本当は4月から日本に行くまでにちょっと身体を絞ろうと思って計画していたのに、運動は一切できずに過ぎてしまった。良くなり始めたとはいえ、痛みと腫れがちゃんと引くまでには1週間くらいはかかるだろうから、本当に予定がすっかり狂ってしまったわ。でも日本に行くまでに完治してくれればいいかな。日本では友人たちとの日帰り温泉、カラオケ、女子会の飲み会、元芝居仲間の舞台やフィギュアスケートファンの方にまたネイルを頼んで、、、楽しいことが沢山待っている。もう少しだ、頑張れわたし!!!


明仁天皇が退位される平成最期の日だった。

実は今日は休みなのでパスポートの更新に日本大使館まで行ってきた。大使館に行くのは10年ぶり、いや、実際にはパスポートは残りが6ヶ月を切ったら国外に出る前に代えておかないと厄介なので、実質9年半ほどでの更新ということになる、、、、ほとんどの国はパスポートに6ヶ月(か、国によっては3ヶ月)以上の有効期間がないと入れてくれないのだ。本当にね、なんで有効期限の日まで使えないのかしら?まあ仕方がないね。

という事で朝から出かける。まず写真だ。デジタル写真は受け付けないと書いてあるので、こちらにもいちおう「パスポート用」の写真を撮れるブースもあるのだが、面倒は避けたいので、撮ってもらってから行くことにした。現地日本人の口コミで、「大使館の裏の方に取ってくれるところがあって、もうよく分かってるから日本の、って言えばちょいちょいっとやってくれる」との事だったので、多分ここの事だろうと思われるスナップ写真屋へ。Snappy snapsというチェーン店なのだが、とてつもなくフレンドリーで居心地の良い店だった!
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日本大使館はロンドンの中心、グリーンパークを正面に臨む大通り沿いの一等地にあるので、この写真屋があるのもすぐ裏側のメイフェアという高級地区だ。50くらいのヒゲの親父さんと、写真を撮ってくれた小柄だけどハンサムで感じの良い青年、あと若い女の子の3人がいて、3人とも白人のイギリス人だったというのも珍しい感じがした。田舎の町に来たみたいなフレンドリーさだ。青年がテキパキとあっという間に写真を4葉撮ってくれて、待つ事5分もかかったか、、、??

「£5でデジタルの写真も付けるよ」というので、「いや、それはいらない」というと、少ししてからまた「ただで付けてあげるよ」と言う。いきなりフリーのオファーになったのは驚きだけど、実はパスポート用の写真なんで本当に使わないから要らないのだ。車の免許の写真もつい先月更新したばかりだから、これで向こう10年はこの手の写真が必要になることはきっと無い、、、、、「やっぱり必要ないからいいわ」という事で、最低の4葉写真だけ受け取った。
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大使館には本当に10年に一度しか来ないけれど、昔とはずいぶん変わった雰囲気になった。初めて来た時は結婚したときで、婚姻届と住民票を出したのだけれど、当時はなんだか思い切り「上から目線」で、しかも書類の記入もいちいちうるさく、「大使館に行くと絶対書き直しさせられるよ」と日本人の間で評判だった。部屋もなんとなく薄暗かったような気がする、、、今は入った入り口も明るくて、モダンな感じ。働いている人たちも気さくで感じが良かった。申請書の日付は「平成31年4月30日」、これが平成最期の日付となる。発行されるのは来週なので、発行日は「令和元年」になる。

最近どうも日本のテレビ番組を見つけにくくなっていて、ドラマなんかも1−2日のうちなら見られても、ちょっと数日経つともう見つからなくなってしまう事が多い。今までは私も検索するのはもう慣れっこで、裏技級の方法で探し出していたのだけれど、流石に最近VPNを考えている。多少お金払っちゃおうかな、、、せっかくの御代替りなので日本のテレビをライヴでそのまま見られないかとこれまた探してみると、ライヴストリーム配信しているサイトがあった。ちょうど休みなので元号が変わる12時はこちらの午後4時。テレビを観ると日本中あちらこちらの様子が映し出されて、なんだか新年のお祭りみたいだ。

こんな「お祝いムード」で新しい元号を迎えられるのも、明仁天皇がお元気な内の退位だからだ。前の時は昭和天皇はもう数ヶ月もご病気だったため、全国が「自粛ムード」で、楽しい事や華やかな事は全て取りやめ、なんでもCMの「みなさ〜ん、お元気ですか〜〜!」と元気に叫ぶコピーまで取りやめになってしまったと聞いた。新天皇の即位もそれ以前に「喪に服す」というのが先で、即位式までお祝いムードにはならなかったという。だから今回「生前退位を」と陛下、いや、上皇様が希望されたのは、国民が新しい時代をお祝いムードで迎えられるように、という配慮もあったのではないか。

新天皇陛下は子供の頃から「浩宮様」として親しみを感じていたものだ。イギリスのオックスフォード大学に留学されていて、夏には日本人滞在者で開いた「 Japan祭り」にも参加なさったりしていた。(あの当時の日本はバブル絶頂だったから、日本企業の駐在社員は勢いがあったからなあ〜、、、)また新しい時代の新しい象徴天皇として、雅子様とお二人でのご公務が始まる、、雅子様はどんな様子なのかしらね、、?もしかしたら、少しずつ皇后としての公務に精を出されるとまた精神的に変わっていかれるんじゃないかしらねえ〜〜

日本行きまであと1ヶ月。新しいパスポートで行く事になる。



 


今年は年明けてからイースターまでが長かった〜〜!いつもは大抵3月にあるはずのイースターが今年は暦の上で4月終盤。毎年多少のズレはあるものの、これって覚えてる限りで一番遅いかなあ〜。

でもその代わり、先週までとうって変わっていきなり夏のお天気。一週間前の土曜日には午後にいきなりどか雪が降って、騒然としたもんだ。なのにこの週末は金曜日のgood fridayからずっと20度越えてる。神様からのご褒美だねえ〜〜。 おまけに5月の頭と最終月曜は休日なので、このイースターから6週間の間に3連休が3回ある(私は火曜日が休み)。これは嬉しいですよ!頑張った甲斐があったというもの。

イースターとはいっても昔と違って今はお店もオープンしてるし、家に引きこもっている理由もない。テレビでは相変わらず毎年毎年の「ナザレのイエス」を延々とやっている。ゼッフィレッリ監督のこのミニシリーズは全編放映すると8時間くらいだから、ほぼ一日中やっている。もう何度も観てるんだけど、ところどころ見返してしまう。そういえばゼッフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」が久しぶりに見たくなったなあ〜、、、

今日(月曜日)が本当のイースター。今年はイースターが丁度学校の年度末休みと重なって学校は3週間休みということで、出掛けている人たちも多いみたいで、町も少し静か目。でも夏っぽい天気を楽しもうとみんなリラックスした様子。

最近お気に入りのカフェにやって来た。ここは地元のデパートの中に新しくできたイタリアンカフェで、コーヒーもケーキもサンドイッチもすごく美味しい。普段はケーキなんて食べない私だが、甘さ少な目なのをいいことに、ついこんな大きなフルーツケーキなんぞ頼んでしまった!!
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いつも頼むチーズケーキが今日は無かった、、、ここのストロベリーチーズケーキはムースのようにフワフワで、それでいてチーズのしっとりした舌触りもあって、上に巨大なイチゴの半分が乗っている。もちろん甘さ控えめ。濃いイタリア式のアメリカーノのコーヒーと合性抜群なのだ!!でもこのフルーツガトーもすごくいける、、スポンジがしっとりフワフワ、、、、

昔、高校生の頃は本当に毎日のように喫茶店にいたなあ〜。学校の帰りに友達とつるむのはいつも渋谷の喫茶店。「いつもの」店というのが3件くらいあって、毎日学校が終わると「今日はどこにする?」という感じだった。休みの日だってよく独りで喫茶店にいた。本や漫画を読んだり、手紙を書いたり(なぜかあの頃は毎日学校で会ってるのに、わざわざ友達に手紙を書いていた)たまには宿題やテスト勉強もしたり、、、お茶2杯くらいで2時間とか、独りでいたなあ〜。やっぱりこういうのが好きなんだよね。回りがなんとなくざわざわと会話している空気の音がしてる中で独りでなにかするって落ち着く。家に独りでいるのとは全く違うんだ。

こうやって独りでブログ書いてると凄く懐かしい気がする。違うのは、あの頃は手書きでノートや便箋に書いていたけれど、今はKindleとコンパクトキーボードをBluetooth  で繋いでタイプしてるって事かな。

さて、来週の休みには大使館に行ってパスポートを更新してこなくては、、!!こちらでの運転免許の写真カードも無事更新したし、これで両方片付けばまた10年安泰だ。せっかく都心に出るから何か他の用事もついでにしてこようかな。誰かをお昼に誘おうか、、、、、






















4月も半ばだっていうのに、いきなりドカ雪が降ってきて大騒ぎになったりするロンドン。去年も確か Beast from East とかってやつが来て、4月になっても寒かったなあ〜。これからこれが定着していくんだろうか?それにしてもねえ、気温が二桁にならないってやっぱりちょっとねえ〜〜

あっという間にフィギュアの国別対抗戦がやって来ていた!今年のメンバーは昌磨くん以外は初めてという事で、なんだかフレッシュな感じだった。今回はEUROSPORTSが中継をいっさいしてくれなくて、仕方がないからネットで動画を探す、、、まあISUのサイトでほぼ全部観られてよかったわ。余計な解説もないしね。やっぱり解説無しが良いなあ〜。出場メンバーがみんな各々で、どの国の演技も楽しめた!

やっぱり競技会でありながらお祭りムードも入っていて、「国別いいなあ〜!」とつくづく思った大会だったわ。日本チームはキャプテンの小松原さんの采配か、いろんな被り物をみんなが交互にかぶって、それも結構ツボに入るものばかり。使い回しの名前プレートや、なぜか元号まで、、、みんな楽しそうで、ワールドであれだけ落ち込んだ昌磨くんが「元に戻っていた」のでほっとした。元に、、というのは今シーズン前までの宇野昌磨という意味だ。やっぱり今シーズンの彼は宇野昌磨らしくなかったね。

責任を受けて期待に応える選手になろうという意思は大事だし、頑張ったとおもうけれど、やっぱり今季はちょっと違ったんだね。特に年が明けてからはずっと苦しそうだった。もちろん怪我もあったのだから、それが大きく影響したとは思うけれど、やっぱり「らしくない」事をやってしまったのだと思う。

ルールが変わって手探りだっただろうから、安全策で通したのだろうけれど、ワールドでも「勝ちたい」とは言っていても、構成が勝てるプログラムじゃなかったし、、、ワールドからアイスショーの間に切り替えて思いきり攻め始めた、とは聞いていたけれど、国別では「違う人ですか?」と思うくらい変わっていた。(いや、元にもどっていた)美しく決めた4Fー3T、単独の4F、果敢に跳んで見事に転倒した3A−4Tは失敗にもかかわらず見ていて気分が良かった。体力的にきつそうだった終盤も、歪んだ顔で笑っている様子はなんだか楽しそうだ。宇野昌磨らしさがあふれていて今季の 「月光」の中で一番インパクトを残した演技だった。すごく良い顔をしていた。この国別の間ずっと。

やっぱり宇野昌磨には「攻める!」が合ってる。その攻めの姿勢で技術を安定させればいい。そうすれば自然に勝負できるでしょう。会場も、他国の選手達もみんな讃えていた。なんでも翌日のGalaのリハーサルは、男子選手達の超高難度ジャンプ練習大会になっていたとか。誰かに誘発されればみんなが頑張る。来季には誰かが3Aー4Tのみならず、ルッツのコンビネーションとか、4−4のコンビも跳び始めるかもしれないね。

あれ、、、そうなると、今年からルールが変わった結果が変わってくるか、、、基礎点の高いジャンプを持たない選手との点数の差がどんどん開く、、、トップの4−5人がいつも高得点でその下に50点差とかが定着しちゃうのはどうかなあ、、、だからこの国別でもキーガン•メッシング選手のフリーみたいなプログラムがすごく良いのに勝てるプロじゃないのが残念だ。

エキシビションガラもみんなすごく楽しそうだったね。ネイサンがあまり具合が良くなかったそうで、ちょっと影が薄かったけど、自分のプログラムは素敵に決めてくれた。大変だろうけど、大学生活も充実した年になるといいね。 今回は「国別ってこんなに良い大会なんだ」という印象が特に強い。海外の選手達、みんな日本に来てくれてありがとう。ちょうど良い季節だったから試合以外にも楽しんでもらえたかな。シーズン最後の大会で自己ベストを出した人も多くて、本当にみんな楽しそうで良い顔をしていた。

ネットでフィギュアの動画を探していたので、F1を見逃してしまった!!結果をチェックしようと思ったら、日本のサイトに「ルイス•ハミルトンが今期初優勝」って書いてあったんだけど、、、、え??前回のバーレーンでルイス勝ったじゃない、、??こんな記事書いていいのか、、!?いくらネットニュースでもこれは書いた人の神経が信じられない。恥を知れ!!

ここ4年は秋に行っていた日本、今回は6月頭に行くことにしてしまった!今年は夏のホリデーの予定が立たず、このまま秋までなんて待てない!!という事で、、、でも実はこの35年、一度も6−8月は日本に行っていない。そう、暑い時期は避けていたのだ。うーん、暑いだろうなあ〜〜、蒸し蒸しだろうなあ〜〜、、、、 覚悟を決めなくては、、、、
 


始まってるF1。初戦は録画を飛ばしながら観たので注目していなかったけれど、週末の予選から話題をさらった新人F1ドライバーの シャルル・ルクレール。なんと21歳のF1デビュー2選目にしてポールポジション。本戦でもスタートでトップを譲ったとはいえ、始終安定したレースで「これは初優勝」とおもう出来だった!!フランス人だと思ったら、正確にはモナコ籍だそうで、モナコからのF1ドライバーは初めてなのだそうだ。

惜しかったよね〜〜、可哀想だけれど、レースはドライバーとマシンとコース条件とtactics で決まる、、、一つが欠けてもうまくいかないのがF1の厳しいところだ。それにしてもフレッシュな新人の活躍はまたF1に新しい風を吹き込みそうだ。

夜のレースはコースを照らすライトの色のせいか、マシンのペイントの色が一層鮮やかで、ピッカピカに見える。ショールームに展示されてるような感じで、より一層マシンが魅力的。バーレーンという事で、余計になんとなく「金回りが良い」イメージだし、いつにもましてレースがカッコ良く見えたのだった。途中でヴェッテルがいきなりスピンしたと思ったら車から閃光を放ったのにはなんだか笑っちゃったし、あれやこれやといろいろ起こった中で、やっぱり安定のメルセデスチーム。

ラスト間近でルノーが2台とも続いて止まっちゃったのも笑ったし、でもそのおかげでセーフティーカーが出る事態になってしまって、あれがなければ絶対3位になってたマックス(フェルスタッペン)が気の毒だったわ、、、

それにしてもレース中の話題はもっぱらシャルル・ルクレールばかり。解説をしている二人のうち、一人はフランス式に彼を「シャルル」と呼び、もう一人は英語式に「チャールズ」と呼んで双方最後まで譲らないのが聞いてて笑えた。シャルルでいいでしょうが!そういう名前なんだから無理に英語発音にしなくたって、、、、!!

それにしても嬉しいよね、なんだかルイス・ハミルトンがデビューした頃の空気だ。レース終了後に、優勝したルイスがシャルルの事を本当に暖かい目で見ていたのがすごく印象的だった。車から出るとすぐに駆け寄って健闘をたたえ、(おそらく「残念だったね」とも言ったのだろう)その後も彼を称賛するコメントを出しながら本当に嬉しそうにシャルルを見ていた。きっと自分が同じような年齢で衝撃のデビューをした頃の事を思い出していたのかも。

ルイスがもう30代半ばっていうのが信じられない、、、!もうデビューして12年かあ〜〜、ホント、すっかり逞しくなったよなあ〜、、、、、F1のドライバーはキャリアが長い。これが例えばフィギュアスケートなんかと全く違う所だ。まあ、スケート競技はアマチュアだけど。シャルルも宇野昌磨くんも同じ21才だけれど、シャルルはこれがまだF1デビュー2年目で、あとうまくすれば20年近くやっていける。年を重ねるにつれて経験と判断力が培われて長くトップを競える。25ー6で引退のスケーターとはなんという違いか、、、

ヘルメットを脱いでみれば、これまたいかにもフレンチな顔立ちのイケメン君じゃあないですか、、、話してる様子も初々しくて、ちょっとフランス訛りの英語がチャーミング。これはこの1戦でファンが急増したこと間違いないね。もちろん私もこれ以後応援しますわよ〜〜。フェラーリはヴェッテルとのコンビでなんだか最強ムードだけど、もちろんメルセデスチームも負けてはいないはずだし、これはまた今年も面白くなりそうだわ、、、、



さて、2019年3月29日、本当なら今日の午後11時にイギリスはEU(ヨーロピアンユニオン)から離脱することになっていた。3年前の国民投票で正式に離脱が決まり、2年前の3月29日に2年間の離脱条件交渉期間がスタートしてから、さてどんな条件で英国とEUが合意するのか、(別名、離婚条件とも言う)その行方が注目されていた、、、、

とにかく「遅い、、」と言うのがこの2年間の感想だった。なんだか全然話が進んでいないような感じで、「本当に大丈夫なの、、?」と密かに心配していた。流石に残り時間が数なくなるにつれて「どうなるんだ?!」の声が大きくなり、その割には内閣にいたメンバーがやめてしまったり、数人の議員達がそれぞれの党を離れて「独立党」を立ち上げたりと、議会の中でまとまっていない様子が浮き彫りに、、そして「棚ぼた」で首相になってBrexitの舵取りをする事になったメイ首相に対する不信感が募って行く。

メイ首相がEUとの間で合意にこぎつけた離脱案は議会で否決され、その度にまた案を練り直してみたものの結局3回目の投票でも否決された。メイ首相は「この離脱案に合意を得らたら私は首相を降りて、今後の舵取りは新しい人に任せます」と。自分の不人気度を自覚した決意で議員達に合意を呼びかけたけれど結局今日の投票でも否決、、、結局ついさっき30日に日付が変わっても英国はまだEUを離れていない。

最終的な延長を考慮したEUとの取り決めでは、もし今日の投票で離脱案が可決されたら、少し伸ばして5月に正式に離脱する、という新たな日程が提示されていた。そしてそれが叶わなければ、どんな状態でも(最悪、「ディールなし」でも)4月12日に離脱、と決められている。 あと残されたのは2週間、、、!!

大規模なデモが続き、「離脱」に投票した人々は3月29日は「独立祝い」と楽しみにしていた。みんな、イギリスが独立独歩、EUなしでも強い国でいられると信じて、それを目指して3年前に投票したのだ。政府の舵取りが全く機能していないこの状態にみんなイライラを隠せない。

あと2週間で何が起こるのか、本当に解らなくなってきたよ。メイさんが今降りたとして、新しい首相に誰がなるんだ?ここまで追い詰められた状態で首相をやりたい人がいるのか??総選挙だって息巻いてる人もいるけど、そんな時間はないだろう!!?   

まあそれでも「ここまできたら仕方ないからこの案で可決しよう」って事にならないイギリスの政治が私は面白いと思っているのだけれどね。日本だったらここまで追い詰めないでしょう、、妥協妥協で、なあなあに穏便案で通過させると思う。 「こんな妥協案の為に国民は離脱に投票したんじゃないぞ!!」と鼻息荒く反発してしまう議会政治、お手本になります、、、 


結果だけはチェックしていたフィギュア男子の世界選手権をやっと見た。
いや〜〜すごい!凄い時代になったもんだ!!

ネイサンの優勝は本当に凄いジャンプの安定感で、プログラムもぐっと目を引く構成。まだ10代なのにもう「王者」の風格を付けてきているのが凄い!としか言えない、、、、それにしても銀メダルに終わったとはいえ、私は総合的にみて、やっぱり羽生結弦は「絶対王者」だと思った、、、どうしても治りきっていない足での演技だったから不安定に見える(彼としては)部分もあったけれど、技術だけじゃない、演技に華やかさが溢れていてこれは絶対に他の誰にも追い付けないものがあるんだよね。この二人、「勝つ」ということにエネルギーをそそいで、自分をおびやかす相手がいればいるほどプラスαの力が出せるメンタルが凄いのよ。本当に凄い最終戦だったわ〜〜

この二人と対照的だったのが昌磨 くんだった、、、、公式練習までは安定した様子で、ジャンプ綺麗に決めていたようなのに、本番に入って顔つきが変わってしまっていた。ショートまではまだ「建て直せばいけるかな」と思ったけれど、フリーの6分練習でリンクに出てきた顔をみて「これはダメかも、、、」と思ってしまったよ、、、本当に彼は素直に顔に出てしまうんだね。ずっと不安気な顔だったし、フリーで立ち位置に着いた時の顔が「まずいなあ〜〜」と思わずにいられなかった、、、出だしでああいう表情の時は大抵うまくいかないのが宇野昌磨選手なのだ、、、

で、全日本の時とは正反対のボロボロの演技になってしまった、、、最初のジャンプからスピードが足りてなかったし、2本目も同様、、、イーグルの時にはもう息があがってて、なんだか脂汗浮かべてるみたいで、「具合が悪いのか?!」と思ったほどだ。こんなにも人間で難しいんだね。「勝ちに行きたい」と公言していた試合での今回の演技は、見ていて本当にかわいそう(?)だったけれど、二人の王者にこの先くらいつく為にはどうしたらいいか、、
せめてヴィンセントには勝てるかなと思っていたよ。多分この先ヴィンセントも伸びてくる。彼はまだ17歳だ。来年には彼もトップ選手として安定してくるだろうし、今シーズンは不本意だったボーヤンだって3年後の北京を見据えた向上を図っているはずだ。


絶対王者とはいえ、どうしても羽生選手を見ていると「寂しいのかな?」と思ってしまう時がある。皆といる時になんだかはしゃぎすぎてる(仲間にはいりだがってる)様子だったり、表彰式の後、アメリカン二人での写真撮影になった時には一人はずれて寂しそうにあたりを見回して「しょうま〜!」って呼んでたし、、、、普段一人カナダにいるし、日本にいる選手逹も特に年下の若手にとっては「身近な先輩」ではなく、「遠くにいるあこがれのスター」みたいな存在だろうから、打ち解けられる機会もないだろうし、、、やっぱり同い年の刑事くんや子供の頃から面倒みてきた昌磨くんと一緒だとはしゃぎたくなるのかな、、、と思ったよ。


ガラで、昌磨くんがSee You Again を滑ったのは予想していなかったけれど、今回の世界選手権にはデニス ・テン選手の追悼のエキシビションが設けられていたという事で納得した。前日の演技でおそらく泣き明かした後に黒い衣装で滑った昌磨くん、今まで観たどの「SEE YOU AGAIN」よりも綺麗だった。美しかったし、2回の3Tも見事だったし、いろんな思いが詰まっているのが本当によく解る。宇野昌磨というスケーターの表現は羽生選手のものとは根本的に違うのだ。華やかに、観客にむけてエネルギーを発信していく羽生くんと、美しくたたずんで人々の目を引く美術品のような昌磨くんのスケート。
でもやっぱりね、最終的には欠けた美術品はそれで美しいけれど、でも価値は下がる、、、これからの宇野昌磨に必要なのは、どこにも欠けも傷もない上質の作品を提示することだ。

これで今年も終わりかと思ったらまだ国別対抗戦があった、、、しかもその前にはアイスショーも、、、「今年も優勝か?」とおもいきや、羽生くんはやっぱり治療続行という事で出ないのね。3年前の世界選手権でくずれて大泣きした昌磨くんが次へのスタートを位置付ける4Fを初めて決めたのが国別でだった。だから、今回もきっと、この失意の状態からまた立ち上がって成長してくる宇野昌磨を期待してる!!田中刑事くんが一緒だから、きっと大丈夫だ!ペアの海羽・龍組が出ないのは残念だけれど、女子もペアもメンバー一新で、あれ?経験者は昌磨くんだけかな?、、、、またみんなで繋がってくれますように。

アメリカ、ロシアは誰が出るんだろう、、、??基本は上位選手が出る大会だけど、ネイサン、ヴィンセントにアリーナとジェー二ャだったらまた凄い事になりそう、、、!!??今シーズンの集大成とも、来シーズンのスタートともなる団体戦、応援合戦も楽しいものがあるし、あっ!!Eurosportsは放映してくれるのかな、、なんかやってくれなそうな気がするよ、、、?ネット頼みか??

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先週の休みには、久しぶりの友人となんと!焼き肉!!

ロンドンで焼き肉を食べたのはもう何十年ぶりかなあ〜? 以前は焼き肉に行こうと思ったら、基本は韓国レストランに行かなきゃならなくて、まあ、それでもいいんだけれど、私は何故かコリアン特有のキムチ臭さが嫌いなのだ、、、チリもニンニクも大好きなのに、キムチが好きじゃない。どうしても韓国レストランだと、一品の量も少ないしお値段高いしで、昔は何度か行ったけれど、もうずっと行っていなかった。だから前回日本に行った時に、いつもは居酒屋に行く3人組と「今回は焼き肉にいこうよ!」という事になったのが本当に10年ぶりくらいだった。

久しぶりに会おう、と言うことになった友人が誘ってくれたこの店は日本の「金丹」で、だから日本式の焼き肉屋だ。いつできたのか、私は知らなかったよ〜〜! お昼に行ったのでお値段も大満足でお肉もなかなか美味しかった!

やっぱり「美味しい食事を美味しく食べる」って、一番幸せな事かもしれないね。心が沈んでたり、体調が悪いと食欲だって落ちるし、気がすすまないのに食べても美味しくは感じない。美味しくなければ嬉しくないし、有り難いとも思えない。会話もはずまないし満足感も得られない、、、、だから「ああ、美味しい〜〜!しあわせ!」と言いながら楽しくおしゃべりしての食事は本当に大事だと思うのでした。食事の後はホテルのカフェに場所を移して15階の窓からロンドンの街を見ながらひたすらトーク、トーク、またトーク。2年ぶりだったし、おばさん二人で7時間もお喋りしすぎて翌日には声が掠れてしまった!!

なんだかついこの間「F1もシーズン終盤になるとフィギュアスケートのシーズンだ」なんて書いたのに、もう「フィギュアが終盤のワールドで今年もF1が始まった」になってしまった。初戦はハミルトンが取るかと思ってたけど、ボッタスに次いでの2位発進。まあ初戦はこんなものかなあ〜。

そして始まってるフィギュアのワールド。なんだか女子も男子も激戦だ。今年のルール改正でとにかくSPが解らなくなった。言えることはとにかく転倒したらジャンプ分だけでない減点が待っているという事だ。転倒で即1点の減点、GOEのマイナス、さらにはPCOもすべて0.5下げられるし、これでアンダーローテーションだったりしたらあっという間にすごい点差になってしまう。

紀平選手の3Aの失敗も、宇野選手の4Fの転倒もゆうに10点くらいの減点になっているのだから大変だ、、、その一方で、新ルールを見事に生かしたのがジェイソン・ブラウン選手のSPだ。4回転ジャンプが無くても立派に戦えるというまさに見本。でも正直これはあくまでもSPまでの話。FPではプログラムの構成にぐっと差が出るからやっぱり数種類の4回転を複数跳べる選手とは大きく点差がつくだろう。

もちろん日本の選手達をどうしても応援してしまうのだが、皆んなの演技を観ていると、だんだん誰が勝っても構わなくなって来る。それくらいレベルも高いし真剣勝負だし、やっぱり勝負は「時の運」だからね。男子は余程のことが無い限りネイサンが勝つだろうけど、以下の5人は点差が5.4しかないからどうにでも引っくり返る。でもフリーの構成を考えると、残り2つの表彰台争いは羽生君、ヴィンセント、昌磨君の3人かな。この中でミスをした人が台落ちする事になる、、、、

メドヴェージェワ選手の復活(途中かな)が嬉しいね。今シーズンは焦らずに新しい環境とスケーティングに慣れる時間が必要なのは誰しも解ってはいたけれど、ここまで立て直して来るとは流石だ。来シーズンにはもっと自信をつけて来るだろうから、女王復活も期待できる。ロシアは大変だよね、来年は4回転のジュニアちゃん達が上がって来るし、、、、でも今回のフリーで女子フィギュアの歴史を作ったトゥルシンバエワちゃん、4回転を降りたのは素晴らしいけれど、19歳であの身体はちょっと心配だ。彼女にも疲労骨折が待ってるんじゃないかな、摂食障害とかね。あ、でもサンボ70は来年から4回転の子達が来るから別にいいのかな、、?

アリーナが立派に一段階上がっていて嬉しいね。来年以降お払い箱にならないように頑張ってるよね。去年よりずっと成長している。ショートもフリーも今シーズンで一番素敵だった。息の長いトップ選手ていて欲しい。紀平梨花選手は、私は「まだ今年じゃなくてもいい」と思っていた。シニア初シーズンにここまでやれたのは凄いこと。世界一はまだ今じゃなくても大丈夫だと思っている。坂本選手もそうだ。グングンと伸びてきて、トップを争えると言う認識を世界中に植え付けておいて、来年さらに安定した力にして行けばいい。大丈夫だ、きっともっと大きくなって来シーズンに活躍してくれる。

明日は男子のフリーは見ごたえありそうだ。ネイサンと羽生君の差が12.53かあ〜、、でもいつだったか羽生君が12点以上リードしていて、フリーでハビエルに逆転された事なかったっけ?これを跳ね返して逆転できたらもうホントに凄いよ〜!まあ、今季のネイサンは安定してるからまず優勝は手堅いとは思うけれど、、、名門大学生になって人生充実してるんだろうなあ〜〜 若いっていいわねえ〜。昌磨君にはやっぱり台に乗って欲しい。ジェイソンとマッテオよりプログラムの構成で断然上をいってるのだから。ヴィンセントと羽生君はをかわすのは大変だけど、プログラムをきっちり決めれば望みはある。

いつの間にか桜が咲いている。あんまり暖かくないから気がつかなかった。もう3月も終盤だもんね、来週末には夏時間になるし、早くもっと暖かくなってくれ〜〜!



Unknown

小さなスタジオでの小さな宝石のような芝居が好きで、最近はなんだかスタジオ式の劇場でばかり芝居を観ている気がする。
ピカデリーサーカスの一本裏通り、いかにもポッシュな紳士向け高級テイラーメイドの店が並ぶJermyn Streetにある劇場、多分普通に歩いていたら見過ごしてしまう。座席数70のスタジオだ。こんな小さなスタジオでの芝居なのに、大御所演出家のトレバー ナン氏の演出作が上演されるのがロンドンの面白い所。しかも今回の芝居は120年前に書かれたのに、一度も上演されなかった、まさに時代に埋もれていた本だという。

ストーリーは実は単純だ。まだ17歳の時に(おそらくは家同士の取り決めで)年上の作家である夫と結婚したアグネスは、画家として自立したい思いと自由を求めて家を捨て、今はデンマーク人の男友達でやはり画家のオットーと同居している。オットーとは今までは男女関係は持っていない様子、、、。最近になって彼女の元に届く手紙で彼女の様子がおかしいと気づいたオットーが事情を聞くと、アグネスはオットーに初めて自分が結婚している事、そして夫が毎日のように「戻って来るように」という手紙を執拗に送って来る事を打ち明ける。また、アグネスの事を慕う若いアレキサンダーも彼女との甘い時間を夢見て時おりやって来てはオットーを不機嫌にさせている。やがて彼女は夫の執拗な説得を振りきってオットーと供にフランスに移住する。そこでは二人は絵を描きながら「夫婦」として暮らしている。(法的にではないが)次第に男友達から恋人になったオットーとの関係にも変化が訪れ、アグネスは自分自身の人生を探そうと揺れる。そして今一度、自分の意思で新しいパートナー(アレキサンダー)を選んでオットーのもとから巣立っていく。

単純に会話が進んでいくのだけれど、重要なのは、この芝居が1900年に書かれたという事だ。まず、登場してすぐにアグネスはいわゆる上流家庭の女性だと分かる。それは彼女の物腰や何と言っても話し方だ。イギリスではその人の話す英語で家庭階級や教育の背景が解ってしまうのだ。絵の具で汚れていても、アグネスが「上流夫人」であることは明白で、一緒に暮らすアーティストのオットーとのバックグランドの差が少し見えるのだ。そして彼女に言い寄る年下の若いアレキサンダーも家庭環境は上流なようだ。

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そんな背景が、語られなくとも会話しているだけで見えて来るのが面白い。夫がいるのに他の男と暮らしているという事が当時はどんなにスキャンダラスだったか、というところから成り立っている芝居だ。要するに、当時の女性の自立、というより男の所有物からの解放とでも言うべきか、自己と自由な恋愛を求めて歩いていく女性というのは今なら当たり前でも当時は大変な反社会的な存在だったのだ。

作者のHarley Granville-Barkerは1877年にロンドンで生まれている。キャリアとしてはまず役者として多くの作品に出演している。そして演出も手がけるようになり、シェイクスピアも何本も手がけている。戯曲も書くようになり、20世紀初頭のロンドン演劇界ではかなり斬新なアイデアで新しいタイプの演劇人として活躍していた。そんな彼が23歳の時に書いたこの芝居を、彼は一度も上演しなかった。むしろ残された手書きの原稿には「こんなのはゴミだ」と書きなぐってあったらしい。当時はイプセンが「人形の家」等で自立しようとする女性を描いて上演禁止になっていたのだから、この題材の芝居を彼が「成功するわけない」と思ったのも無理はない。

夫ある身で同じ画家の外国人(オットーはデンマーク人ということになっている)と暮らし、家に戻るようにという執拗な夫の誘いを振り切ってノルアンディーで夫婦(同様の)生活を始める二人。初めは同居人だったのが、ここから愛人に変わって行く。この関係の違いはやがてオットーとの生活にも影響して来る。「肉体的な男女の関係」というものが、台詞では現代劇のようにはっきりとは表現していないところがいかにも120年前の本だ。それでもアグネスは「そういった事」にも自分の生き方を見つけようとしているのだ。オットーと夫婦として暮らしながらも、彼が他の女性にキスをした事実を知り心が揺れるアグネス。

夫婦と愛人の、お互いに対する権利と規制はどこで決まるのか?まあ今でも議論のタネじゃないですか、身体の関係さえなければ浮気にならないのか、、、とか?。 アグネスは再び自分の人生を変える決意をする。ずっと年若いアレキサンダーと新たな道へ歩いて行くことにするのだ。愛しているのか好きなのかはよく解っていなくても、、、、
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単純なのだけれど、時代背景を考えてみると、今の時代にも変わらないものがある。舞台の広さは幅が歩いて7−8歩、奥行きは3歩も無いくらいの空間だ。役者の位置は絵を描いているカンバスの前と反対側の椅子、あるいはノルマンディーの部屋ではテーブルと周りの椅子だ。これだけの空間で2時間のセリフ劇の演出はやっぱりなかなか難しい。トレバー•ナン氏ならでは、か、、、、

実は見ていて本に書かれているのか、それともナン氏の演出なのか、分かりかねる部分も多い。どこまで作者が意図して描いた動きや設定なのか。ブリティッシュライブラリーで見つかったオリジナル原稿は鉛筆書きで、この上演に当たって戯曲家のRichard Nelsonが「Rivisor」としてクレジットされているので、手書きの原稿から書き起こしたのだろう。

登場人物5人の芝居。作者本人は「ゴミ」と思ったのかも知らないが、21世紀に観ても結構面白かった。ものすごく感動する、というような本ではないけれど、忘れられていた小さな宝石のような作品だ。実を言うともう少し広い舞台でもいいかも。せめてキャパ200くらいの、、、地味な作品だけれど、掘り出した価値があると思う。ナン氏の演出にも拍手。


年が明けてから2月の半ばまではひたすら我慢我慢の冬!
それでも少しずつ日が伸びてきて、先週末からは気温も一気に春らしくなった。何と言っても陽の暖かさが違う。春の匂いがする季節!!散歩に出たらこんなカップルにも遭遇。もう暖かすぎなんじゃないかなあ、白鳥には、、、、、
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先週はなんと、学校のハーフターム(学期の中間休み)で仕事は大忙し!!ただでさえ物凄い緊張感の中、いつもの倍のスピードでこなさなくちゃいけないというのに、いきなり始まった道路工事。それもうちの店の真ん前の歩道なものだから、ドリルで地面を掘るあのとてつもない轟音ときたら、、、!!!
さらに追い打ちだったのが、隣の店が最近新しいオーナーに買われて2−3階をフラットに改装するとかで、壁をガーガーとドリルで工事している。隣からも外からものダブル攻撃に加えて、検査待ちの子供達が店の中を大声あげてはしゃぎ回り、もうこちとらキレる一布手前!!

本当に、よく仕事をやりきったもんだよ、、とにかくミスだけはしないように神経ビリビリに逆立てて1週間踏ん張ったのでした。

今週は少し仕事はスローペースになったけれど、相変わらず外と隣の工事は続いている、、、、暖かくなってきたから本当はお店の入り口のドアは開けておきたいのに、とてもじゃないけれどムリ!! 

ここまでくればもう冬のドンヨリは終盤だ。とは言ってもこのまま春になるかというと、そこが信用できないのがイギリスの気候、というより、最近はもう全世界的に気候がおかしくなってるからね。去年だって4月の頭に雪が降ったし、、、お店に来る人達も皆んな言ってる、「これで騙されちゃいけないよね」って。それでも春らしい日差しは眩しくて暖かい。やっぱり春はいいなあ〜〜!

相変わらずの金欠で今年に入ってからはまだ芝居も観ていない、、そろそろ禁断症状が出そうなので、ちょっとチェックしてみる。実は「これ!」という演目もなかったのだが、来月にこれまた小劇場でのチケットを取った。ここはピカデリーサーカス近くにある座席数70のスタジオシアターなのだが、今回の演出はトレバー・ナン氏だ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやナショナルシアターの監督を務め、ミュージカルのキャッツやレ・ミゼラブルの演出でも知られる英国演劇界の大御所がこんな小さなスタジオでの芝居を手がけるというのもロンドンでは珍しいことではない。

さて、もう2月の終わりだというのに、一向にどうなるのかわからないBrexit。もうどう考えても「ディール無し」にしかならないんじゃないか、、と思うのだけれどねえ〜。実は私の自動車免許の写真カードを更新しなくてはならない。イギリスでは取得した免許自体は70歳の誕生日まで有効なのだが、写真を10年毎に更新しなくてはならないのだ。で、確か「Brexit後は現在入っているEU共通の模様を無くして英国のデザインにする」と言っていたと思うのよね、、、どうなるんだろうか?さらに思い出したのが日本のパスポートも今年の9月で切れる!海外に出るときはなるべく半年以上有効のパスポートを持って出た方が良いと言われているので、こちらも更新しなくては、、、、

お金かかるよ〜〜!戸籍謄本が要るな〜、、また妹に頼むか、、?実は更新に際しては、「現在の住所その他、前回のパスポート申請時と何も変わっていない場合は戸籍謄本の提出はしなくてもよい」と書かれてはいる。でも実は戸籍に書かれている「本籍住所」というのは現在使用されている住所とちょっと違っていたりするのはご存知だろうか、、?そう言った事項を正確に記載しなくてはいけないので、やっぱり取り寄せてもらうかなあ〜〜

今から自分で更新するのは自由だけれど、とりあえずDVLA(免許証交付のエージェンシー)から更新のお知らせが来るまで待ってみようかな。確か写真のサイズはパスポートと一緒だったと思うので、ついでにパスポートの分も写真を撮れるし。

今年はイースターがこれ以上ないくらいに遅くて4月の終わりだ。学校が春休みになるのと続くので、その時期にホリデーに行きたい人も多いだろう。でも何せBrexitがどうなるのか見当がつかないものだから、みんな予定を立てるのを躊躇している様子。まず、パスポートコントロールはどうなるのか、ヨーロッパで車を借りる際のライセンスはどうなるのか?(現在はイギリスの免許証を持っていけば間違いなくあっさりとレンタカーは借りられる)

あと1ヶ月なんだよ!?本当に大丈夫なのか!!??? 

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